2024/5/14、福岡ソフトバンクホークスvs東北楽天ゴールデンイーグルスの一軍公式戦が行われました。
結果は4-1でイーグルスが勝利しました。
今回はこの試合の全体的な感想をホークス目線で振り返っていきます。
ホークス投手&野手も個別に取り上げます。
野手に関しては5月の一軍打撃成績も載せてます。
全体的な感想
この試合を振り返って一番印象深いのがポンセ投手です。
初回から150キロ中盤のストレートで押していきホークス打線を圧倒。
正直、あれだけ飛ばしていれば、疲れてきた5回辺りにチャンスが来るかもしれないという風に普通は考えます。
実際、チャンスが来て1点は返します。
ただ、ここでもう一段階ギアを上げ、柳田選手に対しては153キロのストレートで空振り三振。
これはポンセ投手の方が一枚上手だったと考えるしかありません。
ポンセ投手は前回登板でホークス打線相手に5回8失点のめった打ちを喰らい、悔しい思いをしたと思います。
それを結果で示すところがさすがプロです。
ホークスとしては5/15の試合はまさにポンセ投手のようにやり返してほしいです。
先発投手はホークスが石川柊太投手、イーグルスが荘司康誠投手。
前回対戦では、荘司投手に7回1安打1失点と完璧に抑え込まれています。
同じ相手に同じやられ方はできません。
投手
有原航平
有原航平投手は6回4失点(自責点3)の投球でした。
全107球の内、ストライク63ボール44。
印象としては「審判との相性が悪い」です。
今登板で有原投手は与四球が4つ。
ただ有原投手が荒れているようには感じませんでした。
良い所には投げ切っているのにストライクを取ってもらえない。
なんとか追い込んでもイーグルス打線にファールで粘られる。
この主に2つの要因で四球連発の投球となりました。
さらに走者を溜めた後は余計に大胆に攻めることが出来なくなるので、そこでも四球を出しました。
結果的に2回は四球を3つも出してよく2点で凌げました。
本当の問題は4回です。
2死から辰己選手に四球を与え、次の石原選手に真ん中のカットボールを完璧に捉えられてホームラン。
ここでの四球が余計です。
この2点で反撃の希望が一気に薄れました。
有原投手はエースなので次回登板ではやり返してくれるでしょう。
長谷川威展
長谷川威展投手は0.1回無失点の投球でした。
全5球の内、ストライク4ボール1。
印象としては「素晴らしい投球」です。
小深田選手と小郷選手に対して自分の打撃をさせませんでした。
小郷選手にはセンター前へのポテンヒットを許しましたが、完全に打ち取った当たりです。
勝ちパターンとして投げても全然問題ないくらいの投球内容を常に見せてくれてます。
又吉克樹
又吉克樹投手は0.2回無失点の投球でした。
全5球の内、ストライク3ボール2。
印象としては「外中心」です。
村林選手に対する投球は全て外。
2球目に外のカットボールを空振りしていたので、最後三振に打ち取った球も2球目以上に良いコースの外のカットボール。
そろそろ内に来るかと思わせておいてその逆です。
一塁走者の盗塁のスタートも遅らせることに成功し甲斐選手の盗塁阻止をアシストしました。
セットポジションから長く持ったり、いろんなタイミングで牽制をしたりとベテランの技術が垣間見えました。
津森宥紀
津森宥紀投手は1回無失点の投球でした。
全9球の内、ストライク6ボール3。
印象としては「完璧」です。
前回登板が5/5西武戦。
かなり間隔が空いた中で、試合勘を取り戻すのは難しいかと思いきやそんなことはありませんでした。
ただただリフレッシュして活きの良い球を放っていました。
内外高低にストレート&変化球を投げ分ける完璧な投球。
何も言うことありません。
野手
ホークス選手の5月一軍打撃成績がこちら。(2024/5/14時点)
三森大貴選手のバットが止まりません。
この試合でもタイムリー。
得点圏打率は驚異の.692。
今の状態なら、9番ではなくもっと上の打順で起用しても面白いと思います。
例えば近藤選手の後ろ(6番)に置けたら、さらに得点力が上がりそうな気がします。
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