今回は「2024年ドラフト俺の12人 2023年12月編」です。
2024年ドラフト1位候補の選手の中から、私が特に注目している12名を抜粋して紹介します。
なぜ12名かというとドラフト1位のつもりで選んだからです。
前回、11月編の12名がこちら。
前回と変わってる部分にも注目してみてください。
2024年ドラフト俺の12人
今回の12名がこちら。
前回と異なるのが、伊原陵人投手,石塚裕惺選手,麦谷祐介選手です。
今回はこの3選手に注目していきます。
伊原陵人(NTT西日本)
伊原陵人投手は完成度の高い身長170cmの小柄な左腕です。
大阪商業大学時代は大学リーグ通算防御率0.91で四死球率1.55、奪三振率9.26と内容も圧巻でした。
それなのにドラフトでは指名漏れを経験。
大阪商業大学の後輩、上田大河投手と高太一投手は2023年ドラフト2位指名。
能力的には変わらないのにこの違いはなんでしょうか?
それはおそらくスピードです。
伊原投手の最速は148キロ、上田投手は154キロ、高投手は151キロ。
プロでやっていくためには150キロの壁を突破しなければならないということです。
身長もそうです。
伊原投手は170㎝、上田投手は182㎝、高投手は180㎝。
スピードもしくは身長がないとドラフト指名されません。
なんて厳しい世界でしょうか。
そんな評価をされている伊原投手ですが、私はこの投手は、内外に投げ分ける投球術があり「プロで勝てる投手」だと思います。
石塚裕惺(花咲徳栄)
花咲徳栄高校にまた新たなスター候補が現れました。
石塚裕惺選手です。
井上朋也選手、野村佑希選手。
右の強打者が育ちやすい環境でもあるのでしょうか。
石塚選手も右の強打者です。
主なポジションはショート。
ショートのスラッガーは貴重です。
現時点では宗山塁選手を競合で外したチーム、もしくは宗山選手の競合を避けたいチームが1位指名しそうな気がします。
ただ現時点で高校生が1位候補に挙がっているという事実がもう凄いです。
麦谷祐介(富士大)
麦谷祐介選手は走攻守揃ったアスリートタイプの外野手です。
50m5.8秒台の俊足。
足はまずNPBトップクラスに速いです。
さらに、青山学院大学のドラ1コンビ、常廣羽也斗投手と下村海翔投手から本塁打を放つパワーも兼ね備えてます。
しかもその本塁打、どちらも逆方向。
一気に評価は上がりました。
あとは打撃の確率という部分だけです。
上位指名はまず間違いありません。
振り返り
今回選んだ12名中1名が高校生、10名が大学生、1名が社会人でした。
唯一の高校生が石塚選手、唯一の社会人が伊原投手です。
こう見ると、やはり2024年ドラフトも例年通り大学生ドラフトな気がします。
ただ昨年とは少し違う部分があります。
2023年ドラフト1位12名をご覧ください。
2023年ドラフト1位は内9名が投手、その内8名が大学生だった投手偏重ドラフトでした。
それに比べると、2024年度はバランス型のドラフトにシフトしそうな予感がします。
それぞれのポジションに注目選手がいるという状況。
それが逆に難しい部分です。
2023年度は、例えば投手が欲しい球団は、この投手を外しても他にも良い投手がいるから競合で勝負しようとできたのが、2024年度はそれができません。
即戦力外野手が別に欲しくないけど注目選手が多い。
投手は欲しいけど金丸投手,中村投手は競合しそう。
それならばこの選手で単独指名を狙おうかな。
こういった駆け引きが増えると予想されます。
「2024年ドラフト俺の12人」は今後の選手の成長次第、私の裁量次第で変わってきます。
来月もお楽しみに!!!!!
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