2024/5/8、福岡ソフトバンクホークス対くふうはやてベンチャーズ静岡の二軍公式戦が行われ、4-1でホークスが勝ちました。
今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手は、ホークスの5月二軍打撃成績一覧と、注目選手を取り上げて紹介します。
現時点で一軍に上がりそうな選手は果たして誰でしょうか。
投手
前田悠伍
前田悠伍投手は4.2回1失点の投球でした。
全51球の内、ストライク32ボール19。
印象としては「順調にステップアップ」です。
二軍戦初先発の舞台でもう少し慌てる部分があるかと思いきやそんなこともなく、初回から落ち着いて投げることができていました。
やはり並の高卒ルーキーではありません。
今回は50球を目処に投げましたが、普通に投げてたら完投ペースです。
投球内容を見ていくと、全体的に高めの球が多かった印象です。
球が高い分、持ち味のチェンジアップで三振を奪う場面が1回しかありませんでした。
四球は1つしか出さず制球は安定していたので、あえて高めを中心に配球していた可能性はあります。
次回登板に向けての課題もレベルが高いです。
佐藤宏樹
佐藤宏樹投手は3.1回無失点の投球でした。
全41球の内、ストライク29ボール12。
印象としては「ほぼ完璧」です。
ヒットを含めて外野まで飛ばされた当たりが2本だけしかありませんでした。
それだけ打者を圧倒していたということです。
さらに四球を出さなかったことも素晴らしいです。
佐藤投手は四球を出してそこから崩れるパターンがあります。
前回登板では先発として5回を自責点0に抑える投球を披露したものの、いきなり制球を乱す場面がありました。
前回登板というかこれまでの佐藤投手の課題を克服したマウンドになったのではないでしょうか。
あとはこれを継続するだけです。
中村亮太
中村亮太投手は1回無失点の投球でした。
全8球の内、ストライク6ボール2。
印象としては「ストレートで押せていた」です。
前回登板でもそうですが、中村投手はここ最近状態が良いです。
その理由はストレートで押せているからです。
今回も福田秀平選手に対してストレートで追い込み、最後は低めのシンカーで三振を奪う場面がありました。
このカウント球のストレートを簡単に弾き返されていては決め球を投げる展開になりません。
また、ストレートで押せていないと変化球を振ってくれません。
支配下登録に向けてこの良い状態を継続していくだけです。
野手
ウエスタンリーグのホークス選手5月打撃成績がこちら。(2024/5/8時点)
井上朋也選手は5打数2安打3打点の活躍。
5月に入りたった6試合で10打点は凄すぎます。
まさにチャンスに強い男です。
今一軍では栗原陵矢選手の状態が上向きで、二軍から上がってきたリチャード選手も結果を残しておりなかなか上がる場所がありません。
ただ、このアピールを続けていけばいつか必ずチャンスは来ます。
野村大樹選手は2打数2安打2四球1盗塁で全打席出塁の活躍。
ここ最近は目立ったアピールができておらず、下位打線での起用も増えていました。
井上選手同様、これからどんどんアピールして一軍昇格を窺っていきたいところです。
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