今回は山川穂高選手をホークスが獲得した場合の人的補償予想をしていきます。
今回が2度目の予想になります。
前回の予想がこちら。
最新の予想がこちら。
現役ドラフトで水谷瞬選手がホークスから日本ハムに移籍したことによってこういう事態になりました。
ということでまずはプロテクトリストを見直す必要があります。
Myプロテクトリスト
再度、私が考えたプロテクトリストがこちら。
投手14,野手14のバランスを意識しました。
投手の平均年齢が25.8歳、野手の平均年齢が25.6歳。
全体の平均年齢が25.7歳。
なかなかいいバランスになりました。
前回の予想と変わった部分は牧原大成選手。
2023年度WBC代表に選ばれたスーパーユーティリティ選手です。
西武の弱点
西武の強みは投手です。
数年前までは弱みだったのに。
オリックスに引けを取らない先発投手陣で若さでは12球団No.1。
詳しくはこちらをご覧ください。
尚且つ、チームQS率60.1%が12球団No.1。
オリックスが山本由伸投手や山﨑福也投手の流出で投手戦力を落としている中で、西武はドラフトで即戦力投手をしっかり上位で獲得。
今や西武が投手力パリーグNo.1といっても過言ではありません。
逆に弱点は野手です。
数年前まではとんでもない強みだったのに。
特に外野手は得点力不足に悩んだ大きな原因でした。
レギュラーだと自信を持って言える選手は誰一人としていません。
内野手は源田選手、外崎選手、佐藤選手とある程度固まってます。
レギュラー争いがありそうなのは、それこそ山川選手,マキノン選手のポジションである一塁手ぐらいです。
捕手は古賀選手が守備だけでなく打撃でも成長してくれればというところですが、最重要ポジションではありません。
人的補償候補選手
上記のプロテクトリストを基に西武が人的補償選手を選ぶとしたらこの3名になるかと思います。
正木智也
2023年度の西武の本塁打数はパリーグ最下位の90本。
長打力のある外野手は欲しいはずです。
ホークスの若手選手で長打力のある外野手と言えば、正木智也選手と笹川吉康選手。
この2選手を対比した際に、コンタクト能力ではまだ正木選手の方に分があるかなと思います。
笹川選手の二軍での最高打率は2023年度の.211。
対する正木選手はプロ1年目で一軍で打率.254、本塁打3本の活躍。
正木選手の2年目は不振に苦しみましたが、一軍で活躍できる能力があることは証明済みです。
愛斗選手を現役ドラフトで放出したという部分で、右で大きいのを打てる外野手が欲しくなっているのではないでしょうか。
中村晃
埼玉県朝霞市出身の中村晃選手。
ポジションは一塁と外野。
堅実な守備と勝負強い打撃。
そしてファンに愛されるその人柄。
ここまで西武の補強ポイントにズバッと当てはまります。
唯一の懸念点が34歳という年齢。
あと何年、主戦力として活躍できるのかという部分だけです。
甲斐拓也
24歳の古賀選手と正捕手争いするような選手が欲しいところで甲斐拓也選手。
36歳の炭谷銀仁朗選手が西武に復帰するものの、彼は第二捕手のイメージ。
古賀選手にとってそこまで脅威ではありません。
31歳の甲斐選手は直近のWBCで日本代表に選ばれるほどの捕手で、間違いなくライバルになれます。
打撃でも二桁本塁打を記録した年が4回あるように、長打力もあります。
個人的予想
この3名の候補の中から1人補償選手を選ぶとしたら中村晃選手になります。
4年連続ゴールデングラブ賞の安定した守備。
スキャンダルを起こさないであろう野球に律儀な性格。
埼玉県朝霞市出身。
怪我をしない。
ポジションは一塁と外野。
獲得したい要素がこれでもかという程、揃ってます。
西武としては正木選手や笹川選手を獲得して、大当たりを狙うという作戦も全然アリです。
ただ安定感という部分では中村晃選手以外に考えられません。
西武が2024年度は潤沢な投手陣と堅実な守備陣で守り勝つ野球を目指すのであれば、中村晃選手の存在は必要不可欠です。
コメント