2024/4/25、福岡ソフトバンクホークス対オリックスバファローズの二軍公式戦が行われ、結果は2-2の引き分けでした。
今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手については、ホークスの二軍打撃成績一覧と、この試合の注目選手を取り上げて紹介します。
現時点で一軍に上がりそうな選手は果たして誰でしょうか。
投手
大山凌
大山凌投手は5回2失点の投球でした。
全99球の内、ストライク55ボール44。
印象としては「球数が多い」です。
先発として期待されている大山投手ですが、5回を投げて四死球6個は多すぎます。
このような投球ではなかなか一軍で先発登板のチャンスは貰えないでしょう。
味方の攻撃・守備のリズムが悪くなります。
球種は豊富で、中でも決め球のスライダーでは空振りを奪う場面があったので、ストレートとスライダーの精度を高め、中継ぎで勝負するのが一軍に近づく最良の方法だと思います。
中村亮太
中村亮太投手は2回無失点の投球でした。
全37球の内、ストライク25ボール12。
印象としては「シンカー以外の強みが欲しい」です。
150キロを超える真っすぐをコンスタントに投げるわけでもなく、精密なコントロールがあるわけでもないのでシンカー頼みの投球になってしまっています。
それで2回をゼロに抑えることができたので結果としては良かったです。
ただ、支配下契約を勝ち取る為にはもう1つ武器が欲しいです。
中継ぎ投手なので奪三振を奪える何かが欲しいです。
ヘルナンデス
ヘルナンデス投手は1回無失点の投球でした。
全20球の内、ストライク15ボール5。
印象としては「連投テスト」です。
前日も登板しており、連投でしっかりゼロに抑えました。
投球内容としても150キロ中盤のストレートで押すパワーピッチを見せてくれました。
三振2つを奪い、最後は10球粘られながら四球を出さなかったというのもポイントは高いです。
おそらく次のカードから一軍に合流するのではないでしょうか。
渡邊佑樹
渡邊佑樹投手は1回無失点の投球でした。
全15球の内、ストライク10ボール5。
印象としては「内容が素晴らしい」です。
対戦したのは3選手共に右打者。
変則左サイドの天敵ではあります。
そんな中でストレートとスライダーで空振りを奪うなど三者凡退で抑えました。
外だけでなく内もしっかり使えていたことで、打者に強く踏み込ませなかったのが良かったです。
このような投球を続けていけば、支配下登録の可能性は十分あります。
左の中継ぎの枠はまだまだ余裕があるからです。
野手
ウエスタンリーグのホークス選手の打撃成績がこちら。(2024/4/25時点)
常に結果を残す男、柳町達選手はこの試合でも打ちました。
結果は3打数1安打1打点1犠飛。
他のチームなら一軍で外野のレギュラー間違いありません。
こんなに良い選手が二軍で過ごすのはもったいないので、トレードを画策しても面白いかもしれません。
ホークス球団の為というよりも柳町選手の為にです。
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