例年通りであれば2024年4月下旬に第1弾が登場するTS選手(タイムスリップ選手)。
今回はそんなTSに登場する可能性があるホークス選手をまとめました。
そんなことができるのかと思われる方もいるかもしれませんができます。
なぜなら2024TS選手は2024年シーズンに二桁背番号を背負っている監督・コーチ・選手の中から選ばれるからです。
TS選手に共通していること
過去登場したTS選手(タイムスリップ選手)には共通点が2つあります。
1つ目はしっかり試合に出場していること。
野手なら100試合。
投手なら中継ぎで30試合、先発で10試合。
この数字を1シーズンでクリアした選手の中から、TS選手は選ばれます。
2つ目は基本的に登場するのは30歳以上から。
TS選手はキャリアハイの成績で登場します。
よって20代でこれからキャリアハイが更新されるような現役選手は選ばれません。
現役ホークス選手の中で最年少TS選手が、2023TS第1弾で登場した武田翔太投手の30歳です。
ただ例外もあります。
当時阪神タイガースの藤浪晋太郎投手は26歳のシーズンでTS選手に選ばれました。
これは異例中の異例です。
藤浪投手は高卒プロ1年目から3年連続二桁勝利、そして4年連続不調というジェットコースターのような野球人生を送っていたからこのようなことが起こりました。
ホークスにもこんな選手がいたら登場する可能性はあります。
ホークスの支配下選手の中で2024年中に26歳~30歳を迎える選手がこちら。
オスナ、モイネロ、板東湧梧、周東佑京、松本裕樹、藤井皓哉、栗原陵矢、ヘルナンデス、野村勇、笠谷俊介、谷川原健太、柳町達、海野隆司、川瀬晃、杉山一樹、大関友久、津森宥紀
この中に藤浪投手程ジェットコースターのような野球人生を送っている選手はいません。
強いて言えば栗原陵矢選手がブレイクを果たしてから度重なる怪我で苦しんでいるということは言えますが、その栗原選手は2024年ホークスのサードレギュラー筆頭候補。
TSで登場させるのは栗原選手に失礼です。
また、元ホークスの支配下選手の中で2024年中に26歳~30歳を迎える選手がこちら。
泉圭輔、甲斐野央、上林誠知、高橋礼、大竹耕太郎、田中正義
こちらは早くにブレイクしてそこから伸び悩んでいた選手がちらほらいます。
以上2点を踏まえて、TS2024で登場するホークス選手候補を30名に絞りました。
おそらく、いや間違いなくこの中から6名が2024TS選手として登場します。
新規選手
ホークスの2024TS候補選手30名を「新規選手」と「既存選手」に振り分けてみました。
新規選手は1度もホークスのTS選手として登場したことが無い選手。
既存選手は既に1回以上TSもしくはOB選手として登場したことがある選手。
まずは新規選手19名を見ていきましょう。
東浜巨
今年34歳のシーズンを迎える東浜投手。
彼が登場する可能性は十分あります。
おそらくキャリアハイ成績は2017年シーズンになるかと思います。
16勝5敗で最多勝のタイトルを獲得したシーズンです。
平均投球回数や投球の内容からすると2020年シーズンの方が良かったりしますが、やはり見栄えがいいのは2017年シーズン。
ここは間違いないでしょう。
石川柊太
今年33歳のシーズンを迎える石川投手。
30代の選手が多いホークスの中で数少ない単年契約選手なので2024年シーズンは崖っぷちのシーズンとなります。
是非とも頑張ってもらいたいところ。
石川投手のキャリアハイ成績は2020年シーズンです。
最多勝と最高勝率の2冠に輝きました。
この時期は本当に無双していました。
甲斐拓也
今年32歳のシーズンを迎える甲斐選手。
今年はFA取得年かつ海野選手、谷川原選手等レギュラーを狙う20代選手との正捕手争いもあり非常に大事なシーズンとなります。
甲斐選手のキャリアハイ成績はおそらく2019年シーズンです。
プロスピAで重視されるのは守備ではなく打撃です。
そう考えた時に唯一シーズン打率.260で本塁打を11本放っている2019シーズンになるのではないかと思いました。
6年連続ゴールデングラブ賞の選手なので守備能力はどのシーズンでも問題なく高いです。
今宮健太
今年33歳のシーズンを迎える今宮選手。
複数年契約が切れる2024年シーズンは勝負の年になります。
今宮選手のキャリアハイ成績は2017年シーズンです。
2023セレクションでは2017年シーズンを基に能力が作られていたからです。
守備Aのホークスのショートは今宮選手だけです。
柳田悠岐
