2024/7/7、福岡ソフトバンクホークス三軍対栃木ゴールデンブレーブスの交流試合が行われました。
結果は7-2でホークスが勝ちました。
今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手については7月の三軍打撃成績を載せています。
アピールできた若手選手はいたでしょうか。
投手
岡植純平
岡植純平投手は6回無失点の投球でした。
全75球の内、ストライク50ボール25。
印象としては「乱れ具合が絶妙」です。
序盤は球が高めに浮く場面が目立ちました。
それでも全てが浮いているわけではなく、決まる時は低めにしっかり投げ切れていたので、打者が的を絞れなかったのではないかと考察します。
また、そのばらけたコントロールも回を追うごとに良くなっていき、最後の6回は岡植投手らしいテンポ良くストライクを取る投球ができていました。
次回登板では立ち上がりの修正に期待です。
水口創太
水口創太投手は1回2失点の投球でした。
全28球の内、ストライク15ボール13。
印象としては「球が甘い」です。
甘い球をしっかり捉えられました。
今試合で唯一失点をしたのが水口投手。
そういった意味では危機感を抱くべきではないでしょうか。
今季初登板となった5/9の三軍戦では完璧な投球を披露してくれましたが、その後は良かったり悪かったりをずっと続けています。
プロ2年目ながら今年で25歳の選手。
決して若手ではありません。
今季中の支配下登録は厳しいとしても、来季の契約の為に今後の投球は大事です。
フェリックス
フェリックス投手は1回無失点の投球でした。
全8球の内、ストライク8ボール0。
印象としては「攻めの意識」です。
フェリックス投手の登板でボール球がゼロというのはレアケース。
良い意味でフェリックス投手じゃないみたいです。
ボール気味の球を振ってもらった場面もありましたが、しっかりゾーン内で勝負することができていました。
あとはこの投球を継続できるかどうかです。
まずは次回登板に注目です。
サルディ
サルディ投手は1回無失点の投球でした。
全19球の内、ストライク11ボール8。
印象としては「先発をやってほしい」です。
ここ最近、サルディ投手は中継ぎ起用が続いていますが、個人的には先発として調整してもらいたい気持ちが強いです。
モイネロ投手が怪我をした時、スチュワート投手が不調になった時にすぐ一軍で先発起用したいからです。
正直、中継ぎ投手は溢れるほどいます。
ただ、先発は今の軸となる投手がいなくなった時に、戦力が一気に落ちます。
サルディ投手はホークス投手全体で下から2番目の若さですが、マウンド上での立ち振る舞いは若さを微塵も感じさせません。
将来的にエースの座を狙える存在になるでしょう。
ストレートの最大出力を上げるために中継ぎで起用しているのだとしたら面白い試みです。
今回の登板では、ほとんどストレートを投げてました。
野手
ホークス選手の7月三軍打撃成績がこちら。(2024/7/7時点)
<スタメン>
<スタメン外>
今試合で複数安打を放ったのは西尾歩真選手、三代祥貴選手、佐久間拓斗選手、シモン選手。
西尾選手は4打数3安打1死球1盗塁。
三代選手は4打数2安打1四球1本塁打1打点。
佐久間選手は5打数2安打1打点。
シモン選手は4打数2安打1四球1打点。
全員素晴らしかったですが、特に印象が残ったのは三代選手。
フォロースルーは片手で完璧なレフトへの本塁打でした。
やはり本塁打は野球の華です。
佐久間選手は4回裏に一塁線を抜けそうな強い当たりに飛びついてアウトにするファインプレーがありました。
1回裏に捕れそうなファールフライを捕れないプレーがあっただけに、汚名返上のプレーとなりました。
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