2024/7/6、福岡ソフトバンクホークスvs東北楽天ゴールデンイーグルスの一軍公式戦が行われました。
結果は4-0でイーグルスが勝ちました。
今回はこの試合の全体的な感想をホークス目線で振り返ります。
ホークス投手&野手も個別に取り上げます。
野手に関しては7月の一軍打撃成績も載せてます。
全体的な感想
今試合のホークスは投打に精彩を欠きました。
野手だと近藤健介選手に一本出ていれば、投手だと大津亮介投手がもっと少ない点数で抑えてくれれば。
たらればです。
ただ、この2選手は2024年度のホークスを語る上で欠かせない2名。
1試合活躍できなかったぐらいで評価が変わることはありません。
切り替えてやるだけです。
7/7の先発はホークスがモイネロ投手。イーグルスは藤井聖投手。
モイネロ投手にこの3連敗を止めてもらいましょう。
投手
大津亮介
大津亮介投手は6回4失点の投球でした。
全114球の内、ストライク73ボール41。
印象としては「審判との相性が悪い」です。
序盤3回までは完璧な投球。
ただ、その間に味方が大チャンスを作りながら点を取れない悪い流れを作ったことによって、大津投手の投球が変わっていきました。
ここでさらに踏ん張ることができれば「エース」と呼ばれるような投手になれると思います。
次に向けての課題です。
あまり球審のことをとやかく言うのは好きではありませんが、今試合の敷田球審は明らかにストライクゾーンが狭かったです。
インコースいっぱい、アウトコースいっぱいに投げ込んだ球は全てボール判定されていました。
それで甘い所へ投げざるを得なくなり、投球が苦しくなりました。
大津投手の今試合での三振6つは全て空振り三振。
見逃し三振を取ってくれないからこうなります。
何とか6回4失点にまとめましたが、大津投手じゃなければもっと崩れていたと思います。
又吉克樹
又吉克樹投手は1回無失点の投球でした。
全22球の内、ストライク14ボール8。
印象としては「相手の流れを断ち切る」です。
イーグルス打線は4回5回6回と3回連続で得点しており流れは最高。
この流れを止められるのは又吉投手しかいません。
辰己選手にはヒットを許したものの、丁寧に内外を突きその他の打者は抑えました。
又吉投手の投球が無ければ、その後の中継ぎ投手は余計に力が入って自分の投球が出来なかったかもしれないと考えると、存在の大きさを改めて感じます。
澤柳亮太郎
澤柳亮太郎投手は1回無失点の投球でした。
全18球の内、ストライク12ボール6。
印象としては「一軍と二軍の違いを感じる」です。
今回のような投球内容だと、二軍では三者凡退が当たり前です。
ただ、低めの強いストレートをセンターの最深部まで運ばれたり、内野安打から盗塁で二塁まで簡単に走者を進められたりと、二軍では想像もできないことが起こりました。
それでもしっかり無失点に抑えることができたので良かったです。
澤柳投手の球質は当然一軍レベル。
ホークスじゃなければ1年目から一軍でフル回転していただろうと思います。
暑さもあり、全体的に疲れがたまってくる7月8月は、彼のような若い投手の頑張りが必要になってきそうです。
長谷川威展
長谷川威展投手は1回無失点の投球でした。
全15球の内、ストライク12ボール3。
印象としては「完璧」です。
前回登板では先頭打者の出塁から2失点を喫してしまう悔しい投球になりました。
それだけに今回は気合が入っていたと思います。
ピッチャーゴロでファースト山川選手の捕球ミスもありながら、結果的に奪ったアウトは全て空振り三振。
各打者に自分の打撃をさせませんでした。
これで気分よく次回登板に臨めます。
野手
ホークス選手の7月一軍打撃成績がこちら。(2024/7/6時点)
<スタメン>
<スタメン外>
チームの安打は栗原陵矢選手に1本と海野隆司選手に2本の計3本。
これじゃ点は取れません。
ホークスは「近藤健介選手のチーム」と言っても過言ではありませんが、彼が打てなければ負けるというチームにはなってほしくないです。
誰かが打てなくてもそれを誰かがカバーする。
それがチームです。
そろそろ打線の起爆剤としてあの男に出番がやって来るのではないでしょうか。
背番号122、鷹の秘密兵器石塚綜一郎選手です。
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