今年36歳のシーズンを迎える柳田選手。
まだまだ現役バリバリのスター選手です。
同級生の秋山選手や坂本選手等がTS選手として登場しているのに、未だTSでの登場が無いというところに彼の凄さが見えます。
柳田選手のキャリアハイ成績は2015年シーズン。
トリプルスリーを達成した年です。
あえて選ぶなら2015年シーズンなだけで、正直どのシーズンも凄いです。
柳田選手目線で調子が悪いシーズンも他の選手にとっては全盛期をゆうに超える成績だったりします。
倉野信次
2024年ホークスの投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーターを務める倉野信次氏。
彼のキャリアハイ成績は2004年シーズンです。
先発や中継ぎとして37試合に登板し、防御率2.55の好成績でした。
登場する可能性は少しですがあります。
中田賢一
2024年ホークスの投手コーチ(ブルペン補佐)を務める中田賢一氏。
彼のホークスでのキャリアハイはおそらく2014年シーズンです。
防御率は4.34と振るいませんでしたが、規定投球回に達する145回を投げ、11勝7敗と二桁勝利を達成しました。
内容を見ると2015年シーズンの方が良いです。
ただプロスピは内容よりも見栄え重視なので、二桁勝利というインパクトが優先されると思います。
寺原隼人
2024年ホークスの2軍ファーム投手コーチを務める寺原隼人氏。
彼のホークスでのキャリアハイはおそらく2013年シーズンです。
16先発で93回を投げ防御率4.65、4勝7敗の成績です。
正直、寺原投手はホークスよりもベイスターズ時代、バファローズ時代の方が遥かに成績は良いです。
登場する確率としては低いでしょう。
明石健志
2024年ホークスの2軍打撃コーチを務める明石健志氏。
彼のキャリアハイは2012年。
135試合出場で唯一規定打席に到達した年だからです。
打率.254,本塁打1,盗塁25。
おそらく登場するなら走塁型です。
城所龍磨
2024年ホークスの2軍外野守備走塁コーチを務める城所龍磨氏。
彼のキャリアハイは2011年シーズンです。
たった30打席なのに108試合出場。
完全に守備走塁の選手です。
プロスピAではこういった選手の評価が非常に低いです。
打って守れる、もしくは打って守れない選手が中心になってきます。
2016年シーズンは交流戦MVPになる程打ちまくっていた時期がありましたが、84試合出場ということで出場試合数を稼げていません。
彼の登場は果たしてあるのでしょうか。
小川史
2024年ホークスの3軍監督を務める小川史氏。
彼のホークスでのキャリアハイは1986年シーズンです。
128試合出場で打率.248、本塁打3本。
正直、目立った打撃成績ではありません。
登場の確率は非常に低いです。
山崎勝己
2024年バファローズのバッテリーコーチを務める山崎勝己氏。
彼のホークスでのキャリアハイは2006年シーズンです。
105試合出場で打率.229とまずまずの成績。
盗塁阻止率も高くありません。
ただ彼がたまに打つとチームが勝つというジンクスを持ち、投手から信頼されていた捕手でした。
登場確率は非常に低いです。
高橋礼
今年29歳のシーズンを迎える高橋礼投手。
トレード移籍1年目のシーズンながら年齢的に勝負のシーズンになります。
彼のホークスでのキャリアハイは2019年シーズンです。
23先発,143回を投げ防御率3.34、12勝6敗の好成績で新人王に輝きました。
登場する可能性は十二分にあります。
上林誠知
今年29歳のシーズンを迎える上林選手。
2024年は新天地中日ドラゴンズで勝負のシーズンを迎えます。
彼のホークスでのキャリアハイは2018年シーズンです。
143試合に出場し、打率.270,本塁打22,盗塁13の好成績を収めました。
この頃は上林選手が将来のホークスの顔になることを誰も疑いませんでした。
当然、登場する可能性は十二分にあります。
大竹耕太郎
今年29歳のシーズンを迎える大竹投手。
2024年シーズンも阪神の左のエースとして期待が集まります。
彼のホークスでのキャリアハイは2019年シーズン。
17先発,106回を投げ防御率3.82、5勝4敗の成績を収めました。
二桁勝利を達成できていないので登場確率は低めです。
加治屋蓮
今年33歳のシーズンを迎える加治屋投手。
彼のホークスでのキャリアハイは間違いなく2018年シーズン。
72試合登板で防御率3.38の活躍でした。
