2024/5/21、福岡ソフトバンクホークスvs東北楽天ゴールデンイーグルスの一軍公式戦が行われました。
結果は21-0でホークスが勝利しました。
今回はこの試合の全体的な感想をホークス目線で振り返ります。
ホークス投手&野手も個別に取り上げます。
野手に関しては5月の一軍打撃成績も載せてます。
全体的な感想
全体的な感想というか、今回の試合は「打つ」「打つ」「打つ」。
とにかく「打つ」。
そんな感じだったので正直、感想はありません。
あそこがキーポイントだったなとかも特にありません。
2回に7点を取って、先発がエース有原投手。
その時点で9割型試合は終了してます。
強いて言うなら、全体的に球が甘めに集まっていた序盤の有原投手から点を取れなかったのはイーグルスにとって痛かったです。
2回に平良選手が初球を捉えた当たりがスタンドインしていたら、流れは変わっていたかもしれません。
5/22の先発はホークスが和田毅投手、イーグルスが荘司康誠投手。
荘司投手に対してのホークス打線は前回に4.1回5失点とノックアウトしたものの、前々回は7回1失点と封じ込められました。
今回はどうなるでしょうか。
和田投手は今季一軍では2登板目。
前回は日本ハムに対して5回4失点と結果を残せなかったので、今回は相当気合が入っていると思われます。
あとは結果で示すだけです。
投手
有原航平
有原航平投手は6回無失点の投球でした。
全57球の内、ストライク38ボール19。
印象としては「本当に良かったのは5回6回」です。
序盤は結果的に抑えていたものの、球が真ん中に集まっていました。
しっかり捉えられた打球は多かったです。
ただ、味方があり得ない程に点を取ってくれて、調子を気にせず伸び伸びと投げることが出来ました。
そして5回6回辺りからコースにきっちりと投げ切れるようになり隙が無くなりました。
本当は完投完封もいけましたが、登板間隔が空いている投手を投げさせるために6回で降板。
次回登板では6連戦の頭の先発が予想されるので、そこで完投してくれたら最高です。
又吉克樹
又吉克樹投手は1回無失点の投球でした。
全11球の内、ストライク6ボール5。
印象としては「コントロールの精度はイマイチ」です。
又吉投手にしてはコントロールが定まっていませんでした。
ボール先行のカウントになり真ん中でストライクを取りにいく場面が2回もあったからです。
20点もリードしている状況なので、四球を出すより全然良いです。
ただ、そこだけちょっと気になりました。
今回の内容だと僅差の場面で登板するのは難しいです。
杉山一樹
杉山一樹投手は1回無失点の投球でした。
全22球の内、ストライク10ボール12。
印象としては「フォークで何とか」です。
今回の投球ではストレートでストライクが取れていませんでした。
いきなり先頭打者に四球を出してしまったのはその為です。
そこで、途中からフォークを多投する投球に変更しました。
低めに落として空振りを取るフォークではなく、高めから真ん中に落としてカウントを取るフォークを多く投げていたので少々ヒヤヒヤしましたが20点も点差があるので安心して見てられました。
大量リードの展開でいきなり先頭打者四球は印象が悪いので、僅差の場面では登板させにくいです。
岩井俊介
岩井俊介投手は1回無失点の投球でした。
全11球の内、ストライク7ボール4。
印象としては「球の力で押す」です。
しっかり全ての球を制球できていたのは岡島選手に対してだけで、村林選手と田中選手に対しては甘く入る球もありました。
ただ、球の力と変化球のキレで押せていた分、ヒットを打たれずに済みました。
これからより良い場面で投げていくためには、細かい制球力は間違いなく必要になります。
この岩井投手や二軍に居る澤柳投手は、他球団なら既に一軍でバリバリ投げていてもおかしくないルーキー投手です。
そんな投手達に負担をかけなくていいほど、今のホークス中継ぎ陣は充実しているということです。
二軍にもリハビリ組にも一軍で勝負できる投手はまだまだたくさんいます。
野手
ホークス選手の5月一軍打撃成績がこちら。(2024/5/21時点)
今宮健太選手が4打数3安打4打点と完全復活。
5月の打線のストッパーになっていた今宮選手の打撃が復調したら、相手投手はどこでアウトを取ればいいのか分からなくなります。
絶好調の栗原陵矢選手は6打数4安打2本塁打6打点。
栗原選手は4枚目の中軸になりつつあります。
3月4月の成績が打率.213,出塁率.296,長打率.266,OPS.562だったので、5月は何が起きたのか分からないレベルでの復調ぶりです。
今のホークス打線は本当にどこからでも点が取れます。
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