2024/9/15、福岡ソフトバンクホークス対中日ドラゴンズの二軍公式戦が行われました。
結果は2-0でホークスが勝ちました。
今回はこの試合のホークス投手&野手を個別に取り上げます。
野手に関しては、9月二軍打撃成績一覧も載せてます。
現時点で一軍に上がりそうな選手は果たして誰でしょうか。
投手
前田純
前田純投手は7回無失点の投球でした。
全119球の内、ストライク79ボール40。
印象としては「9奪三振」です。
前田投手はどちらかと言えば、打たせて取るタイプの投手。
ただ、今回は9奪三振。
ストレートの走りが良く、チェンジアップ&カーブのキレも良かったので面白いように三振が取れました。
四球を3つも出してしまったことは反省点ですが、前田投手の新たな投球スタイルを示せたのかなという気がします。
120球近くになっても140キロオーバーのストレートを投げれていたことから、スタミナ面も問題ありません。
あとはこの素晴らしい投球を継続するだけかなと思います。
今季中の一軍登板はあるでしょうか。
古川侑利
古川侑利投手は1回無失点の投球でした。
全4球の内、ストライク3ボール1。
印象としては「超省エネ投球」です。
低めにストレートを4球投げ込んだだけで三者凡退。
古川投手としては非常にラッキーです。
ファースト吉田賢吾選手のダイビングキャッチでアウトにするプレーもありました。
さすがに球数が少なすぎるので、連投の可能性もあると思います。
津森宥紀
津森宥紀投手は1回無失点の投球でした。
全11球の内、ストライク7ボール4。
印象としては「オールストレート」です。
津森投手に求めていた投球はこれです。
今回はストレートしか投げていないにもかかわらず2奪三振。
追い込むまでと追い込んだ後の球威が明らかに違い、そこで緩急をつけました。
二軍の打者に対しては、全てストレート勝負で抑えるぐらいじゃないといけません。
だから当たり前と言えば当たり前です。
ここ最近は良かったり悪かったりを繰り返しています。
一軍に上げてもらうためには、次の登板が非常に大事です。
野手
ウエスタンリーグのホークス選手9月打撃成績がこちら。(2024/9/15時点)
<スタメン>
<スタメン外>
この試合で複数安打を放ったのはダウンズ選手。
4打数2安打1四球2打点(単打1、本塁打1)の活躍です。
遂に来日初本塁打が生まれました。
インコース高めの150キロの速球をうまく振りぬきレフトスタンドに放り込みました。
徐々にNPB投手に適応しており、この試合はアウトになった打席の内容も良かったです。
守備面にはまだ粗さが残るものの、それを補えるだけの打撃成績を残すことができれば、一軍に上がる可能性はあります。
同じ二遊間を守る廣瀨隆太選手、仲田慶介選手、三森大貴選手とバチバチの争いをしてもらいたいです。
もちろん一軍に上がるためには、今宮健太選手、牧原大成選手、川瀬晃選手、野村勇選手の存在も意識しなければなりません。
ダウンズ選手がこの中で突出するためには「長打力」が鍵になってくるのかなと思います。
コメント