2024/5/4、福岡ソフトバンクホークスvs埼玉西武ライオンズの一軍公式戦が行われました。
結果は5-4でライオンズが勝利しました。
今回はこの試合の全体的な感想をホークス目線で振り返り、次戦以降の戦い方を考察していきます。
ホークス投手&野手も個別に取り上げます。
全体的な感想
今回の試合はどちらにも致命的なエラーがあり、打線も同じくらい打っていたので、どちらが勝ってもおかしくない試合でした。
ホークス対ライオンズは基本的にこんな試合ばかりですが。
カード頭を取れて勢いがあり、ホームで試合をできたライオンズに最後は勝利の女神が微笑みました。
ホークスとしては1点先制したものの3点取られて、そこから粘り強く得点を積み重ねて延長まで持ち込めたというのは良かったと思います。
こういう試合を続けていくしかありません。
5/5はライオンズ先発隅田知一郎投手、ホークス先発東浜巨投手。
今回も僅差の好ゲームの予感がします。
優勝をするチームは絶対に同一カード3連敗をしません。
2024シーズンが開幕してから1ヶ月。
パリーグで同一カード3連敗が無いチームはホークス、バファローズ、イーグルス、ファイターズの4チーム。
もし小久保ホークスが今年優勝するのであればこの試合は勝ちます。
投手
モイネロ
モイネロ投手は7回4失点(自責点1)の投球でした。
全115球の内、ストライク80ボール35。
印象としては「ナイスピッチング」です。
2回は栗原選手のエラーもあり3失点をしてしまいましたが、追い込んでからのカーブをうまく打たれたり、外の球を逆らわずに弾き返されたりと、全体的にライオンズの打者が一枚上手でした。
配球面を気にすることはあっても、モイネロ投手の投球自体に問題はありませんでした。
7回も源田選手にインコースのストレートを狙い打たれて失点をしてしまいましたが、投げてるコースはそんなに悪くなかったです。
切り替えて次の登板に臨むだけです。
6回を投げ終えて球数が102球だったのでそこで交代するかと思いましたが、7回まで投げ切ったのは次戦以降の中継ぎ運用を考えても大きかったと思います。
松本裕樹
松本裕樹投手は1回無失点の投球でした。
全14球の内、ストライク8ボール6。
印象としては「何の問題もない」です。
登板間隔が空いたことによる状態の悪化を心配していましたが、何の問題も無くて安心しました。
最後外崎選手をレフトフライに打ち取ったストレートだけ甘く入りましたが、それ以外は完璧です。
ボール球が少し多いということは言えますが、同点の状況で簡単にストライクを取りにいく方がおかしいです。
藤井皓哉
藤井皓哉投手は1回無失点の投球でした。
全12球の内、ストライク7ボール5。
印象としては「いつもの藤井投手」です。
もうここ最近の藤井投手は安心して見ていられます。
今回は遊び球を使わずシンプルにストレートとフォークの2球種だけ。
それだけで十分です。
甘い球は一切ありませんでした。
津森宥紀
津森宥紀投手は1回1失点の投球でした。
全18球の内、ストライク10ボール8。
印象としては「源田選手にやられた」です。
まず金子選手に四球で出塁を許したところが痛かったです。
そして次の源田選手はバントを失敗したものの、そこからヒッティングに切り替えて、3ボール2ストライクのカウントからセンター前ヒット。
3ボール2ストライクで三振の少ない源田選手なので、一塁走者の金子選手はスタートを切っており、無死一三塁。
この1,2番の出塁でほぼほぼ勝負は決まってしまいました。
アギラー選手のホームゲッツーで2死まで持って行ったものの最後は外崎選手に決められゲームセット。
ヒットを打たれた球はそこまで悪い球ではありません。
どちらもゴロヒットです。
次に向けて切り替えるだけです。
野手
ホークス選手の5月一軍打撃成績がこちら。(2024/5/4時点)
ホークス打線が5月に入ってから勝ててないのは3番4番に一本もヒットが生まれていないことが大きいです。
いくら他が機能していても、チャンスで回る打順が機能しないと得点には結び付きません。
この試合では3番の柳田選手がヒットは出なかったものの、ゴロと犠牲フライで2打点を稼ぎました。
5月の3試合だけでチーム断トツの7三振を喫している柳田選手が前に飛ばすだけで得点が生まれます。
状態が上がるまでは、いかに前に飛ばせるかが鍵になります。
周東佑京選手は5打数2安打2盗塁。
川瀬晃選手は3打数2安打1四球1盗塁1犠打。
栗原陵矢選手は4打数2安打1犠打。
三森大貴選手は3打数1安打1打点。
中軸に繋ぐ選手、中軸の後を打つ選手はしっかり結果を残しています。
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