9/29ホークス三軍対BCL選抜の交流試合を見て思ったこと

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ホークス考察
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2024/9/29、福岡ソフトバンクホークス三軍対BCリーグ所属球団選抜チームの交流試合が行われました

結果は6-3ホークスが勝ちました。

今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。

野手については9月の三軍打撃成績を載せています。

アピールできた若手選手はいたでしょうか。

投手

井﨑燦志郎

井﨑燦志郎投手は3回1失点の投球でした。

全33球の内、ストライク19ボール14

印象としては「初回は制球が定まらない」です。

井﨑投手は150キロを超えるストレートとフォークが魅力の投手。

初回からそのストレートでどんどん押していきました。

ただ制球が定まらずいきなり先頭打者に四球

そこから連打を喰らい1点を失いました。

流石にストレートだけでは難しいということで、点を取られて以降はフォークも織り交ぜながらの投球になりました。

ショートイヒネイツア選手のうまいゴロの捌きや、加藤晴空選手の盗塁阻止にも助けられ、初回を最少失点で切り抜けると、2回3回は制球がまとまり無失点で抑えることが出来ました。

来季は本格的な二軍デビューとなるでしょうか。

小林珠維

小林珠維投手は1回無失点の投球でした。

全11球の内、ストライク6ボール5

印象としては高め」です。

ストレートも変化球も全体的に真ん中から高めに集まっていました。

結果的に三者凡退で抑えることができたものの良い投球とは言えません。

低めのスプリットに手を出してくれなかったので、ゾーンを意図的に上げたのでしょうか。

加藤晴空選手がフェンス際の打球を捕球するファインプレーにも助けられました。

飛田悠成

飛田悠成投手は1回無失点の投球でした。

全17球の内、ストライク7ボール10

印象としては困ったら真ん中にストレート」です。

今回の飛田投手はボール先行の投球が目立ちました。

そしてボール先行になってからは四球を出さないように真ん中にストレートを投げ込む場面が目立ちました。

それで無失点に抑えるからラッキーです。

二軍一軍ではそれを許してくれません。

また17球の内、変化球を投げたのは陽選手への初球のカーブ1球だけ

ストレートで押し込むことをテーマにしていたのでしょうか。

勝負所でどの球でもストライクが取れるようになれば、二軍で投げれるようになります。

藤原大翔

藤原大翔投手は4回2失点の投球でした。

全63球の内、ストライク44ボール19

印象としてはストレートで空振りが取れない」です。

藤原投手は井﨑投手と同様、150キロを超えるストレートが魅力の投手。

そのストレートで押していきましたが、今回はなかなか空振りが取れませんでした

甘く入ったストレートはヒットにされ、高めに浮いたカーブも捉えられ、落ち着いた投球が出来なかったです。

高卒1年目でこれまで順調にいきすぎていた部分があったので、たまにはこういう投球も人間らしくていいと思います。

ストレートオンリーで打ち取れないと判断してからは、スライダーやカーブも組み合わせながら配球で抑えようとする姿勢が見えました。

その結果、7回以降に限ると4奪三振を取れました。

決め球はストレート2つにスライダー2つ。

十分凄いです。

ここからさらにスケールアップすることを考えると、ワクワクが止まりません。

野手

ホークス選手の9月三軍打撃成績がこちら。(2024/9/29時点)

※9/2練習試合の記録は除く。

<スタメン>

<スタメン外>

この試合で複数安打を放ったのは、中澤恒貴選手、大泉周也選手、伊藤大将選手の3名。

中澤選手は3打数2安打1四球1死球(単打2)

特に3打席目のライト前ヒットは低めの変化球に巧く合わせた技ありの一打でした。

守備面はまだこれからですが、打撃だけを見ると今すぐ二軍で試してみたいと思わせるものがあります。

このバットコントロールに力強さも加えて、強打のショートストップになってほしいです。

大泉選手は3打数3安打2四球1盗塁2打点(単打2、二塁打1)

これでBCL選抜との試合では3試合連続猛打賞の活躍となりました。

打ちすぎて引いてます。

1打席目のタイムリーは追い込まれてから逆方向への二塁打。

引っ張りたくなるような内寄りの球でした。

最初から打球方向を決めて打っていたのでしょう。

4打席目のヒットも追い込まれてから逆方向

このような打撃ができるから率が残ります。

来季の春季キャンプで彼をA組に大抜擢しても私は何の驚きもありません。

大泉選手は近藤健介選手の打撃を目標にしている選手なので、同じ環境でプレーすることで何か新しい発見があれば最高です。

伊藤選手は3打数3安打3打点(単打2、本塁打1)

1打席目2打席目はきっちりセンター方向に弾き返したかと思えば、3打席目は豪快にレフトスタンドに放り込みました。

彼は守備に関しては何も言うことがありません。

あとは打つだけというところでこの活躍。

非常に頼もしいです。

あとはこの打撃を継続して出していくだけです。

加藤晴空選手は3打数1安打1四球(単打1)と打撃でまずまずのアピールができましたが、それ以上に守備が素晴らしかったです。

2つの盗塁阻止に1つのファインプレー。

捕逸はゼロ。

捕手として最高のアピールになりました。

今季は三軍でも四軍でもなかなか出場機会を得られず、悔しい日々を過ごしてきました。

その悔しさをこの試合で全て晴らしたような感じです。

来季の契約を勝ち取る意味でもこの試合は非常に大きかったのではないでしょうか。

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