今回は今週1週間(4/16~4/21)のホークスの戦い方を考察していきます。
ホークスは2024年シーズンが開幕してからカード負け越しが一度もありません。
それぞれのチームが一通り対戦し終え、対策を練ってきた中で、同じような戦いができるかは1つの見どころになってきます。
今週対戦するのは4/16,17に現在4位の日本ハム、4/19~21に現在3位のオリックス。
果たして先発、中継ぎ、野手をどのように起用していくのでしょうか。
先発
まずは先発から。
4/16~4/21の先発予想がこちら。
正直、先発投手をいじるところは無いと思ってます。
先週の先発予想は全て当たっていたので信じてください。
大関友久投手が中5日登板だから、4/11の登板で球数80球に抑えるのではないかという予想までぴったり当ててしまい少し驚いています。
今回はそういった意味では4/19登板予想の東浜巨投手に注目します。
パリーグ3連覇中のオリックスはこれから間違いなく上がってくるチームなので、今のうちに叩いておかなければなりません。
オリックスは現在2カード連続勝ち越し中で、もし4/16~4/18の楽天3連戦で勝ち越して福岡に乗り込んできた場合、初戦を取れるかどうかは両チームにとって非常に重要です。
だから4/19先発予想の東浜投手に球数制限は無いと予想します。
そうなると、東浜投手が中5日で4/25(木)のロッテ戦で登板しづらくなります。
そこで出番がやってくるのが石川柊太投手。
「ZOZOマリン×石川柊太」は無双です。
もしくは状態が上がってくれば板東湧梧投手の起用も考えられます。
現在の木曜日の二軍先発ローテ投手が板東投手だからです。
中継ぎ
続いて中継ぎ。
4/15現在のホークス中継ぎ陣がこちら。
- オスナ
- 松本裕樹
- 津森宥紀
- 杉山一樹
- 澤柳亮太郎
- 長谷川威展
- 又吉克樹
- (石川柊太)
- (村田賢一)
石川柊太投手と村田賢一投手はあくまでも先発で、緊急時の先発要員もしくは緊急時のロングリリーフという位置付けなのでカッコ()で囲ってます。
こちらも特にいじる必要はありません。
全体的にレベルの高い中継ぎ争いができているからです。
松本投手の登板が増えている中で、4/14の西武戦では津森投手がその負担を軽減。
澤柳投手は4/7の楽天戦で同点の9回裏に登板し、サヨナラタイムリーを許す貴重な経験。
そこに万全の状態の藤井皓哉投手が戻ってこれたら層がさらに分厚くなります。
現状だと勝ちパターンの基本はオスナ投手、松本裕樹投手、津森宥紀投手。
そこに限りなく近づいているのが杉山一樹投手。
ピンチ時は長谷川威展投手、又吉克樹投手。
余裕がある場面でルーキーの澤柳亮太郎投手。
バランスが良すぎて震えてます。
藤井投手の最短の一軍登録日は4/17(水)。
正直今はそんなに中継ぎに困っていないので、最短に拘らなくてもいいと思います。
野手
最後に野手。
遂に一軍はレギュラー陣を固定する期間が終了。
今週からは一二軍含めて状態の良い選手が試合に出られます。
まず一軍に昇格することになったのが、野村勇選手。
野村勇選手の主な二軍成績がこちら。(2024/4/15時点)
3割近くの打率を残し、出塁率も4割。
この打撃成績でセカンド、サード、ショートを広い守備範囲と強肩で堅実に守ります。
個人的に文句無しの選出です。
先週も名前を挙げさせてもらっていました。
その野村選手に立ち塞がる現在のレギュラー陣が牧原大成選手、栗原陵矢選手、今宮健太選手の3名。
セカンド牧原大成選手の主な一軍成績がこちら。(2024/4/15時点)
シーズン序盤は打撃の調子が上がらず苦しみましたが、ここ6試合連続でヒットを記録するなど打撃の調子は上向きです。
サード栗原陵矢選手の主な一軍成績がこちら。(2024/4/15時点)
レギュラー陣の中で一番打撃で苦しんでいたのが栗原選手。
4/14の西武戦で21打席ぶりの安打を放ち、復調をアピールしました。
ショート今宮健太選手の主な一軍成績がこちら。(2024/4/15時点)
出塁率.408はパリーグ4位、長打率.619はパリーグ1位、OPS1.027はパリーグ1位。
ホークスの中というよりもパリーグでNo.1の打撃成績を残しているショートストップです。
セカンド、サード、ショートの中で野村勇選手がまず狙うのは当然サードのポジション。
栗原選手の今の打撃成績はレギュラーに相応しくありません。
野村勇選手と栗原選手がレギュラー争いを繰り広げていく中で、両選手の状態が良いとなれば、セカンド野村勇サード栗原に落ち着くパターンもありますし、今宮選手の休養日に野村勇選手がショートの守備に就くパターンもあります。
即ち、野村勇選手が一軍のレギュラー争いに入っていくだけで様々な選手の刺激になります。
野村勇選手は今年で28歳の中堅選手。
2024年度は勝負をかけた一年になります。
与えられるチャンスはそう多くないと思うので、悔いのないように最高のアピールを最初からしていきたいところです。
走攻守でアピールできる場面は必ず来ます。
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