2024/8/13、福岡ソフトバンクホークス三軍対愛媛マンダリンパイレーツの交流試合が行われました。
結果は12-8でホークスが勝ちました。
今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手については8月の三軍打撃成績を載せています。
アピールできた若手選手はいたでしょうか。
投手
赤羽蓮
赤羽蓮投手は3回4失点の投球でした。
全79球の内、ストライク52ボール27。
印象としては「球速が出てない」です。
今回の登板の赤羽投手は本来の球速が出ていませんでした。
ストレートは基本的に130キロ台後半から140キロ台前半。
本来はストレートでガンガン押していく赤羽投手。
そんな投手がストレートで押すのを諦めてフォークで空振りを取ろうと試みたものの、ストレートが走っていないので悠然と見逃されます。
それで結局走っていないストレートで勝負をせざるを得なくなったという苦しい投球です。
結局3回を投げて79球。
見ててとても苦しかったです。
風間球打
風間球打投手は1.2回1失点の投球でした。
全33球の内、ストライク19ボール14。
印象としては「4回と5回で別人」です。
4回はストライク先行の素晴らしい投球でした。
これから新しい風間投手の姿を見られると思い期待を膨らませていましたが、5回に回をまたいで登板した風間投手はいつもの風間投手でした。
4回は誰が投げていたのかと疑いたくなるレベルです。
確かに四球、ヒットで無死一二塁になった場面でサードゴロを三代選手がエラーしたのはかなり痛かったです。
あのゴロをしっかり捌いていれば、併殺は確実でした。
ただ、先頭打者に四球を与えているので何も言えません。
最後の打者にも四球を与えて、回の途中で降板。
この四球癖はどうにかしたいです。
フェリックス
フェリックス投手は3.1回無失点の投球でした。
全26球の内、ストライク21ボール5。
印象としては「先発いけるぞ!!!」です。
フェリックス投手がこんなにもストライクを投げれるなんて、私は感動してます。
以前のフェリックス投手であれば1回で26球という球数が普通にあり得たのに、今回は3.1回で26球。
いったい何が起きたのでしょうか。
前回登板では最速158キロの速球で力で押しながらの投球でしたが、今回はより長い回を意識してか球速は140キロ台中盤から後半。
それで制球が安定するなら後者の方が良いと思います。
ピンチの場面だけ力を入れるイメージです。
今後は、安定してストレート以外でカウントが取れる球を作ることが求められます。
大城真乃
大城真乃投手は1回3失点の投球でした。
全30球の内、ストライク16ボール14。
印象としては「全ては四球から」です。
森山選手に打たれたタイムリー二塁打はうまく打たれました。
そこを振り返るよりも大事なのが四球です。
先頭打者と2死を取ってから。
1回で2つも四球を与えました。
そんなことをやっていたら点を取られるのは当然です。
大城投手は来シーズンにも支配下登録される可能性が高い投手。
そんな投手が若手の手本となるような投球をしなければならないと私は思います。
調子が悪いなら悪いなりに、ど真ん中の真っ向勝負を挑んでほしかったです。
野手
ホークス選手の8月三軍打撃成績がこちら。(2024/8/13時点)
※8/5,12練習試合の記録は除く。
<スタメン>
<スタメン外>
今試合ではスタメン選手全員安打を放つなど打線が爆発しました。
牧原巧汰選手は4打数1安打、伊藤大将選手は3打数1安打ながらその一本が本塁打。
山本恵大選手は4打数2安打1四球1盗塁、重松凱人選手は5打数2安打3打点、三代祥貴選手は3打数2安打1四球2打点と3選手が複数安打。
山本選手に関しては初回の守備で背走しながらダイビングキャッチをする超ファインプレーもありました。
怪我だけには本当に気を付けて欲しいです。
盛島稜大選手は3打数1安打と打撃でも魅せましたが、一番すごかったのはブロッキング。
赤羽投手が苦しんで投球していた中で1球も後ろに逸らさなかったのは素晴らしいです。
盛島選手が素晴らしかった分、7回の守備から途中出場の加藤捕手が、9回に大城投手の外の変化球を捕球できなかったのは目立ちました。
グラウンド状態の悪さから来るのもしれませんが、内野手は全体的に守備が安定していなかったので、二軍一軍に上がるためにはそこをもう一度見つめ直す必要があると感じます。
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