2024年ドラフトで福岡ソフトバンクホークスから育成八巡目指名を受けた仙台大学の相原雄太投手。
191cmの長身から繰り出される最速152キロの速球とフォークボールが武器の右投手です。
そんな相原投手のプロ1年目に期待することが今回のテーマです。
実績は少ない
相原投手は大学リーグでの実績は少なめです。
通算で4試合しか登板していません。
それでも指名されたのは、191㎝という長身と最速152キロのスピードを持っていたからです。
恵まれた体格と、高校時代の130キロ台からウエイトトレーニングを重ねて球速を伸ばした成果がプロ入りに繋がりました。
2度の手術を経験するなど、これまでの野球人生は苦労の連続だった相原投手がプロの舞台でどんな姿を見せてくれるのか。
非常に楽しみです。
2010～2023年の大卒育成ドラ8右腕
相原投手は大卒育成ドラ8右腕。
ということで、同じく2010～2023年に育成ドラフト8位で指名された大卒右腕を調べてみました。
2020 中村亮太
2020年ドラフトでソフトバンクから育成8位指名を受けた中村亮太投手。
東京農業大学北海道オホーツクキャンパス時代は185cmの長身から投げ下ろす最速151キロのストレートと変化量の大きい変化球に注目が集まりました。
プロ入り後は2年目（2022年度）に支配下登録されるも、一軍で結果を残せずその年のオフに育成選手として再契約。
3年目4年目と結果を残し4年目（2024年）途中に再び支配下登録。
ただ、そこでも結果を残せず戦力外通告。
育成再契約はありませんでした。
プロ5年目（2025年度）からは千葉ロッテマリーンズの育成選手としてプレーすることが決まっています。
相原投手に期待すること
2010～2023年の大卒育成ドラ8右腕は中村投手1名だけでした。
中村投手は支配下登録を経験しているので、相原投手もその流れに乗っていきたいところです。
ただ、中村投手は支配下登録は勝ち取ったものの、一軍で活躍するというところまではできていません。
その為、同じようにアピールを重ねるということはしたくないです。
以上を踏まえて、相原投手のプロ1年目に期待することは「怪我無く支配下登録」です。
中村投手が初めて支配下登録されたのはプロ2年目。
1年目は二軍でもプロの壁にぶつかりました。
投手と野手を比べた時に、スタートダッシュを切りやすいのは投手。
野手は投手のスピード感に慣れる必要があります。
プロ1年目から二軍でつまずくようだと、なかなか伸びしろは期待できません。
ホークスには長身で速球派のリリーバーがたくさんいますが、その輪の中に1年目から入ってくるぐらいの活躍を見せてもらいたいです。
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