福岡ソフトバンクホークスの石川柊太投手が国内FA権を行使するという報道が出ました。
ということで今回は、この報道について私が率直に思うことを述べていきます。
石川投手のこれまで
2013年育成ドラフト1位でホークスに入団した石川柊太投手。
2017年に先発中継ぎ両方こなせる便利屋としてブレイクし、2020年からは本格的に先発として活躍。
特に2020年は最高勝率&最多勝のタイトルを獲得し、先発陣の柱となりました。
ただここ数年は四球で乱れる場面も多く、徐々に首脳陣からの信頼を失っていきました。
2024年はここ数年の考え方を改め、倉野信次コーチとも話しながら石川投手の強い球をゾーンに集めようと臨んだシーズン。
そんな2024年度の一軍成績がこちら。
登板数15,防御率2.56,投球回数63.1,被打率.225,奪三振率7.39,与四死球率2.42,WHIP0.99
四死球率は2023年度の4.94から2.42に大きく改善。
四死球が減ったことで、投球の安定感が増しました。
2021~2023年はシーズン20先発を継続していたので、2024年はそれが叶わなかったものの、来季以降に向けて良いきっかけになったのは間違いありません。
最終的に日本シリーズ第4戦で登板するまでに評価を上げたのがその裏付けです。
移籍しそう
来季に期待を持てる中で国内FA権を行使した石川投手。
年俸ランクは補償の要らないCランク。
当然争奪戦が予想されます。
先発中継ぎどこでもいけて、良い意味でこだわりが無い投手なので、欲しくない球団が見当たりません。
石川投手の今後の野球人生を真剣に考えた時に、
長く活躍できるか。
長期契約をしてくれるか。
この2つの要素は重要になってくると思います。
ホークスは2024年シーズンに二軍最優秀防御率のタイトルを獲得した三浦瑞樹投手(25)を戦力外にするようなチーム。
結果を残しても安泰とは限りません。
どんどん活きの良い若手が湧いてきます。
そう考えると、移籍の選択肢も十分考えられるのかなと思います。
地元関東で、投手力が課題のヤクルトあたりが、長期契約を提示してくれば、ホークスよりも魅力的に映るはずです。
それを上回る超大型契約をホークスが提示すれば、残留という可能性もありますがどうなるでしょうか。
個人的には残留20%移籍80%ぐらいの体感です。
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