2024/7/2、福岡ソフトバンクホークスvs埼玉西武ライオンズの一軍公式戦が行われました。
結果は3-2でホークスが勝ちました。
今回はこの試合の全体的な感想をホークス目線で振り返ります。
ホークス投手&野手も個別に取り上げます。
野手に関しては7月の一軍打撃成績も載せてます。
全体的な感想
今試合を終え、ホークスは西武との今季の対戦成績が11勝2敗となりました。
とんでもない数字です。
正直、そこまでの実力差があるとは思えません。
なぜなら、全13試合の内9試合が1点差ゲームだからです。
どこにその1点の差が生まれるのかを考えた時に、1つは「捕手」の差があるのではないかと私は思います。
投球を後ろに逸らさないブロッキング技術。
これがホークスと西武を比べた時にかなりの差があります。
甲斐拓也選手は何でもかんでも止める。
牧野翔矢選手は少しでも投球が引っかかると後ろに逸らす。
これだけで大きな差です。
そういえば牧野選手ではありませんが、4/28に捕逸で決まった試合がありました。
ベテランの炭谷選手を起用しておけば安心なんでしょうが、それだと将来性に欠けるので、成長の機会と思っていろいろと若手を起用しているのだと思われます。
捕手がガチっと固まってくれば、西武がさらに手強い存在になること間違いなしです。
7/3は試合がありません。
7/4はおそらく大関友久投手と武内夏暉投手の投げ合い。
もちろん投手戦に期待したいところです。
投手
有原航平
有原航平投手は7回2失点の投球でした。
全116球の内、ストライク81ボール35。
印象としては「勝てる投手の投球」です。
序盤は粘られるなどして、2回までに44球も投げました。
今回は流石に長い回を投げるのは厳しいかと思いきや、結果的に7回を投げ切る好投。
さすがホークスのエースです。
また、先制点を取られなかったところも素晴らしいです。
7回に甘く入ったチェンジアップを完璧に捉えられ本塁打にされましたが、あれは想定内です。
1死一塁カウント2ボール1ストライクの場面で一番やってはいけないことは、逃げて四球になってしまうこと。
それを分かっていたから大胆にストライクを取りにいきました。
おそらく本塁打で同点の場面なら、また違った配球になっていたでしょう。
松本裕樹
松本裕樹投手は1回無失点の投球でした。
全25球の内、ストライク15ボール10。
印象としては「基本的に外」です。
ピンチを作ったものの、投げミスが無いので私は終始安心して見ることが出来ました。
外崎選手と岸選手に対しては外のストレートをヒット。
前の打者の攻め方を見ていた栗山選手はまた外に来るだろうと思っていたはずです。
その逆を突き、追い込んでからインコースにズバッとストレートを投げ込み見逃し三振に打ち取りました。
山村選手には栗山選手と同じような配球で、最後は3ボール2ストライクから低めのフォークを打たせてライトフライ。
あの最後の1球は四球でもいいやという気持ちで投げていないと、スタンドまで運ばれていたと思います。
オスナ
オスナ投手は1回無失点の投球でした。
全15球の内、ストライク12ボール3。
印象としては「代打滝澤」です。
先頭打者の出塁が非常に大事な状況で代打滝澤選手。
西武打線の層の薄さをひしひしと感じます。
そこが全てではありませんが、オスナ投手が楽に投げれたのは間違いありません。
チェンジアップが高めに浮いたり危ない球はいくつもありましたが打たれなくて良かったです。
野手
ホークス選手の7月一軍打撃成績がこちら。(2024/7/2時点)
<スタメン>
<スタメン外>
西武が8安打で2得点なのに対し、ホークスは5安打で3得点。
得点効率が良いです。
栗原陵矢選手は4打数3安打1打点。
山川穂高選手は3打数1安打1四球1本塁打1打点。
この2人の活躍が大きかったです。
山川選手は7月に入って最初の試合で本塁打。
最高のスタートを切れました。
6月は本塁打が0本と不調を極めていただけに、7月は山川選手が大爆発の月にしてもらいたいです。
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