ホークス甲斐拓也選手の巨人移籍について

プロ野球考察
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2024/12/16、国内フリーエージェント(FA)権を行使した福岡ソフトバンクホークスの甲斐拓也捕手(32)が読売ジャイアンツに移籍する意思を固めたことが明らかになりました。

ということで今回はこの件についての私見を述べます。

3つの何故

今回の甲斐選手のFA移籍について、私はかなり驚きがありました。

理由は以下の3点です。

石伊雄太選手ドラフト指名せず

まずはドラフトから。

甲斐選手の移籍が考えられるのであれば、2024年ドラフトで捕手の補強は間違いなく必要でした。

二番手捕手だった海野隆司選手が攻守にレギュラークラスの成績を残せているわけではありませんし、ベテランの嶺井博希選手は守備面で安定感を欠きます。

その他の捕手は総じて経験不足です。

2022年の吉田賢吾選手以降、大卒以上の支配下即戦力捕手を指名していなかったので、ポスト甲斐を確立するべく捕手の厚みを増したいところでした。

2024年ドラフトの捕手の中で最も即戦力性が高い捕手が日本生命の石伊雄太選手

私はホークスが彼を上位から中位の間で指名するのではないかと予想していました。

ただ、実際は指名せず、石伊選手は中日が4位で指名。

その後も支配下で即戦力捕手の指名はなく、ようやく育成3位で茨城アストロプラネッツの大友宗選手を指名。

余裕のあるドラフトだなと見ていて思いました。

全然余裕がないじゃないですか。

吉田賢吾選手放出

続いて現役ドラフト

現役ドラフトでも、甲斐選手の移籍が考えられるのであれば捕手の補強に動きたいところでした。

私が勝手に考えた仮想現役ドラフトで、ホークスは捕手を指名するだろうと予想していました。

ただ実際は、日本ハムに吉田賢吾選手が移籍し、DeNAから上茶谷大河投手が入団するという結果に。

まさかの捕手放出です。

2024年シーズンの吉田選手は持ち前の打撃を活かすために一塁守備に本格挑戦。

捕手以外でも出場できるようにと起用の幅を広げていたところでした。

捕手甲斐選手、一塁手山川選手、そして三塁手栗原選手。

吉田選手が練習をしているポジション全てでタイトルホルダーがいることで、他球団に移籍した方が良いという判断になったとは思いますが、甲斐選手が抜けるとなると話が変わってきます

おそらく移籍する日本ハムよりもレギュラーは取りやすいです。

ホークスの球団フロントは何を考えているのでしょうか。

大城卓三選手巨人残留

最後にFA。

2024年オフシーズンは捕手の大移動が行われるかもしれないと予想されていました。

理由は甲斐選手が移籍するかもしれなかったからです。

実際に移籍したんですが。

「甲斐選手移籍→ホークスの正捕手枠がガラ空き→他球団の正捕手クラスの選手が動く。」

この流れです。

甲斐選手に興味を示していた巨人には、2023WBCの日本代表に選ばれた大城卓三捕手がいます。

彼の2024年シーズンは岸田行倫選手の台頭に伴い、例年以上に一塁手での起用が増えました。

また菅野智之投手は小林誠司選手と組むのでさらに出場機会は限られました。

甲斐選手が巨人に加入すると、大城選手がメインで出るポジションはおそらく一塁手

確かに主砲の岡本和真選手が2025年オフにメジャー挑戦する可能性や、坂本勇人選手の2024年度の成績を見る限り、今後は内野で勝負できそうな気配はあります。

ただ、大城選手が守ることになるであろう一塁手は外国人選手が守りがちなポジション

とんでもなく打たなければなりません。

選手寿命を考えた時に捕手として期待されている球団に移籍した方が得策です。

大城選手も甲斐選手と同様に2024年中に国内FA権を取得していたので、捕手としてのこだわりがあれば、FA移籍も可能性の1つとしてあったはず

それなのにFA宣言すらしなかったというところに甲斐選手の残留を強く感じました。

それだけに驚きです。

ホークスの若手捕手は大チャンス!!!

福岡ソフトバンクホークスという球団は常勝を義務付けられたチーム

空いた戦力はすぐに穴埋めしますし、空いてなくても巨大な戦力を補強します。

柳町達選手が伸びてきたところで、2022年オフに近藤健介選手を補強したのが分かりやすい例。

そんな中で、2024年オフは甲斐拓也選手のFA移籍が十分に考えられた中で目立った補強をしませんでした

寧ろ吉田賢吾選手を放出したりと、戦力を削いでくれました。

残った捕手からするとこれは大大大チャンスです。

もちろん人的補償で捕手を獲得する可能性はあります。

他にもいろいろな補強方法が考えられます。

それでも日本を代表する、ホークスの絶対的な正捕手に代わる選手はいません。

仮に栗原陵矢選手が捕手に復帰すれば可能性は高いかなというぐらいです。

2025年シーズンはホークスの捕手にとって今後の野球人生を左右する大事な1年になりそうです。

2025年シーズンの正捕手問題はこちらの記事でまとめてます。

現有戦力、人的補償、FA、現役ドラフト、戦力外、外国人、トレード

全ての可能性を考えてます。

FA、現役ドラフト、戦力外」から補強する可能性は無くなったので、あとは「現有戦力、人的補償、外国人、トレード」ですね。

コメント

  1. エラル より:

    ホークスは人的補償が必要だと思いますか?
    僕個人の意見としては必要ないと思います。
    人的補償で誰かを取ったりするより育成選手用に枠を空けておくべきだと思いますが、どうでしょうか?

    • うえでぃー うえでぃー より:

      確かにその考えもアリですね。私の考えとしてはプロテクトリスト次第です。補強ポイントに合致する選手がいれば迷わず取りに行き、微妙な選手ばかりであればスルーです。曖昧な答えになってしまいすみません。

最近のコメント

うえでぃー
うえでぃー
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貴重なご意見ありがとうございます。いつも記事を見てくださってるからこそのコメントですよね。文字からその熱さが伝わってきます。是非参考にさせていただきます。次回以降の記事にご期待ください!!!
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