ソフトバンクホークスの2023年度プロテクトリストを考えてみた

ホークス考察
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どーもこんにちは、うえでぃーです。

今回はホークスの
2023年度プロテクトリストを考えていきます。

プロテクトリストとは・・・
外国人選手と新入団選手を除いた支配下選手の中で、
絶対に他球団に取られたくない28選手のリストのこと。

AランクBランクのFA選手を獲得した際に、プロテクトされていない選手は、その選手を獲得された球団に移籍する可能性があります。

Aランク選手とは旧球団内の
日本人年俸ランキング1~3位で、
Bランク選手とは旧球団内の
日本人年俸ランキング4~10位の選手のことです。
Cランク選手は旧球団内の
日本人年俸ランキング11位以降の選手で、FA補償は必要ありません。

ホークスは2021年に又吉投手、2022年に近藤選手と、Bランク以上の他球団の主力選手を獲得しており、今年も獲得の可能性は十分あります。

今のうちにプロテクトリストを考えておくことで、FA選手で盛り上がる時期に、本当にその選手は必要なのかと冷静に分析することができます。

さっそく見ていきましょう。

最新の予想はこちらから!!!

My プロテクトリスト

現時点で私の考えるプロテクトリストはこちら。

投手14人、野手14人の計28人です。
これから詳しく意図を説明します。

若手選手を厚く守る

私のプロテクト選手選びのテーマをは若手主体です。

投手の平均年齢24.5歳、野手の平均年齢25.07歳、トータル平均24.79歳にまとめました。

ホークスは若手が育っていないと言われていますが、確かにそうです。
だから、実績のある選手を続々と獲得しています。

その実績のある選手を起用して、チームは変わったでしょうか、勝てたでしょうか?
勝てていませんよね。

やはり若手が出てこないと、根本的なチーム力の底上げには繋がりません

中長期的な視点に立つことによって、チームは徐々にいい方向へ向かっていくと私は思います。

投手について

投手は先発を中心に選びました。

若くて実力のある先発がいるチームはオリックスを見ても分かるように強いです。
まだ芽が出ていなくても、将来的に大きな花を咲かせてくれると信じます。

田上投手木村大成投手はその筆頭です。

彼らを失って補強をするのは長期的にみると、補強になりません。

野手について

野手は思い切って守備を捨てました

守備を考え出すと、30代以降のベテラン選手を外せなくなるからです。
ベテラン選手を囲い込むと、若手有望選手が流出するので何の為の補強か分からなくなります。

FA選手を取るとして、実績のある選手を取られたら元も子もないじゃないかという批判は分かっています。

来年の優勝ではなく、数年後の常勝球団を目指しているプロテクトリストだと思ってください。
本当はもっと入れたい選手はいました。

だから獲得に向かうFA選手も必然的に若い選手になります。

ホークスが獲得に向かうべきFA選手

今年中にFA権を獲得する選手の中から、ホークスが獲得に動くべき3選手を挙げさせてもらいます。

田口麗斗

2023年シーズン、ヤクルトで守護神を務める田口投手は獲得に動くべき選手の一人です。

年齢は27歳と若く、タフで多彩な球種とコントロールが武器の素晴らしい投手です。
昨年は防御率1.25、今年も2023年,8/17時点で1.62と抜群の成績を残しています。

この選手が加われば、投手力に厚みが増します。

チーム内の日本人年俸ランキングは9位ということでBランク選手です。

もしホークスが田口投手を獲得すると人的補償が発生します。
ヤクルトのウィークポイントは投手(特に先発)なので、おそらく実績があり先発ができる投手を選択します。
石川投手なのか、森投手なのか、又吉投手なのか、武田投手なのか、高橋礼投手なのか、東浜投手なのか。

若月健矢

2023年シーズン、オリックスで正捕手を務める若月選手は獲得に動くべき選手です。

2022年オフにオリックスは西武の森友哉捕手を獲得し、彼を捕手として起用していくと中嶋監督は明言しました。

若月選手はこれで出場機会を減らすと思いきや、自らのバットと守備でアピールし、主戦捕手の座を譲りませんでした。

昨年の打率は.281,今年もこれまで.288と打撃面での成長がここ数年著しいです。
OPSもここ2年間は.700以上をキープしており、「打てる捕手」と言える成績です。
オリックス自慢の投手陣に対し打席に立っていないという部分はあるとしても素晴らしい成績であることに間違いはないです。

年齢も27歳と若く、もし彼がホークスのレギュラーキャッチャーになれば若返りを図れます。
昨年の嶺井選手獲得とは意味合いが全く違います。

さらにチーム内日本人年俸ランキングは14位と
Cランク選手なので補償選手が必要ありません。

興味を持つなという方が難しいです。

今永昇太

DeNAのエース、そして日本の左のエース、
今永投手は当然獲得に動くべき選手です。

メジャー移籍が有力視されていますが、地元福岡に帰ってくるという選択肢もゼロではないでしょう。タイプとしては同じ背番号21の和田投手のような、力強い真っすぐを投げ込む投手です。

年齢は29歳で今年の9月1日に30歳になります。

田口投手と同様、タフな投手なので一年を通しての活躍が期待できます。

チーム内日本人年俸ランキングは4位で補償が必要なBランク選手です。

仮にホークスが今永投手を獲得したと仮定します。
DeNAは先発に大きな穴が開くので、先発を選ぶのは間違いないでしょう。
田口投手の補償候補、または大ベテラン和田投手も候補に入ってくるのではないでしょうか。

獲得したくない選手

加藤貴之

日本ハムファイターズは、選手の年俸が高くなってきたら、他のチームに売ってしまうという経営方針があります。いかに若い選手で、低コスパで勝つかを考えているチームです。

だから、加藤投手をFA獲得するのは非常に危険です。
若手有望選手がリストから漏れるので、その選手を補償で取られます。

決して加藤投手が悪いわけではありません。

コントロールで勝負して勝てる、パリーグでは非常に珍しい投手です。
もちろんホークスに加わってもらえると嬉しいです。

2022年オフに近藤選手を獲得した際も、おそらく年俸が高くて実績のある投手が漏れていたのにも関わらず、2022年5登板しかしていなかった田中正義投手を獲得しました。

その流れで、例えば川瀬選手であったり、二軍で無双した高橋礼投手であったり、実は取られたくなかった選手をポッと持って行ってしまう恐れがあります。

よって加藤投手を獲得すると、
また世代交代から遠のきます

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