2024/5/25、福岡ソフトバンクホークスvs千葉ロッテマリーンズの一軍公式戦が行われました。
結果は2-0でマリーンズが勝利しました。
今回はこの試合の全体的な感想をホークス目線で振り返ります。
ホークス投手&野手も個別に取り上げます。
野手に関しては5月の一軍打撃成績も載せてます。
全体的な感想
まず、この試合の感想はひとまず置いといて、小久保監督について語らせてください。
小久保監督はメディアの前で選手の悪い所を一切言いません。
つまりは、選手の責任にしないということです。
こういった部分はプロ野球の監督としてだけではなく人として素晴らしいと思います。
野手が打てなかった、投手が抑えれなかったではなく、相手投手が良かった、相手打線が良かったと相手を讃える。
誰も嫌な気持ちになりません。
野球の神様がこの姿勢を見た時に「このチームを勝たせてやりたい!」と思うのは明白です。
2024年シーズンのホークスは何でそうなるんだという劇的な試合が多いですが、それには少なからずこの小久保監督のスポーツマンシップ精神が影響している気がします。
話を試合に戻します。
今回の試合も5/24のカード初戦と同様、終始マリーンズペースで試合が進みました。
2回表の無死一二塁のチャンスを活かせなかった裏にすぐ先制。
4回表も無死で2番今宮選手が四球で出塁したものの、3番柳田選手の打球を髙部選手がファインプレー。
4番山川選手も併殺に倒れ、その裏に追加点。
結局マリーンズ先発メルセデス投手は8回まで投げ無失点の好投。
3/30オリックス戦、5/3西武戦に続いて今季三度目の完封負けとなりました。
ホークス側に細かい走塁面のミスもあり、ここまで完璧な試合展開をひっくり返すのはさすがに難しかったです。
5/26の先発はホークスがスチュワート投手、マリーンズが岩下投手。
ホークスとしては絶対に負けられない一戦となります。
優勝するチームは同一カード3連敗をしません。
どんなに相手チームの調子が良くても、最後は意地を見せてもらいたいです。
投手
大津亮介
大津亮介投手は6.2回2失点の投球でした。
全100球の内、ストライク62ボール38。
印象としては「先発の役割を果たした」です。
味方が点を取ってくれず、さらに相手の好守備があったりと、大津投手にとっては非常にタフな投球が続きました。
それでも失点は最少失点に抑え、味方の反撃を待ち続けました。
今回は勝ちが付きませんでしたが、普通なら勝っててもおかしくない投球内容だったと思います。
この流れが悪い中でも、ゼロに抑える絶対的な投球ができるようになれば「エース」と呼ばれるようになります。
津森宥紀
津森宥紀投手は0.1回無失点の投球でした。
全7球の内、ストライク2ボール5。
印象としては「ポランコ選手に助けられた」です。
2死一二塁のピンチで登板し、調子が絶好調の岡選手に対してはストライクが1球も入らず四球。
そして2死満塁となったところでポランコ選手に対しての初球はど真ん中のストレート。
正直これで終わったと思いました。
ただ、ポランコ選手がこれを見逃してくれて、結局最後は外のストレートでレフトフライ。
かなり助かりました。
次回登板では、状況にもよりますがピンチの場面で津森投手が登板する可能性は低いと思います。
杉山一樹
杉山一樹投手は1回無失点の投球でした。
全10球の内、ストライク8ボール2。
印象としては「力でねじ伏せる」です。
抑え投手が投げているような威圧感を放ちながら投げていきました。
3番髙部選手に対してはストレートで追い込みフォークで空振り三振。
4番ソト選手に対しては2球連続真ん中のストレートでセンターフライ。
途中出場の和田選手に対してはフォークで空振りを取り追い込み、最後はストレートで空振り三振。
抑え方がバリエーション豊かでした。
次回はもっと良い所で投げそうです。
野手
ホークス選手の5月一軍打撃成績がこちら。(2024/5/25時点)
この試合では1試合を通して長打が一本もありませんでした。
複数安打を放った選手も1人もいませんでした。
5/26はこの悔しさを爆発させてほしいです。
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