ホークスのドラフトは遊びすぎ?!最適な指名配分を探る!!!

プロ野球データ
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今回はホークスのドラフトでの高卒大卒社卒選手の指名配分から今後の展望を予測していきます。

ホークスは「高卒があまり活躍しない」「大卒は結構活躍している」といった何となくのイメージがあると思います。

それをデータ化して分かりやすくしたのが今回の記事です。

何となくのイメージが正しいのか。

正しいのであれば今後はどういったドラフト戦略を行っていくべきか。

今のホークスは最適な指名配分を実践できているか。

そういった部分に注目してください。

活躍確率ルール

まずは本記事のテーマである活躍確率について説明します。

活躍確率とは…
総選手の中で活躍定義に当てはまる選手の確率

その活躍定義がこちら。

<NPB一軍の1シーズン>
先発投手 10先発
中継ぎ投手 30登板
野手 100試合出場

全て私が勝手に決めました

以前、ドラフト選手の活躍確率という記事を出しました。

また育成選手に関してもこちらの記事で活躍確率を調べてます。

今回は上記の深掘り記事になります。

ドラフト指名の支配下,育成選手を高卒大卒社卒に分けた時の、それぞれの活躍確率を求めました。

比較しやすくするため、育成制度がスタートした2005年から2022年にドラフト指名された選手に絞ります。

独立リーグ出身の選手も社卒選手に含みます。

髙谷裕亮選手のように、社会人から大学へ行き、ホークスに入団した選手は大卒扱いとします。

支配下指名選手

支配下指名選手の活躍確率はこちら。

まさかここまでとは思いませんでした。

大卒社卒選手は半分以上が一軍で活躍。

高卒選手は4分の1しか活躍できない。

優先すべきは一目瞭然です。

因みにこちらのデータは他球団で活躍定義を満たした小澤怜史投手、田中正義投手、山中浩史投手を含めています。

ホークス限定で活躍定義を満たした確率はこうなります。

3投手はそれぞれ高卒大卒社卒投手だったので、全ての確率が少し下がりました。

高卒選手の活躍確率は正直見てられない数字になってます。

育成指名選手

育成選手も支配下選手と同様に求めた活躍確率がこちら。

高卒選手の活躍確率がやはり低いです。

数が多いというのが一因になっているのは間違いありません。

ただ、大卒選手は高卒選手の半分で同じくらいの活躍選手を生み出してます。

確かに千賀投手のように爆発力があるのは高卒選手ですが、安定感という意味では大卒社卒選手に軍配が上がります。

また、ホークス限定で活躍確率を求めるとこうなります。

長谷川宙輝投手(高卒)、亀澤恭平選手(社卒)、渡邉雄大投手(社卒)の3選手が他球団で活躍確率を満たしました。

大卒選手は変わりなく17.2%です。

支配下の高卒選手と育成の大卒選手を比較してもいい勝負になります。

ホークスの2023年ドラフト

ホークスの2023年ドラフトを高卒大卒社卒選手の指名配分で振り返ります。

支配下は高卒2名,大卒4名,社卒1名、育成は高卒4名,大卒2名,社卒2名でした。

支配下選手は半分以上が大卒社卒選手の為、

理想的な指名配分

と言えます。

育成選手は少々高卒選手が多いかなという印象です。

ただ超高校級スラッガーを育成で2名も指名出来てラッキーだったことは間違いありません。

最後に、今後もホークスは大卒社卒選手を中心に指名すべきです。

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