9/28ホークス三軍対BCL選抜の交流試合を見て思ったこと

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ホークス考察
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2024/9/28、福岡ソフトバンクホークス三軍対BCリーグ所属球団選抜チームの交流試合が行われました

結果は8-2ホークスが勝ちました。

今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。

野手については9月の三軍打撃成績を載せています。

アピールできた若手選手はいたでしょうか。

投手

藤田淳平

藤田淳平投手は2回無失点の投球でした。

全21球の内、ストライク15ボール6

印象としては「球威が欲しい」です。

初回は11球、2回は10球

少ない球数で投球を終えるナイスピッチングでした。

この中で甘く入った球は2球程度で、制球力に関しては言うことがありません。

藤田投手の課題は球威

ここをどうにかできれば投球の幅がグッと広がります。

今が140キロに届くかどうかのスピードなので、そこを140キロ中盤ぐらいまで押し上げていけば十分二軍一軍で勝負できます。

三浦瑞樹投手も前田純投手も前田悠伍投手も大関友久投手もだいたい球速帯は同じ

140キロ前半から140キロ台中盤です。

今オフはとにかくスピードアップに重点を置いてトレーニングに励むことになるでしょう。

星野恒太朗

星野恒太朗投手は3回2失点の投球でした。

全57球の内、ストライク34ボール23

印象としてはスライダー」です。

カウント球も決め球もスライダー

これだけスライダーを投げるのでそのスライダーを狙われて連打を喰らう場面はありました。

ただ、以前のボール連発の登板よりは全然良かったと思います。

今回は四球を2つ出しましたが、完全に制球を乱しての四球ではありません。

ストライクが取りやすいということでスライダーを多投するのは良いと思いますが、個人的にはストレートの投球割合をもっと増やしてもいいのかなという気がしてます。

真ん中の球でも空振りやファールが取れていたからです。

宮﨑颯

宮﨑颯投手は1回無失点の投球でした。

全14球の内、ストライク9ボール5

印象としては落ち着いた投球」です。

先頭打者には真ん中のストレートを捉えられライト前ヒット。

そして、その打球に対しライトの桑原選手の反応が遅れ二塁打に。

無死二塁のピンチとなりました。

照明が被ったのか分かりませんが、これは見えないミスです。

ただ、そのピンチを宮﨑投手が落ち着いて抑えました。

持ち味のストレートだけでなく、チェンジアップ,スライダー,ツーシーム等様々な球種を投げ分けました。

今回のような投球を継続できれば、上の舞台で戦えます。

岡植純平

岡植純平投手は2回無失点の投球でした。

全16球の内、ストライク11ボール5

印象としては打たせて取る」です。

岡植投手はカット系の球で打たせて取る投球が持ち味の投手。

7回はその持ち味を活かした投球ができました。

外角高めのストレートで空振り三振を奪う場面もありながら、それ以外は全てゴロアウトでした。

ただ回跨ぎ後の8回は球が真ん中から高めの球が増えました。

結果は三直、捕飛、一ゴロ。

結果的に打ち取れたから良かったものの、打ち損じてくれた打球も多く、良い投球内容とは言えません。

全ての打者に対してボールからの入りになったので、そこからストライクを取りにいった結果なのかなと思います。

次回登板ではよりコースを意識した投球に期待です。

大城真乃

大城真乃投手は1回無失点の投球でした。

全8球の内、ストライク6ボール2

印象としては球のキレがイマイチ」です。

セカンド山下恭吾選手のうまい守備にも助けられながら無失点に抑えることが出来ましたが、投球内容自体は良いとは言えません。

全ての球に対応されていました。

最後の三沢選手には真ん中のストレートをライト前に運ばれたものの、一塁走者の陽選手のスタートが遅れてライトゴロ。

ただただツイてます。

野手

ホークス選手の9月三軍打撃成績がこちら。(2024/9/28時点)

※9/2練習試合の記録は除く。

<スタメン>

<スタメン外>

この試合で複数安打を放ったのは、牧原巧汰選手、大泉周也選手、シモン選手の3名。

牧原選手は4打数2安打1四球1盗塁1打点(単打1、二塁打1)

外野手の連携が取れていれば捕球された打球もありましたが、久し振りに快音が響きました。

牧原選手にとって今置かれている立場は相当危ないです。

とにかく打って打って打ちまくるしかありません。

大泉選手は5打数3安打2打点(単打3)

ここ最近の大泉選手は振ればヒットになるくらい状態が良いです。

9月の打撃成績はとんでもないことになってます。

この打撃を来年は頭から見せて、支配下を勝ち取りたいところです。

シモン選手は4打数2安打1盗塁1打点(単打1、二塁打1)

打撃でアピールできたことは素晴らしいですが、4打席目の二塁打の際に足を痛めて途中交代となったのが非常に心配です。

先日は守備でイヒネ選手と交錯する場面があったりと、ここ最近は何かと不運なことが起こるシモン選手。

長期離脱にならないことを願います。

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