2024/9/11、福岡ソフトバンクホークスvs東北楽天ゴールデンイーグルスの一軍公式戦が行われました。
結果は9-2でホークスが勝ちました。
今回はこの試合の全体的な感想をホークス目線で振り返ります。
ホークス投手&野手も個別に取り上げます。
野手に関しては9月の一軍打撃成績も載せてます。
全体的な感想
ホークスは投打ががっちり噛み合い勝利を掴みました。
この試合のヒーローは今宮健太選手。
文句無しです。
5打数3安打3打点(単打3)。
ヒットは全てタイムリーでした。
ただ野球は1人ではできません。
影のヒーローは緒方理貢選手。
8/2以来、約1ヶ月ぶりのスタメン起用に応えました。
1打席目は7球投げさせて内野安打。
そして、次の川瀬晃選手がレフトへ犠牲フライを放った際に、すかさず一塁から二塁へ進塁する神走塁。
今宮選手の同点タイムリーに繋げました。
2打席目もヒットで出塁。
一塁上で投手を揺さぶり、牽制悪送球を誘い、二塁へ進塁。
今宮選手の勝ち越しタイムリーで生還しました。
3打席目も四球で出塁。
4打席目は左飛に倒れたものの、4打席で3出塁と出塁率の高さを存分にアピールしました。
9/12の一軍戦はお休み。
9/13からはバファローズとの4連戦が始まります。
その後のファイターズ2連戦も含め、今季ラストの6連戦。
ここを良い形で乗り切れば、もう優勝は目の前です。
初戦をエース有原投手の力でものにしましょう。
投手
大関友久
大関友久投手は7回2失点の投球でした。
全110球の内、ストライク73ボール37。
印象としては「そこまで状態は良くない」です。
いつもの大関投手と比べると、序盤はらしくない投球でした。
甘い球が多かったですし、2回までに四死球を3つも出すなど制球に苦しみました。
ただ、徐々に修正し、7回まで投げ切るあたりがローテーション投手だなと感じます。
状態の悪かった序盤に2点しか取られなかったこと。
2回裏に2点を取られたすぐ後に味方が同点に追いついてくれたこと。
大関投手にとって良い流れの試合でした。
今回の投球の中で、特にポイントとなった回は4回裏。
表の攻撃で味方が無死一二塁のチャンスを活かせず、その悪い流れを維持したままいきなり先頭打者を大関投手のエラーで出塁させるという場面がありました。
ここで点を失っていたら全然違う展開になっていたかもしれません。
長谷川威展
長谷川威展投手は1回無失点の投球でした。
全8球の内、ストライク7ボール1。
印象としては「長打のリスクが少ない所へ投げる」です。
9-2という大量リードの展開で登板した長谷川投手。
点差に関係なく、集中して1人1人の打者を抑えることが出来ました。
特に長打の可能性が高い辰己選手と浅村選手に対しては、低めもしくはインコースの厳しい球を投げ込み、自分の打撃をさせませんでした。
辰己選手に関しては、外に逃げるボール球のスライダーを追いかけてくれたので投球は比較的楽でした。
新勝ちパターンの一角を担える投手です。
尾形崇斗
尾形崇斗投手は1回無失点の投球でした。
全15球の内、ストライク10ボール5。
印象としては「変化球でカウントが取れた」です。
安田選手に真ん中のストレートをライトオーバーの二塁打にされたものの、後続は抑えて無失点。
前回二軍降格した時の状態と今の状態は全く違います。
基本的にストライク先行で投げれてますし、変化球でカウントを取ることもできてます。
細かい制球力は今後の課題ですが、今後の活躍は非常に楽しみです。
まずは今回のような大量リードの展開、もしくはビハインドの展開から信頼を積み重ねていくことになるでしょう。
野手
ホークス選手の9月一軍打撃成績がこちら。(2024/9/11時点)
<スタメン>
<スタメン外>
今のホークスは2~5番打者が絶好調。
周りがどう機能するかで打線の質は大きく変わります。
この試合では、その周りが機能して9得点という結果を生みました。
正木智也選手は3打数1安打1四球1打点(本塁打1)
中村晃選手は5打数3安打(単打3)
海野隆司選手は4打数1安打1犠打3打点(二塁打1)
緒方理貢選手は3打数2安打1四球(単打2)
これだけ下位打線が打ってくれたら、大量得点になるのも当然です。
緒方選手の最終打席は別に犠打をしなくても良い場面ではありましたが、あえて犠打のサインを出されていました。
どの作戦にも対応できるかを試されていたのでしょう。
結果的に送ることが出来なかったので、そこに関してはアピールとはなりませんでした。
ただ、出塁走塁に関しては大きくアピールできたので、またスタメンの機会は必ず訪れます。
もし次スタメンで起用されるとしたら、1番センターではないでしょうか。
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