2025/4/12、福岡ソフトバンクホークスの山本恵大選手が支配下登録されることが明らかになりました。
新しい背番号は77です。
今回はこれからの彼に期待することを、余すことなく述べていきます。
ストロングポイント
山本恵大選手を知らない方に簡単に説明すると、彼は「怪物」です。
過去2年(2023、2024年)の非公式試合打撃成績がこちら。

そして、今季(2025年度)のこれまでの二軍打撃成績がこちら。(2025/4/11終了時点)

数字で分かりますよね、怪物だと。
2024年度に関しては、1年を通して調子が上がらなかった印象しかありません。
それでもこの数字です。
彼のストロングポイントはたくさんありますが、一番は高い選球眼。
体の近くまで球を引き寄せるので、なかなかボール球を振りません。
ボール球を振らないからあれだけの高打率を残せます。
さらにスイングスピードが速いので、ただ打率が高いだけでなく長打も狙えます。
右打者が引っ張ったような逆方向への本塁打が打てます。
打撃能力だけだと柳田悠岐選手に匹敵するポテンシャルを持っていると言えるでしょう。
毎年のように怪我に悩まされたプロ野球人生。
ここから山本選手の逆襲が始まります。
人間性
「野球選手は野球だけしていればいい。」
そんなことはありません。
ファンに愛されることも野球選手に求められる能力です。
ファンがいないと成り立ちませんから。
そういった意味で、山本選手はファンに愛される人間性を持った選手であると言えます。
昨年までほとんど三軍で過ごしていた日々。
年齢的にそろそろ二軍に上がりたい、支配下にならないと首を切られるという焦りがあったことでしょう。
そういう焦りが顔や発言に出る選手はたくさんいます。
ただ、山本選手は違います。
三軍戦、四軍戦に足を運んでくれるファンの方への感謝の気持ち。
それをヒーローインタビュー時に必ず伝えていました。
言わされている感がゼロなのでスッと入ってきます。
試合中も本当は打ってアピールしたい場面で、勝ち越しの押し出し四球を選んだ時にガッツポーズ。
三軍四軍戦じゃあまり見られない光景です。
自分の成績よりも、ファンがどうしたら喜んでくれるのかを常に考えてる珍しい選手。
そんな選手は応援したくなりますよね。
将来像
山本選手の将来像。
それはチームの顔です。
成績面でも人としても、チームの先頭に立つような選手を目指してもらいたいです。
今のチームの顔は選手会長の周東佑京選手や柳田悠岐選手。
彼らのファンに対する言動は非常に素晴らしいです。
あそこまでの選手になってくれたら最高です。
そうなる前に、まずはとにかく打つこと。
柳田選手、近藤選手が抜けた穴を埋めてもらいましょう。
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