シーズン72試合登板は岩嵜翔投手と並び、ホークスのレギュラーシーズン最多登板記録です。
登場する可能性は十分あります。
森唯斗
今年春キャンプ中に32歳を迎えた森投手。
彼のホークスでのキャリアハイは2018年シーズンです。
66試合登板、防御率2.79で37セーブ。
その年のパリーグ最多セーブに輝きました。
森投手は7年連続50試合登板の鉄腕で、1年だけじゃ語り切れない程、ホークスに貢献してくれた名選手の1人です。
必ずいつか登場します。
嘉弥真新也
今年35歳のシーズンを迎える嘉弥真投手。
彼のホークスでのキャリアハイは2018年シーズンです。
左のワンポイントとして67試合登板、防御率2.45の成績を収めました。
嘉弥真投手も森投手と同様、6年連続50試合登板の鉄腕。
今回登場するかは分かりませんが、TSもしくはOBでいつか必ず登場します。
※二保旭
今年34歳のシーズンを迎える二保投手。
彼のホークスでのキャリアハイは2015年シーズンです。
44試合登板で防御率3.25の好成績を収めました。
ただ、2024/2/29時点の二保投手はマリーンズの育成投手。
TS対象選手ではありません。
登場確率はかなり低いです。
既存選手
続いて、既に1回以上TSもしくはOB選手として登場したことがある既存選手11名を見ていきましょう。
中村晃
中村選手は2023TS第4弾で1回登場しました。
2024年も登場となると2年連続となりますが、TS選手は意外と連続登場が多いです。
だから登場する可能性はあります。
武田翔太
武田投手は2023TS第1弾で1回登場しました。
中村選手と同じく、今年も登場する可能性はあります。
和田毅
和田投手は2019TS第5弾、2022TS第4弾で計2回登場しました。
2年おきに登場しているので、次に登場するのは2025シーズンかもしれませんが、2024年シーズンに登場する可能性もあります。
小久保裕紀
小久保選手は2016OB第5弾、2018OB第5弾、2020OB第2弾、2021TS第2弾、2023TS第5弾で計5回登場しました。
ずっとメインポジションはサードでしたが、最新版はセカンドで登場しました。
次はどちらで登場するのでしょうか。
若田部健一
若田部投手は2023TS第6弾で1回登場しました。
正直、能力はリーグ、リアタイ共に高くありません。
よって2年連続での登場確率は非常に低いです。
村松有人
村松選手は2017TS第4弾、2018TS第2弾、2020TS第5弾で計3回登場しました。
2017,2018年には2年連続で登場していたにもかかわらず、直近3シリーズでは登場無し。
そろそろあるかもと思っているのは私だけでしょうか。
本多雄一
本多選手は2018TS第1弾、2020TS第3弾、2022TS第6弾で計3回登場しました。
一年おきに登場しているので、順番的に2024シリーズは登場する年です。
登場している弾が全て違うので、次に登場するのは2弾、4弾、5弾のどれかでしょうか。
大道典良
大道選手は2016TS第2弾、2018TS第4弾、2019TS第5弾、2022TS第5弾で計4回登場しました。
出る時は出る、出ないときは出ない。
パターンが全く読めません。
2024シリーズで登場する可能性はあります。
大隣憲司
大隣投手は2019TS第2弾で1回登場しました。
「バルカンチェンジ」という特殊球を持った投手なので、たった1回きりの登場ということは考えにくいです。
また、いつか登場しますし、それが2024シリーズかもしれません。
杉内俊哉
杉内投手は2017TS第1弾、2018TS第3弾、2020TS第1弾、2022TS第3弾、2022侍ジャパンで計5回登場しました。
TSでは1弾か3弾という超豪華な弾でしか登場していないスーパーな投手。
次登場するとしたら、順番的に1弾でしょうか。
※岩嵜翔
岩嵜投手は2020TS第6弾で1回登場しました。
2024/2/29時点の岩嵜投手はドラゴンズの育成投手。
二保投手同様、TS対象選手ではありません。
登場確率は非常に低いです。
特に登場確率が高い選手
以上を踏まえ、「特に2024TSで登場する確率が高い選手」を21名まで厳選してみました。
この中でTS選手が選ばれると仮定すると、確率は約30%。
OB選手とは比較にならないぐらいに絞れてます。
個人的には移籍組がかなり気になってます。
誰が登場するのか非常に楽しみです。
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