2024/3/12、福岡ソフトバンクホークス対阪神タイガースの2軍戦が行われました。
結果は5-4でホークスの勝利です。
今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手については、目立った選手を取り上げて紹介します。
現時点で一軍に上がりそうな選手は果たして誰でしょうか。
投手
和田毅
和田毅投手は4回4失点の投球でした。
全68球の内、ストライク45ボール23。
印象としては「球威・制球共にまだまだ」です。
初回はストレートで空振りが取れていたものの、2回以降はストレートでの空振りがゼロ。
スピードが本来の和田投手と比べて全然出ていませんでした。
また全体的に甘く入る場面が多く、相手打者に気持ちよくスイングされていました。
ホーム開幕戦までに調整は間に合うでしょうか…。
津森宥紀
津森宥紀投手は1回無失点の投球でした。
全17球の内、ストライク13ボール4。
印象としては「開幕に間に合いそう」です。
左足関節の炎症で調整が遅れていましたが、今回の登板では最速148キロと球速が出ていましたし、低めの制球もできていました。
津森投手が開幕に間に合わないと仮定して、開幕の中継ぎメンバーを考えていました。
ただ、キャンプから凄いアピールをしていた尾形投手の調整が遅れているので、まだ開幕1軍の枠は残されています。
実績十分の津森投手が開幕メンバーに入る可能性は高いのではないでしょうか。
佐藤宏樹
佐藤宏樹投手は3回無失点の投球でした。
全47球の内、ストライク29ボール18。
印象としては「回を追うごとに制球が安定」です。
初回は良い球と悪い球がはっきりしていて、安定感がありませんでした。
13球という球数で終えれたものの、もっとじっくり球を見られたら苦しんでいたでしょう。
2回は球数こそ27球を要し、最後は満塁のピンチも背負ったものの、初回よりは投げたいところに投げ切れていました。
3回は球の強さを活かし、ストライクゾーンを前に飛ばしてもらって、7球で終えました。
佐藤投手の球が強いのは分かり切っていることなので、狙ったところに投げさえすれば一軍で抑えられます。
この登板に関しては、開幕ローテーションが確定している和田投手よりも佐藤投手の球の方が活き活きしていました。
鍬原拓也
鍬原拓也投手は1回無失点の投球でした。
全15球の内、ストライク9ボール6。
印象としては「課題は最後の一球だけ」です。
ストレートも変化球も全体的に低めに制球できており、大崩れするようなイメージはしませんでした。
最後の打者となった渡邉諒選手に対する最後のスライダーが甘く入ってしまったのでそこだけ課題です。
野手
この試合でのホークス選手の打撃成績がこちら。
この試合ではリチャード選手と吉田賢吾選手に本塁打が飛び出しました。
また、大泉周也選手の鋭い当たりの二塁打2本も見逃せません。
守備で目立ったのは、野村大樹選手。
難しいバウンドの送球を2回もうまく捕球しました。
廣瀨隆太選手も後ろ向きの難しい体勢でセカンドフライを捕球しました。
一軍昇格に向けてアピールを継続したいところです。
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