2024/8/16、福岡ソフトバンクホークスvs千葉ロッテマリーンズの一軍公式戦が行われました。
結果は4-0でホークスが勝ちました。
今回はこの試合の全体的な感想をホークス目線で振り返ります。
ホークス投手&野手も個別に取り上げます。
野手に関しては8月の一軍打撃成績も載せてます。
全体的な感想
この試合のヒーローはもちろん有原航平投手。
9連戦の7戦目。
前の試合で中継ぎ投手を5名も起用。
移動日且つ、台風7号の影響による早朝移動。
有原投手にかかる期待は考えるまでもありません。
有原投手自身にとっても過去2試合連続で試合を作れておらず今回が勝負の登板でした。
そんな中での完封勝利は、有原投手にとってもチームにとっても最高の結果です。
今回の9連戦はホークスが優勝する上で鬼門になってくるだろうと思っていました。
ただ7試合を経過してみて、そんな心配は不要だったなと感じます。
4戦目のモイネロ投手と7戦目の有原投手が完投してくれて、その試合が中継ぎ投手にとっては休養日になったからです。
3連戦、休養日、2連戦、休養日、2連戦。
こう考えると、全然9連戦という感じがしません。
8/17の先発はホークスがスチュワート投手、マリーンズがカイケル投手。
カイケル投手は元サイヤング投手ということでどのような投球を披露するのかに注目です。
二軍での調整登板も無しでぶっつけ本番の一軍のマウンドなので、どんなに良い投球をしたとしても球数は少なくなるでしょう。
中盤以降の中継ぎ勝負に持ち込むことができれば、ホークスに勝機はあります。
ホークスの中継ぎ投手は有原投手の好投によって休養十分です。
投手
有原航平
有原航平投手は9回無失点の投球でした。
全103球の内、ストライク73ボール30。
印象としては「長い回を意識した投球」です。
今回の有原投手の投球は全体的にコースビタビタに狙って投げるというよりも、ほとんどが甘いコースに投げ込んでいました。
特に初球と粘られた時は真ん中の確率がグッと上がります。
もちろん勝負所ではしっかりとコースに投げ込みますが。
ゼロで抑えるというよりも長い回を意識した投球だったのではないかと推測します。
先ほども述べた通り、この試合は中継ぎを極力起用したくありませんでした。
長い回を投げる為には球数を使えない。
そう考えると、初球からどんどん前に飛ばしてもらう方が効率的です。
打者は甘い球が来たと思って振りに行くものの、カットツーシーム系のバットの芯を外す球を捉えきれずファールか凡打。
ファールでカウントが取れたなら、最後はフォークを低めに落として空振り三振。
フォークを意識させて高めのストレート。
時折見せるカーブ。
これ以外にも様々な投球パターンがあるので、真ん中中心とはいっても打者は的を絞りづらかったのではないでしょうか。
今回の投球パターンは前回前々回の乱調した試合も含め、正直いつも通りではありました。
前回前々回と大きく違った部分は球の強さではないかなと私は思います。
最後の一押しが打者のタイミングを少しだけ狂わせることで、凡打やファール空振りに繋がりました。
野手
ホークス選手の8月一軍打撃成績がこちら。(2024/8/16時点)
<スタメン>
<スタメン外>
初回先頭の周東佑京選手が四球で出塁して、3番柳町達選手が本塁打。
そして4番山川穂高選手も続けて本塁打。
この3点が有原投手を楽に投球させました。
4回の近藤健介選手のタイムリーはホークスが完全に主導権を握る貴重な1点です。
得点シーンは以上であとは守備。
6回は山川穂高選手がポランコ選手の強烈な打球に反応しファーストゴロ。
送球は少し危なかったですが。
8回は今宮健太選手が藤原選手の強烈な打球を捌きショートゴロ。
前日の試合で休養した分、体がキレッキレです。
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