5/8ホークス対ファイターズの一軍公式戦を見て思ったこと

ホークス考察
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2024/5/8、福岡ソフトバンクホークスvs北海道日本ハムファイターズの一軍公式戦が行われました。

結果は3-1ホークスが勝利しました。

今回はこの試合の全体的な感想をホークス目線で振り返り、次戦以降の戦い方を考察していきます。

ホークス投手&野手も個別に取り上げます。

全体的な感想

今回の日本ハム3連戦はうまくいって勝ち越せば最高だと思っていましたが、同一カード3連勝という最高以上の結果に終わりました。

ちょっとうまくいきすぎてます。

「こうなったらいいな」が本当にそうなってる試合展開ばかり。

初戦は松本投手、津森投手、藤井投手の勝ちパターン3名が物理的に起用できない中での大勝

2戦目は投手戦の中で、勝ちパターン総動員でサヨナラ勝ち

そして3戦目は次の日が休みの中継ぎを総動員できる状況で、先発石川投手が試合を作り7,8,9回を勝ちパターンで締める逃げ切り勝ち

もし初戦と2戦目の試合展開が逆だったら、初戦は落としているかもしれません

選手、采配、運。

全てがかみ合っての同一カード3連勝です。

今週末はオリックスとの2連戦

予想先発は5/11(土)が東晃平投手村田賢一投手、5/12(日)がエスピノーザ投手東浜巨投手

村田投手は二軍戦ではありますが、オリックス戦2試合に先発登板して1点も取られていません

詳しくはこちら。

そこを高く評価されて、大津投手モイネロ投手を休ませるという意味合いも含めて、大抜擢の先発登板が予想されます。

レベルの高いオリックス先発陣の中でも特に状態の良い東投手との投げ合いになるので、大変な試合になるとは思いますが、特に相手先発のことを気にすることなく自分の投球を心掛けてほしいです。

東浜投手は長い回でも短い回でもとにかくゼロで抑えることが求められます。

相手先発は点を取られないエスピノーザ投手なので、1点2点勝負になるのは間違いありません。

土曜日と日曜日のどちらかで勝って1勝1敗でいけたらとは思いますが、どうなるでしょうか。

まだ5月の2週目ですが、今月の大きな山場です。

投手

石川柊太

石川柊太投手は6回1失点の投球でした。

全71球の内、ストライク54ボール17

印象としては「先発ローテーションに食い込む投球」です。

現在ホークスは先発ローテーションの中で大関友久投手モイネロ投手大津亮介投手の3名がリフレッシュの為、登録抹消されてます。

そんな中で巡ってきた先発のチャンスに結果で応えました。

初回は松本選手と郡司選手に真ん中に入った球を捉えられましたが、2回以降は甘い球を1回当たり1球以内に抑えることができていました。

テンポ良くコースにしっかり決めて、尚且つ四球はゼロ

石川投手無双です。

またコースに決まるだけでなく、球の力が初回からずっと強かったのも好投に繋がった要因です。

次回は7回8回まで投げて、先発の軸として回れることを証明する投球を披露してもらいたいです。

藤井皓哉

藤井皓哉投手は1回無失点の投球でした。

全7球の内、ストライク6ボール1

印象としては「ストレートが強い」です。

今の藤井投手は投げたら確実に抑えてくれるので、特に何もありません。

何なら見なくてもいいぐらいの安定感があります。

今回は田宮選手に対して1球だけ甘いストレートがありましたが押し込んでファールを取れました。

あとは首脳陣がこの良い状態をキープできるように、うまく休ませながら起用できるかだけです。

松本裕樹

松本裕樹投手は1回無失点の投球でした。

全13球の内、ストライク7ボール6

印象としては「コースに気を付けながらの投球」です。

疲れがたまっているからか本来の150キロ台中盤のストレートはありませんでしたが、その分コースにきっちり投げようとする姿勢を感じました。

厳しいコースに投げるのでボール球は増えます

それでも四球を出さないのが松本投手です。

唯一甘く入ったのは今川選手をサードゴロに打ち取った真ん中のストレートでした。

2ボール1ストライクからの投球だったので強烈な打球を打たれましたが、栗原選手が素晴らしい反応でその打球を捌いてくれて助かりました。

味方の守備を信じて、自身の状態も確認して、点差も考えて、最適な投球だったと思います。

オスナ

オスナ投手は1回無失点の投球でした。

全13球の内、ストライク9ボール4

印象としては「日米通算200セーブ」です。

オスナ投手は球の強さもそうですが、本来は相手打者を反応を見ながらコントロールで抑えていく投手。

両方完璧になってようやく真の姿になります。

今回の投球はまさにTHEオスナ投手という投球でした。

先頭打者のマルティネス選手に対しては追い込んでからのチェンジアップが甘く入ったものの、タイミングを完全に外していたので三振に打ち取ることが出来ました。

加藤選手と郡司選手に対しては完璧の投球です。

今シーズンはオスナ投手の奪三振が少ないと言われていますが、藤井投手や石川投手のように大きく曲がる変化球があるわけではないので、そもそもそんなに三振を取れる投手ではありません。

状態が上がれば三振は増えていくとは思いますが、そこを気にするよりも強い球を投げたい所に投げ切れているかの方が重要です。

次回登板でも今回と同様の投球ができれば、「復活」と言っても良いのではないでしょうか。

野手

ホークス選手の5月一軍打撃成績がこちら。(2024/5/8時点)

5月に入ってヒットが出ていなかった今宮健太選手中村晃選手にヒット。

ヒットを打った2選手はもちろん凄いですが、状態の悪い選手を調子上げの為に起用できるチームの余裕も感じます。

5月の成績を見ても分かるように、今は下位打線の状態が非常に良いです。

中軸に対するマークがきつくなる分、下位打線は楽な気持ちで打席に立てているという部分はあると思いますが、それにしても打ちすぎです。

もちろん良い意味で。

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