福岡ソフトバンクホークスの歴史を振り返ると、その裏には常に「名将」の存在がありました。
ということで今回はホークスを頂点へ導いた歴代優勝監督たちを振り返ります。(2025年シーズン終了時点)
なぜ優勝監督に注目するのか?
優勝していなくても采配が良かったり、他の部分が素晴らしかったりという監督はいます。
「選手のレベルが高かったから優勝した」という風に捉えると、誰が良いのかを一概には言えません。
みんな違ってみんな良いと思います。
ただ、シーズン優勝という事実が分かりやすいのも事実です。
だから優勝監督に注目しました。
今回調べたのは、ホークス歴代監督のシーズン優勝回数ランキングとシーズン優勝確率ランキングです。
プレーオフでシーズン順位が2位になった屈辱的なシーズンもありましたが、
そこは厳しく2位で計算してます。
シーズン優勝回数ランキング
ホークスの長い歴史の中で、シーズン優勝した監督が以下の6名です。
1.鶴岡一人(山本一人) 11回
2.王貞治 3回
2.秋山幸二 3回
2.工藤公康 3回
5.小久保裕紀 2回
6.野村 克也 1回
鶴岡監督が断トツの優勝回数11回を誇ります。
11回優勝していることもそうですが、23年もチームを指揮していることが鶴岡監督の凄さを物語ります。
23年の内、1位が11回,2位が9回,3位が1回,4位が2回。
なんと23年間で5位以下は一度も記録していません。
納得の23年間です。
シーズン優勝確率ランキング
優勝回数を監督年数で割ることにより、シーズン優勝確率をそれぞれ求めました。
優勝確率ランキングはこちら。
- 小久保裕紀 100%(2/2)
- 秋山幸二 50%(3/6)
- 鶴岡一人(山本一人) 48%(11/23)
- 工藤公康 43%(3/7)
- 王貞治 21%(3/14)
- 野村克也 13%(1/8)
1位の小久保監督は名将への歩みを着々と進めています。小久保監督の次の監督はプレッシャーが凄いでしょうね。
また、2位の秋山監督もチーム状況が悪い中で監督を引き継ぎ、最終的に良い状況で次の監督に引き継いだ監督として有名です。杉内投手,和田投手,ホールトン投手の先発3投手が一気に流出してから、
たった2年でチームを立て直したのが秋山監督です。
また、23年間も指揮官を務めた鶴岡監督が3位にいるというのも、改めて凄まじいことです。




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