2024/8/15、福岡ソフトバンクホークスvs埼玉西武ライオンズの一軍公式戦が行われました。
結果は9-2でホークスが勝ちました。
今回はこの試合の全体的な感想をホークス目線で振り返ります。
ホークス投手&野手も個別に取り上げます。
野手に関しては8月の一軍打撃成績も載せてます。
全体的な感想
山川穂高選手の本塁打から始まり、山川穂高選手の本塁打で追加点を取り、最後は山川穂高選手の本塁打で締める。
まさに山川選手の為にあったような試合でした。
山川選手の活躍によって目立たないものの、ベンチワークも素晴らしかったです。
石川投手を3回でスパッと交代させましたが、あのタイミングで完璧でした。
もしあのまま投げ続けていたら、接戦の展開になりホークスは負けていたかもしれません。
さすがに9点もあれば大丈夫かと思いますが、抑えの松本裕樹投手を出す展開にはなっていたでしょう。
ホークスはこれで8カード連続勝ち越し。
打線の状態が最高潮の今の内にもっと勝ちを積み重ねていきたいところです。
優勝が決まるまでは何が起こるか分かりません。
8/16からホークスはマリーンズとの3連戦。
初戦のホークス先発は有原投手、マリーンズ先発は石川歩投手。
ホークスは次の先発が有原投手だからこの試合で中継ぎを大量に起用出来た部分もあったと思います。
それぐらい信頼されてます。
前回、前々回と有原投手らしくない投球が続いているので、今回こそはエースの投球に期待しましょう。
投手
石川柊太
石川柊太投手は3回2失点の投球でした。
全53球の内、ストライク38ボール15。
印象としては「四球を出さなかったのは良かった」です。
前回登板と比べると全てが悪かったです。
ストレートの強さが無く、コースに投げ切ってもヒットを打たれる。
甘く入る球も多く、高確率で仕留められる。
そんな中で唯一良かった点は四球を出さなかったことです。
あれだけ状態が悪いと打たれたくないという気持ちが強く働いて、ストライクゾーンに投げ込めなくなるパターンもありますが、今回はそれがありませんでした。
3回は源田選手に10球も粘られていましたが、最後は真ん中のストレートで捉えられたレフトフライ。
このように真ん中に投げても結果的に野手の正面に飛ぶことはあります。
大山凌
大山凌投手は2回無失点の投球でした。
全27球の内、ストライク17ボール10。
印象としては「ライオンズ打線の勢いを鎮める」です。
真っすぐの強さが無かった石川投手から、真っすぐの強さがある大山投手へのスイッチ。
これでライオンズ打線の勢いを鎮めました。
4回の先頭打者、野村大樹選手に対しての投球が特に印象的です。
真ん中のストレート2球でカウントを取り、3球目の外角のスプリットで見逃し三振。
これでかなり安心しました。
5回の古賀選手に与えた四球だけは勿体なかったです。
前の打席で本塁打を放っていたこともあり、警戒していたのでしょうか。
最後に、プロ初勝利おめでとうございます。
杉山一樹
杉山一樹投手は1回無失点の投球でした。
全16球の内、ストライク10ボール6。
印象としては「何事もなく」です。
前回登板に引き続き、何事もなく投球を終えました。
西川選手に真ん中のストレートを一本ヒットにされただけです。
西川選手に打たれた球も含め3球程度は甘く入っていたので、次回登板ではこの甘く入る数を減らしていきたいです。
ヘルナンデス
ヘルナンデス投手は1回無失点の投球でした。
全14球の内、ストライク9ボール5。
印象としては「空振りが取れてない」です。
ヘルナンデス投手は真っすぐが来ると分かっていても空振りが取れるストレートが武器の投手。
ただ今回はそのストレートで一球も空振りが取れませんでした。
結果的に3人で抑えたのは良かったですが、これで大満足かと言われたら難しいところです。
調子が安定するまでは勝ちパターンを任せるのではなく、又吉投手や杉山投手が担っていた場面で投げる方が良いのかなと私は思います。
藤井皓哉
藤井皓哉投手は1回無失点の投球でした。
全23球の内、ストライク16ボール7。
印象としては「ストレートの強さが本来のものではない」です。
藤井投手は前回登板が8/8マリーンズ戦ということで、少し登板間隔が空いていました。
その影響なのかストレートの強さが本来のものではありませんでした。
野村勇選手のトンネルもありましたが、全体的に強く振られて捉えられていた印象です。
最後は何とかピンチを切り抜けたものの、次回登板に向けて少し不安を残す内容となりました。
接戦時の登板ではないので、あまりアドレナリンが出ていなかったのかもしれません。
次回登板に注目です。
津森宥紀
津森宥紀投手は1回無失点の投球でした。
全14球の内、ストライク10ボール4。
印象としては「1球見ただけで大丈夫」です。
先頭打者の柘植選手に対する高めのボール球のストレートを見た時点で、今回の津森投手は大丈夫だと思いました。
腕を振った津森投手のストレートは浮き上がってくるような軌道なので、なかなか打者が捉えるのは難しいです。
アウトを1つも取れなかった8/11イーグルス戦は初球を見ただけでヤバイという雰囲気を感じました。
球を引っかける場面が目立ちましたし、それによってストライクを取るために置きにいく場面もありました。
もうそんなことは一切ないので、安心して見ていられます。
野手
ホークス選手の8月一軍打撃成績がこちら。(2024/8/15時点)
<スタメン>
<スタメン外>
5打数3安打3本塁打6打点と今季のベルーナドーム最終戦で1試合3本塁打の離れ業を見せてくれた山川選手はもちろんNo.1の活躍です。
ただそれ以外にも目立った選手はたくさんいます。
特に目立ったのが川瀬晃選手と柳町達選手。
川瀬選手は4打数2安打1犠打。
攻撃では3回表に10球粘ってヒットで出塁し、次の柳町選手の本塁打に繋げる。
守備では6回裏にランニングスロー、8回裏にセンター前に落ちそうな打球を背走しながらキャッチ。
2番打者今宮選手の代役とは思えない程の目立った活躍です。
柳町選手は3打数2安打1四球1本塁打3打点。
攻撃では3回表のバックスクリーン右に放り込む本塁打と、7回表のガルシア選手の守備に助けられたタイムリー二塁打。
守備では2回裏に佐藤選手のレフトフェンス直撃の当たりを単打にする打球処理。
3番打者栗原選手の代役とは思えない程の目立った活躍です。
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