2024/8/24、福岡ソフトバンクホークスvs北海道日本ハムファイターズの一軍公式戦が行われました。
結果は6-1でファイターズが勝ちました。
今回はこの試合の全体的な感想をホークス目線で振り返ります。
ホークス投手&野手も個別に取り上げます。
野手に関しては8月の一軍打撃成績も載せてます。
全体的な感想
今回の試合は非常にシンプル。
ファイターズ先発北山投手が8回10奪三振無失点。
ホークス打線が手も足も出ないような素晴らしい投球でした。
そして、対するホークス先発スチュワート投手は粘りながら6回2失点。
もうこの時点でほぼほぼ勝負はついてます。
ホークスとしては北山投手が凄かったと切り替えるしかありません。
改めてになりますが、カード初戦を勝てて本当に良かったなと思います。
もし、接戦の展開で初戦を落とし、2戦目は完敗となれば、同一カード3連敗の嫌な流れが出来ていたところでした。
カード3戦目の先発はホークスが松本晴投手、ファイターズが伊藤大海投手。
松本投手にとっては毎登板が勝負。
相手が誰であれ自分の投球をするだけです。
ホークス打線は松本投手が気持ちよく投げられるように手厚い援護を期待します。
投手
スチュワート
スチュワート投手は6回2失点の投球でした。
全104球の内、ストライク56ボール48。
印象としては「試合を作る」です。
今回のスチュワート投手は四球を4つも出し、その四球を得点に繋げられました。
相手先発の北山投手が好投を続けており、甘い所に投げてはいけないという思いがそこまま投球に繋がったのかなと思います。
投げ辛そうにしていた郡司選手に対してだけでなく、全体的にストライク率は低かったですが、それでも6回2失点にまとめるあたりが今年の成長です。
川村友斗選手のダイビングキャッチ、甲斐拓也選手の2度の盗塁阻止。
守備のサポートも光りました。
又吉克樹
又吉克樹投手は0.2回4失点(自責点3)の投球でした。
全27球の内、ストライク15ボール12。
印象としては「エラー」です。
又吉投手の今回の投球は無死一二塁の場面で、田宮選手のバントを又吉投手が処理できず、オールセーフにしてしまったことが全てです。
あそこでしっかり打球を処理して、1死一二塁の形を作れていたら、その後の投球内容はガラッと変わっていました。
1死満塁でスクイズを警戒してボール先行の打者有利カウントにすることも無かったので。
又吉投手の投球自体に問題はありません。
切り替えて次の登板に備えるだけです。
長谷川威展
長谷川威展投手は0.1回無失点の投球でした。
全5球の内、ストライク4ボール1。
印象としては「火消し」です。
2死三塁、打者清宮選手の場面で登板した長谷川投手。
たったの5球ではありましたが、全ての球がしっかり制球されていました。
清宮選手は低めのコースにツボを持っている選手。
そのことを分かっており、外角低めギリギリのスライダーを2球投じた後は、高めにストレート3球。
文句無しの火消しです。
津森宥紀
津森宥紀投手は1回無失点の投球でした。
全14球の内、ストライク10ボール4。
印象としては「珍しい甲斐拓也」です。
スライダーは野村選手への勝負球と、万波選手へぶつけてしまったすっぽ抜けの2球だけ。
その他の12球は全てストレートです。
右の津森投手と左のヘルナンデス投手。
同じようなタイプの投手が左右で1人ずついるのも珍しいです。
栗原陵矢選手のファインプレーもあり無失点に抑えることができましたが、今回注目したいのは甲斐拓也選手。
1イニングで2度もインコースのストレートを取り損ねる場面がありました。
そしてその内1つは進塁を許し、パスボールが記録されました。
非常に珍しいことが起こってます。
津森投手の球が強くて取り辛かったのかもしれませんが、いつもの甲斐選手なら取れてます。
正捕手として、もう一度気を引き締め直したいところです。
野手
ホークス選手の8月一軍打撃成績がこちら。(2024/8/24時点)
<スタメン>
<スタメン外>
栗原陵矢選手は8回裏のファインプレーから良い流れで打席に入り本塁打を放ちました。
直接勝敗に結びつく一本ではありませんでしたが、当然打たないよりも打った方が良いです。
この試合で一塁手として出場していた正木智也選手は、7回裏に一邪飛をこぼす場面がありました。
持ち味の打撃を活かしてレギュラーを獲るために、外野だけでなく一塁も守っていますが、この守備だと一塁手は厳しいと思われても仕方ないです。
将来的には近藤選手のようにレフトとDHを行ったり来たりする選手になるのでしょうか。
もしそうなるのであれば、球界トップクラスの打撃力は求められます。
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