2024/8/7、福岡ソフトバンクホークス三軍対徳島インディゴソックスの交流試合が行われました。
結果は7-1でインディゴソックスが勝ちました。
今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手については8月の三軍打撃成績を載せています。
アピールできた若手選手はいたでしょうか。
投手
藤田淳平
藤田淳平投手は3回5失点(自責点1)の投球でした。
全76球の内、ストライク42ボール34。
印象としては「珍しい」です。
藤田投手は基本的にストライクを取るのに困らない投手。
ただ今回はいきなり初回から四球を出すなど制球に苦しみ、結局3回までで3四球を出しました。
古巣との対戦ということもあり、投げ辛さのようなものがあったのでしょうか。
この2つの四球の内、2つはムーディー選手に与えたもの。
ムーディー選手の選球眼が素晴らしかったということは言えます。
今回の76球の内、本当に甘く入った球は5球程度で、あとはコースに制球できていました。
だからこそ、3回を自責点1にまとめることができたという見方もできます。
調子が悪い中で、いきなり味方のエラーもあり、難しいマウンドになったのは間違いありませんが、そんな中でも試合を作るのが一流の先発投手。
どんな時でも6回までは投げ切れるような先発投手を目指してほしいです。
フェリックス
フェリックス投手は3回無失点の投球でした。
全52球の内、ストライク32ボール20。
印象としては「まさかの3回」です。
フェリックス投手の3イニングというのは私はあまり記憶が無いです。
だいたい1イニング、多くても2イニング。
ボール球が多くて球数が増えるので仕方ありません。
ただ、そんな中で今回は3イニング投げて無失点投球。
素晴らしい投球を見せました。
出力が高く最速は158キロ。
各打者がストレートに押される場面が目立ちました。
そしてその出力の高さを3回まで維持していたところも良かったです。
今後4回5回と投球回数を増やしていってどうなるかは非常に気になります。
ただ課題はやはり制球力。
5回には2者連続で四球を与えました。
ここが改善されてくれば、先発に挑戦してみても面白いです。
藤原大翔
藤原大翔投手は2回2失点(自責点1)の投球でした。
全39球の内、ストライク21ボール18。
印象としては「成長中」です。
今登板では自己最速を更新する154キロを記録。
何度も言いますが彼は高卒1年目です。
7回裏は先頭打者に四球を与えるなど制球に苦しみ、8回裏は出力がガクッと落ちて2点を失ったりとまだまだ課題はありますが、非常に楽しみな投手であることに間違いはありません。
今年の初めにこんな記事を書きました。
この記事で書いた藤原投手に期待することを現時点で大きく上回っています。
もう少し高い期待をかけておくべきでした。
この成長スピードはメジャーリーガーの千賀滉大投手に匹敵します。
野手
ホークス選手の8月三軍打撃成績がこちら。(2024/8/7時点)
※8/5練習試合の記録は除く。
<スタメン>
<スタメン外>
今試合で最も存在感を発揮したのは山本恵大選手。
3打数2安打の活躍で、ヒットはどちらも逆方法への二塁打。
6月7月は二軍戦での出場が増えていたものの、なかなか本来の打撃を見せることができず苦しんでいました。
今回久しぶりに山本選手らしい当たりが出て、ホッとした部分も大きいのではないでしょうか。
逆方向に長打が打てる選手というのは、12球団見渡してもなかなかいません。
この強みを活かしてアピールを続けるだけです。
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