5/20ホークス三軍対インディゴソックスの交流試合を見て思ったこと

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ホークス考察
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2024/5/20、福岡ソフトバンクホークス三軍対徳島インディゴソックスの交流試合が行われました

結果は10-7ホークスの勝利です。

今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。

野手についてはこの試合の打撃成績を載せています。

アピールできた若手選手はいたでしょうか。

投手

加藤洸稀

加藤洸稀投手は4回5失点の投球でした。

全75球の内、ストライク39ボール36

印象としては球威・制球共に物足りない」です。

4/6の登板を見た時に、今年はやってくれるかもしれないという期待感をかなり持たせてくれました。

ただ、良かったのはその1試合だけ。

今回は4回までに3本の本塁打を含む7本のヒットを許し、3つの四球を与える乱調。

なかなかうまくいっていないのが客観的に見ても分かります。

甘く入ってもファールが取れる球威にするのか。

バットに当てられない所へ投げ続ける繊細な制球力をつけるのか。

とにかく、何か飛び抜けたものがほしいです。

ハモンド

ハモンド投手は2回1失点の投球でした。

全38球の内、ストライク19ボール19

印象としては球速以上のストレート」です。

今のホークスの一軍投手とハモンド投手を比較した時に、はっきり見える部分でハモンド投手が勝っている部分があるかと考えると正直何もありません。

飽和状態の右投手。

ストレートのスピードは140キロ前後。

ストレート中心の投球でコントロールはアバウト。

今季が高卒3年目でまだまだこれからの投手ではありますが、高卒育成1年目の長水啓眞投手藤原大翔投手の方が良い球を投げているように見えます。

ただ、今回はそのストレートでファール&空振りを奪う場面が何度も見られました

前回登板前々回登板でもそうです。

ストレートの球質に関しては、ホークス投手の中で良い部類に入るのではないでしょうか。

右投げオーバースローは150キロを投げるのが当たり前の時代で、ハモンド投手がどのように生き残っていくのか今後に注目です。

球質にこだわりゾーン内でストレート勝負するなら、四球やワイルドピッチは不要です。

水口創太

水口創太投手は1回無失点の投球でした。

全20球の内、ストライク11ボール9

印象としては内容はイマイチ」です。

5/9の登板が良すぎて期待値も高くなっている水口投手なので、今回の投球は物足りなく感じました。

1打者に対して真ん中に投げ込んだ球が1球以上はありました。

例えば一軍でセットアッパーを務める松本裕樹投手は、1回を通して真ん中に投げ込むのはせいぜい1球です。

中継ぎならそのレベルを目指してほしいです。

佐藤琢磨

佐藤琢磨投手は2回1失点(自責点0)の投球でした。

全42球の内、ストライク27ボール15

印象としては全体的にストレートで押せていた」です。

佐藤投手の投球割合は8割型ストレートなので、このストレートで押せるかどうかが生命線です。

今回は甘く入ってもそのストレートで押せてました。

回跨ぎした9回には塩崎選手に初球の真ん中のストレートを見事に弾き返されましたが、捉えられたのはその1球だけ。

アウト6つの内、5つを空振り三振で奪いました。(結果球の内訳はストレート4,スライダー1)

前回登板では1回3失点という悔しい結果に終わっただけに、汚名返上の投球となりました。

細かい制球力は今後の課題です。

野手

この試合のホークス選手の打撃成績がこちら。

山本恵大選手は実力が頭一つ抜けているので結果を残すのは当たり前としても、ここ最近は藤野恵音選手の打席の内容が素晴らしいです。

打つべき球をミスショットなく捉えている印象です。

藤野選手は「ヒット&ホームランを打つこと」よりも「出塁」の意識が高い選手。

他の選手に比べて、マン振りすることはありません。

出塁して走ることを求められているのを分かっています。

正直、今の一軍二軍はショートの打力不足に悩まされています。

この状況は藤野選手にとってチャンスでしかありません。

どんどんアピールしてほしい所です。

まずは打撃もそうですが、ショートなので守備を安定させる必要があります。

今試合では1つの送球エラーがあり、見えない送球ミスを2回程度ファーストの佐倉選手が上手く捕球した場面もありました。

このような送球ミスが減ってくれば非常に楽しみです。

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