今季の支配下登録期限まで3ヶ月を切りました。
ということで今回のテーマは「ホークス支配下候補ランキングTOP10」。
ホークスの育成選手の中でもアピールが著しい選手を10名厳選して紹介します。(5/11時点)
残り支配下4枠のサバイバルを制すのは誰になるでしょうか。
※私うえでぃーの主観が100%です。
※育成外国人選手は魅力的な選手ばかり(特に投手)ですが、外国人枠&複数年契約の関係上今年中の支配下登録は厳しいので今回のランキングには含めていません。
川口冬弥
支配下候補ランキング1位は川口冬弥投手。
中継ぎ投手が一軍に欲しいとなれば一番に彼の名前が挙がるでしょう。
実戦に入ってから二軍三軍四軍含めてまだ1点も取られていません。(5/11時点)
持ち味の真っすぐとフォークで打者を圧倒しています。
支配下候補というより、彼はもう支配下。
連投チェック、回跨ぎチェックも終えています。
あとはタイミングだけです。
藤原大翔
支配下候補ランキング2位は藤原大翔投手。
彼は高卒1年目の昨季から150キロを超えるストレートを連発していたので、中継ぎが足りていないチームなら1年目から支配下もあり得る素材でした。
ホークスはそんな彼をじっくり先発として育成する計画を立てました。
大きく羽ばたいてもらうためです。
ゆくゆくはエースを担って欲しい思惑もあるでしょう。
いつか支配下登録されるのは確実ですが、それが今季なのか来季なのかは分かりません。
3年目の来季には確実に支配下登録されてます。
宮里優吾
支配下候補ランキング3位は宮里優吾投手。
二軍で6試合に登板し防御率0.00と結果を残しています。(5/11時点)
川口投手と同様、宮里投手もストレートとフォークの投手。
1年目からそのスピードボールには注目が集まっていました。
層の厚いホークスのブルペン陣に食い込むのはかなり難しいですが、徐々にステップアップしていけば乗り越えられない壁ではありません。
宮里投手は今季が2年目。
今年中となると同じタイプの川口投手がいるので何とも言えませんが、来季3年目に支配下登録される可能性は高いです。
中澤恒貴
支配下候補ランキング4位は中澤恒貴選手。
高卒2年目の今季はここまで非公式試合で打率4割のハイアベレージを残しています。(5/11時点)
また、そのヒットも単打ばかりでなく逆方向への長打も見られ、確実に1年目よりもパワーが付いてきてます。
内野ユーティリティーで無難にどこでも守れ、さらにこの打撃があるので将来的にホークスの主軸として活躍する未来が見えます。
まずは二軍戦出場。
そこで結果を残して一軍へ。
このように段階を踏む必要があるので、今季中の支配下は厳しいですが、来季は必ず支配下です。
育成選手は3年で契約が一度切れるため、それまでに支配下登録しておかないと他球団に取られます。
宮﨑颯
支配下候補ランキング5位は宮﨑颯投手。
今季は二軍戦8試合に登板し、防御率2.31と結果を残しています。(5/11時点)
彼の魅力は荒れ球のストレート。
捕手が構えたところに来る可能性は低いですが、球が強いので押し込めます。
また、彼には「左の中継ぎ」というストロングポイントもあります。
現在一軍で左の中継ぎはヘルナンデス投手と松本晴投手の2人体制。
本来なら松本晴投手を先発に回したいのに、左が少なすぎて回せないチーム状況にあります。
宮﨑投手が戦力としてハマればその課題は解決します。
藤野恵音
支配下候補ランキング6位は藤野恵音選手。
俊足と積極的な打撃が売りの選手です。
藤野選手は走塁打撃に関しては入団当初から素晴らしいものを見せていましたが、唯一の弱点である内野守備をなかなか克服できないでいました。
そこで今季からは本格的に外野守備に挑戦。
まだ慣れない部分も多いかと思いますが、これで走塁打撃を活かせるようになりました。
今季は非公式試合で4割近い打率を残していますし(5/11時点)、この打撃を二軍でもアピールできれば十分支配下登録のチャンスが生まれます。
ただ、外野はかなりの激戦区。
少し打てるだけじゃ話になりません。
柳田悠岐選手、近藤健介選手、周東佑京選手、柳町達選手、牧原大成選手、正木智也選手、山本恵大選手、笹川吉康選手、佐藤直樹選手、緒方理貢選手、川村友斗選手…。
彼らに追いつき追い越せの精神でやっていかないと巨大戦力に埋もれます。
井﨑燦志郎
支配下候補ランキング7位は井﨑燦志郎投手。
彼は川口投手や宮里投手と同様、真っすぐ&フォークの投手です。
球団方針で先発調整中ですが、四球で走者を溜める場面が多く安定した投球とはなっていません。
今後中継ぎ一本に絞る可能性もあると私はみてます。
中継ぎに絞った場合、支配下の可能性はグッと高まります。
常時150キロオーバーのストレート。
切れ味鋭いフォーク。
一軍で通用する武器を持ち合わせています。
長水啓眞
支配下候補ランキング8位は長水啓眞投手。
スラっとした体格から気持ちの良いストレートを投じる高卒2年目左腕です。
彼はまだ二軍戦での登板がありませんが、個人的には同じ左の宮﨑颯投手よりも注目度は高いです。
先日の徳島インディゴソックス戦では自己最速を更新する153キロを記録。
球速にはバラツキがあったものの、安定して140キロ台中盤から後半の球を投げれていました。
高卒1年目の彼のストレートの球速帯は140キロ前後、出ても140キロ台中盤。
そこから大幅の進化です。
1年目は誰がどう見ても体の線が細かったのが、1年プロの舞台でしっかりトレーニングを積んだことで特に太もも周りがガッチリしてきました。
ユニフォームがパツパツで今にもはち切れそうなくらいです。
鍛え上げたフィジカルを野球に落とし込み強烈なインパクト。
2024年シーズン途中に覚醒した松本晴投手を彷彿とさせます。
ここから二軍戦でも結果を残せば、大逆転での支配下登録があると思います。
星野恒太朗
支配下候補ランキング9位は星野恒太朗投手。
生まれ変わった変則サイド右腕です。
大卒1年目の昨季は何もかもが駄目でした。
制球はバラバラで四死球祭り、そして取りに行ったストライクを打たれる。
このようにアウトの取り方が定まっていませんでした。
ただ昨季終盤から元々のオーバースローをサイドスローに変え、それをオフの期間に自分の体に落とし込んだことで生まれ変わりました。
まず制球が安定していること。
これが何よりも変わっている部分です。
簡単に四球を出さなくなりました。
そして更に驚きが球速帯が変わっていないこと。
上から投げて140キロ台中盤から後半だったのが、横から投げても同じくらいのスピードが出ていました。
パワー系サイドスロー投手の完成です。
現在ホークスには2人のサイドスロー右腕(又吉克樹投手、津森宥紀投手)がいますが、両者共に現在は二軍調整中。
星野投手にとっては今がチャンスです。
大泉周也
支配下候補ランキング10位は大泉周也選手。
2024年度の非公式試合本塁打王です。
彼に求められる打撃成績のレベルは非常に高いです。
打撃守備走塁の中で一軍で勝負できるのが打撃だけだからです。
そういった意味では、今の二軍成績で支配下登録は無理です。(5/11時点)
シーズン序盤はスロースターターで結果が奮わない選手なので今後の活躍に期待しましょう。
彼は打ち始めると止まりません。
支配化登録の為に大切なのが7月末までに結果を残すこと。
本当は早くから結果を残すのがベストです。
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