2024/3/12、福岡ソフトバンクホークスvs読売ジャイアンツのオープン戦が行われました。
結果は3-2でホークスが勝ちました。
今回もホークス投手1人1人に注目していきます。
野手については、3月の一軍打撃成績を8試合分まとめて記録しています。
2月に行われた対外試合の一軍打撃成績まとめがご覧になりたい方はこちらをご確認ください。
投手
石川柊太
石川柊太投手は4回2失点の投球でした。
全52球の内、ストライク38ボール14。
印象としては「四球ゼロ」です。
石川投手の一番の課題は四球。
特に2023年シーズンは無駄な四球からの失点が非常に多く、印象はあまりよくありませんでした。
ただ、今回の投球ではカウントが悪くなっても、ゾーン内で勝負しようとする意識が見られました。
その結果、全体的に球が甘いゾーンに集まっていましたが、本塁打による2失点に抑えました。
ホークスの強みは守備力でもあります。
その守備力を活かし、チームの士気を上げる為にも、このゾーン内で勝負する意識を持ち続けてもらいたいなと思います。
板東湧梧
板東湧梧投手は4回無失点の投球でした。
全50球の内、ストライク33ボール17。
印象としては「開幕ローテーション確定」です。
2/18紅白戦、2/27宮崎サンシャインズ戦、3/2ベイスターズ戦、3/8マリーンズ戦と実戦を積み重ねていますが、宮崎サンシャインズ戦以降、明らかに内容&結果が変わっています。
今回の投球も7回表の先頭打者に四球を出すところ以外は完璧でした。
投球の安定感に繋がっている部分は何かと考えた時に、やはり一番はどの球種でもストライクが取れること。
打者にとっては狙い球が絞りづらいというのはあると思います。
それに加えてストレートでファールが取れることも大きいです。
ストレートで押せているので、他の球種がより活きてきます。
これだけの投球を見せて、開幕ローテーションから外れていることはありえません。
もう少し出力を上げ、完璧な状態で開幕を迎えて欲しいと思います。
長谷川威展
長谷川威展投手は1回無失点の投球でした。
全20球の内、ストライク10ボール10。
印象としては「悪いなりの投球」です。
先頭打者の泉口選手に対しては厳しい所を攻めるも四球。
次の丸選手には外のストレートをうまくセンター前に運ばれる。
1点差で勝っていて無死一二塁のピンチ。
シーズンさながらのヒリヒリする場面です。
ここで長谷川投手は落ち着いていました。
オコエ選手がバントを決めれなかったことが大きく、そこから自分の投球を取り戻しました。
ピンチになってからインサイドを有効に使い、打者に踏み込ませなかったのが良かったと思います。
丸選手に対しては無死一塁で引っ張らせたくないという気持ちから、外中心の攻めになったところを狙い打たれた形となりましたが、基本的にストレートでファールや空振りを取れていました。
開幕一軍は間違いないです。
野手
3月のホークス選手の一軍打撃成績がこちら。(2024/3/12時点)
ウォーカー選手の場外弾は凄まじかったです。
彼がハマると昨年以上に得点力は上がりそうです。
また、井上朋也選手の守備の安定感は素晴らしいものがあります。
この試合ではファーストで難しいバウンドの送球を難なく捕球していました。
主力選手の状態が悪くなった時に、サード&ファーストのどちらでもレギュラーを窺えると思います。
バッティングでもアピールしてくれたら更に楽しみな存在になりますが。
2月に行われた対外試合の一軍打撃成績まとめがご覧になりたい方はこちらをご確認ください。
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