2024/5/23、福岡ソフトバンクホークス対中日ドラゴンズの二軍公式戦が行われました。
結果は11-4でホークスが勝ちました。
今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手は、ホークスの5月二軍打撃成績一覧と、注目選手を取り上げて紹介します。
現時点で一軍に上がりそうな選手は果たして誰でしょうか。
投手
東浜巨
東浜巨投手は4.0回2失点の投球でした。
全74球の内、ストライク46ボール28。
印象としては「ストレートの質が良くない」です。
2024年シーズンの東浜投手を支えてきた球種、ストレート。
今回は調整登板とはいえ、そのストレートが良くなかったです。
ストレートで奪った空振りは初回のブライト選手に対する2球目だけでした。
ストレートで押せないと、いくら変化球が良くても東浜投手らしい投球になりません。
次回登板は5/30巨人戦が有力ですが正直心配です。
1週間で修正することはできるでしょうか。
大城真乃
大城真乃投手は2回無失点の投球でした。
全29球の内、ストライク19ボール10。
印象としては「大荒れしない」です。
ここ最近の完璧な投球と比べると、甘い球は結構ありました。
それでも要所は締める投球で得点を許しませんでした。
悪いなりに抑える投球ができていたと思います。
嶺井博希選手のブロッキングや廣瀨隆太選手の逆を突かれながらの見事な反応等、味方の見えない好プレーにも助けられました。
次回登板では野手がミスをした時に、そのミスをカバーする投球を見せてもらいたいです。
中村亮太
中村亮太投手は2回2失点の投球でした。
全36球の内、ストライク24ボール12。
印象としては「球威を上げていきたい」です。
全体的に強い球を放っていました。
ただ球が高いので捉えられた時に長打になりました。
球が高いのは悪いことではありません。
最近は高めの球を効果的に利用する投手も増えてきました。
高めにストレートを意識させて、低めの変化球で打ち取る。
普通の配球です。
それでも高めに投げれるのは球威のあるストレートに限ります。
中村投手が高めのストレートを打たれているのはまだまだ球威が足りないということなので、もっと球威を上げていきたいところです。
フェリックス
フェリックス投手は1回無失点の投球でした。
全19球の内、ストライク11ボール8。
印象としては「空振りを取れる変化球が欲しい」です。
150キロ台中盤のストレートで打者を押し込むことはできていました。
ただ、ブライト選手に対しては追い込んでからの決め球が決まらず、12球粘られて最後は四球をもぎ取られました。
中継ぎ投手は強い真っすぐと、もう1つ鋭く変化する変化球が欲しいです。
フェリックス投手には現在そのような強みとなる変化球がありません。
いくら速い球を持っているとはいえ、ストレートだけで抑えるのは厳しいです。
チェンジアップのキレを上げるのか、それとも新たな球種を覚えるのか。
何かしらの策を打ちたいところです。
野手
ウエスタンリーグのホークス選手5月打撃成績がこちら。(2024/5/23時点)
廣瀨隆太選手とウォーカー選手に本塁打。
笹川吉康選手、野村大樹選手、正木智也選手、勝連大稀選手は2安打。
吉田賢吾選手は3安打。
全体的に大きくアピールしました。
勝連選手は打球に力強さが付いてきました。
20代前半の次世代ショート候補はたくさんいますが、まだ誰も芽が出ていない状況なので確実に今がチャンスです。
吉田選手はバットコントロールが素晴らしいです。
1打席目2打席目は右に、3打席目は左に打ち分けました。
特に1打席目はインコース低めに食い込むスライダーをインサイドアウトでライト前に運ぶ曲芸打ち。
あれは吉田選手にしかできないような打ち方です。
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