2024/5/29、福岡ソフトバンクホークスvs読売ジャイアンツの一軍公式戦が行われました。
結果は1-0でジャイアンツが勝利しました。
今回はこの試合の全体的な感想をホークス目線で振り返ります。
ホークス投手&野手も個別に取り上げます。
野手に関しては5月の一軍打撃成績も載せてます。
全体的な感想
両チーム共に決め手に欠ける試合の中で、最後は12回裏に吉川選手のサヨナラタイムリーで決着がつきました。
ホークスファンの正直な感想としては、引き分けるなら引き分けて欲しかったですし、負けるならもっと早く負けて欲しかったです。
中継ぎ陣をガッツリ起用して最後の最後に打たれて負ける。
はっきり言って最悪の負け方です。
5/30のホークス先発は東浜巨投手、ジャイアンツ先発は高橋礼投手。
ホークスは5試合連続で2得点以下(1,0,1,2,0)。
この試合も投手にかかる負担は大きくなりそうです。
本格的に打線の組み換えを考えなければならない段階に入っていると思いますがどうでしょうか。
投手
大関友久
大関友久投手は7回無失点の投球でした。
全93球の内、ストライク58ボール35。
印象としては「勝ちに等しい投球」です。
初回の1死一二塁のピンチを凌ぎ、勢いに乗っていきたい所で味方打線がゲッツー連発。
なかなか点が入りそうな予感がしない試合展開でした。
それでも、辛抱してスコアボードにゼロを刻み続けました。
本当にナイスピッチングです。
パリーグ主催試合であればもう1回は間違いなく投げていたと思いますが、8回表は先頭で回ってくるということで代打を送られました。
次回登板も期待です。
ヘルナンデス
ヘルナンデス投手は1回無失点の投球でした。
全25球の内、ストライク13ボール12。
印象としては「自分でピンチを作って自分で抑える」です。
いきなり先頭に四球を出し、バント処理でもミス。
自分のミスを中心に無死二三塁のピンチを作りました。
この場面で相手にやられたくないのは前に飛ばされること。
三振でアウトを取れば何も起こりません。
そんな中でヘルナンデス投手は2死までアウトは全て三振で奪う好投。
注文通りでした。
さすがホークスの中で一番奪三振能力が高い投手です。
松本裕樹
松本裕樹投手は1回無失点の投球でした。
全22球の内、ストライク11ボール11。
印象としては「らしくない」です。
ここ最近の松本投手はらしくない投球が続きます。
今回は2死一塁の場面で四球。
一塁走者がそこまで足の速くない岸田選手、打者は長打の可能性が極めて低い重信選手だっただけに得点圏に無条件で進ませるのは非常にもったいない気がしました。
結果的にゼロで抑えることはできましたが、セットアッパーらしい投球内容ではありません。
津森宥紀
津森宥紀投手は1回無失点の投球でした。
全19球の内、ストライク12ボール7。
印象としては「変化球を打たれた」です。
生命線であるストレートを捉えられることはありませんでしたが、決め球に使った変化球を捉えられる場面はありました。
追い込まれている状況で簡単に打たれるということは、もしかすると変化球待ちをされていたのかもしれません。
これからは、もっと強気でストレート中心の配球をしていいと思います。
変化球を打たれて負けるよりも納得できます。
藤井皓哉
藤井皓哉投手は1回無失点の投球でした。
全31球の内、ストライク15ボール16。
印象としては「松本投手と同じ」です。
2死までアウトを取ってから連続四球。
それも長打の少ない重信選手と門脇選手に対してです。
塁に出したくない選手を簡単に出塁させて一打サヨナラの場面まで持っていき最後はゼロで抑える。
今回の松本投手とほぼ同じです。
オスナ
オスナ投手は0.1回1失点の投球でした。
全7球の内、ストライク6ボール1。
印象としては「球速以上の球威が無い」です。
前回登板では投げミスが無く、今回もそこまで荒れているようには見えませんでした。
それでも打たれてしまったのは球速以上の球威が無いからです。
オスナ投手の今シーズンの状態を見る限り、こういうことが起こることもあります。
切り替えるしかありません。
野手
ホークス選手の5月一軍打撃成績がこちら。(2024/5/29時点)
2024年シーズンのホークスはある程度打線を固定しながら戦っていました。
それが良い形で機能していた3,4月は貯金を12も作りました。
ただ、そろそろ変えなければならない時期に来ているのではないでしょうか。
一番問題なのが5番近藤健介選手を活かせていないことです。
近藤選手と勝負せざるを得ない状況にしたくて5番に近藤選手を据えたはずなのに、勝負を避けても大丈夫なぐらい、上位打線がチャンスを作れていません。
特に1番周東佑京選手は固定されるような成績を残せていません。
柳田悠岐選手も状態が3,4月に比べるとかなり落ちてます。
結局は、開幕前に考察したこの形になるのではないでしょうか。
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