2024/5/18、福岡ソフトバンクホークス三軍対徳島インディゴソックスの交流試合が行われました。
結果は16-2でインディゴソックスの勝利です。
今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手についてはこの試合の打撃成績を載せています。
アピールできた若手選手はいたでしょうか。
投手
大野稼頭央
大野稼頭央投手は2.1回6失点の投球でした。
全63球の内、ストライク39ボール24。
印象としては「うまく打たれた」です。
初回から制球が定まらず厳しい投球が続きました。
初回は2死満塁から6番寺岡選手に逆方向への満塁ホームラン。
1ボール2ストライクと追い込んでいただけに悔しい一発となりました。
ただ、最後投じた外角のチェンジアップはそんなに甘い球でもありませんでした。
追い込んでからチェンジアップが来ると読んでのホームランだと思いますが、打った方を褒めるしかありません。
初回はムーディー選手、2回は柏木選手にも外角に投げ切ったチェンジアップをセンター前に運ばれていました。
チェンジアップのキレを見つめ直す必要があるのかもしれません。
村上舜
村上舜投手は0.1回4失点(自責点3)の投球でした。
全27球の内、ストライク6ボール21。
印象としては「ストライクが入らない」です。
4四球2死球で、とにかくストライクが入らないので投球になっていませんでした。
大野投手が3回途中で降板するというイレギュラーな展開だったので、難しい部分はあったと思います。
それにしてもストライクが入らなさすぎです。
次回登板に期待しましょう。
風間球打
風間球打投手は3回6失点(自責点5)の投球でした。
全79球の内、ストライク45ボール34。
印象としては「4回5回は良かった」です。
3回途中に登板した際は、満塁のピンチということで余計に力が入り四球を出してしまいましたが、4回5回はゾーン内で勝負にいけてました。
6回はスタミナ切れでスピードが落ちたところを集中攻撃された形になりましたが、四球連発で勝負になっていないよりは全然良いです。
150キロ台のスピードをどれだけ維持できるかと、走者を出してからの投球が今後の課題です。
星野恒太朗
星野恒太朗投手は2.1回無失点の投球でした。
全32球の内、ストライク19ボール13。
印象としては「空振りが取れる変化球」です。
前回登板では1回で5四球を記録するなど投球になっていませんでした。
そう考えると今回の投球は素晴らしいです。
甘くいってしまった球もありましたが、ファールでカウントが取れていました。
そして何より追い込んでからのフォーク&スライダーの精度が素晴らしいです。
ただ、今はその変化球に頼ってしまう部分があります。
もっとストレートで押せるようになってくれば、二軍や一軍を狙える投手になります。
野手
この試合のホークス選手の打撃成績がこちら。
野手陣は投手陣の乱調もあって、なかなか打席に集中することができませんでした。
そんな中でも藤野恵音選手は2安打とアピールしました。
佐倉俠史朗選手はヒットこそ生まれなかったものの、打席での雰囲気が他の選手とは違うものを感じます。
特に1打席目は全て厳しいコースに来ていた中で冷静に球を見極めて四球。
この四球はヒット以上に価値があります。
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