ホークスの長い歴史には、数々の外国人助っ人がその名を刻んできました。圧倒的なパワーで球場を沸かせた大砲、勝負所で無類の強さを発揮したエース、そしてファンの心に深く刻まれた伝説のプレー…。
しかし、スマホ野球ゲーム「プロスピA」の世界では、まだ一度もTS&OBで登場していない“超大物外国人OB”が存在します。
そこで今回は、ホークスファンなら思わず「なぜまだ出ない!?」と叫びたくなる、未登場の超大物外国人OBを紹介します。さらに紹介するだけでなくキャリアハイの成績を基にゲーム内能力まで予想します。
投手
ジョー・スタンカ/南海
キャリアハイ成績
1964年シーズン
- 勝敗:26勝7敗
- 防御率:2.40
- WHIP:1.08
- 投球回:277.2
- 完投数:15
- 完封数:6
- タイトル:
- パリーグ最高勝率
- パリーグ MVPおよび日本シリーズMVP(外国人選手初)
予想能力
球威A(82)、制球B(77)、スタミナA(82)
レジェンド投手なのでオールAにしたいところでしたが、杉浦忠投手(球威83,制球85,スタミナ85)や皆川睦男投手(球威82,制球84,スタミナ84)の成績と比較してこのような数値になりました。杉浦投手や皆川投手と比較すると少し四死球が多いんですよね。
その分、球種は豊富にしてもらいたいです。ざっと調べたところ、高速フォーク、高速シンカー、シュート、カーブ、スライダーと球種は多彩です。ストレートもただのストレートではなく動くようです。
ジェイソン・スタンリッジ/ソフトバンク
キャリアハイ成績
2014年シーズン
- 勝敗:11勝8敗
- 防御率:3.30
- WHIP:1.24
- 投球回:172.0
- 完投数:2
- 完封数:1
- 豆知識:
- 第一期ソフトバンク時代(2007~2008年)は登録名「スタンドリッジ」
- 2010年以降(阪神→第二期ソフトバンク)は登録名「スタンリッジ」
予想能力
球威B(71)、制球B(65)、スタミナB(78)
スタンリッジ投手は2014年度の成績が反映されたものが2015シリーズで登場しています。


Dランク選手の数値に30足せばSランク選手の能力になるので、球威71,制球65,スタミナ78という予想になります。
リック・バンデンハーク/ソフトバンク
キャリアハイ成績
2017年シーズン
- 勝敗:13勝7敗
- 防御率:3.24
- WHIP:1.14
- 投球回:153.0
- 完投数:0
- 完封数:0
- 豆知識:
- アナ夫人も大人気
予想能力
球威A(80)、制球B(74)、スタミナB(74)
バンデンハーク投手の通常バージョンは登場済みなので、その中から一番能力が高いシリーズを選びました。2017年シリーズ2の能力なので丁度いいです。


一塁手
ケント・ハドリ/南海
キャリアハイ成績
1963年シーズン
- 打率:.295
- 本塁打:30
- 打点:84
- 盗塁:1
- 出塁率:.341
- 長打率:.517
- OPS:.858
- タイトル:
- 日本シリーズMVP(1964年)
予想能力
弾道パワーヒッター、ミートB(79)、パワーA(80)、走力C(60)
本塁打30本ということで文句無しのパワーA80。ミートは惜しくも打率3割に届いていないということで称号込みでAになるB79。弾道は毎年安定して20~30本の本塁打を放っていたことからパワーヒッター。
走力はNPB6年間で通算15盗塁とまずまず走っており、意識の高さも含めてC60。盗塁を全くしない山川穂高選手で走力D58なのでDはさすがに無いかなと思います。
守備に関しては一塁手として通算守備率.993と安定しているのでC適性は貰えるのではないでしょうか。C61と予想しておきます。
クラレンス・ジョーンズ/南海
キャリアハイ成績
1972年シーズン
- 打率:.292
- 本塁打:32
- 打点:70
- 盗塁:4
- 出塁率:.367
- 長打率:.551
- OPS:.918
- タイトル:
- 本塁打王(1974年、1976年)
- ベストナイン(1974年)
- ダイヤモンドグラブ賞(1973年)
予想能力
弾道アーチスト、ミートB(79)、パワーA(81)、走力B(70)
南海時代から近鉄時代にかけて5年連続30本塁打を記録しており、弾道は当然アーチスト。(もしも1975年の29本塁打が30本塁打だったら7年連続30本塁打)
打率はハドリ選手と同じくらい、本塁打はハドリ選手より少し多いためミートB79、パワーA81。称号ではミートパワーのA同値を狙える数値にしました。
走力は南海1年目に9盗塁を記録するなど走塁意識の高さを示しており、1972年度も4盗塁しているのでB70。
守備適正は一塁手として通算守備率.993を記録しており、1973年にはダイヤモンドグラブ賞も獲得していることからC適正は欲しいところです。C68であれば特守でBになるのですが。
クリス・ナイマン/南海
キャリアハイ成績
1984年シーズン
- 打率:.267
- 本塁打:29
- 打点:82
- 盗塁:15
- 出塁率:.370
- 長打率:.534
- OPS:.904
- 豆知識:
- ベジタリアン
予想能力
弾道パワーヒッター、ミートB(71)、パワーB(79)、走力B(78)
弾道はNPB2年間で通算55本塁打を放っていることからパワーヒッター。ミートは打率.267とそこまで高くないものの、通算打率は.276としっかり率を残せているので、そこも加味してB71。
パワーは30本塁打に惜しくも1本届いていないためB79。走力はNPB2年間で通算28盗塁を決めるなど走れる選手だったのでB78。
守備は一塁手として通算守備率.990とまずまず。D59ぐらい適正があれば特守でCが狙えて使いやすいです。
デビッド・ホステトラー/南海
キャリアハイ成績
1986年シーズン
- 打率:.285
- 本塁打:25
- 打点:74
- 盗塁:6
- 出塁率:.346
- 長打率:.480
- OPS:.827
- 豆知識:
- 当初はファミリーネームであるホステトラーを登録名とする方針だったが、諸事情により「デビッド」が登録名になった。
予想能力
弾道高弾道、ミートB(78)、パワーB(78)、走力C(69)
ミートパワーどちらもAに限りなく近しいB78。称号でA同値が狙える能力にしました。弾道はデフォルトでは高弾道で特殊能力の3つ目ぐらいに「パワーヒッター」が付いてくるイメージです。
※パワーヒッターの特殊能力を1でもあげれば弾道はパワーヒッターに変更される。
走力は6盗塁を決めているのでBぐらいはあっていいような気がしますが、1986年度を除くと全然走っていないのでそこまで走塁盗塁に自信がある方ではないのかなと分析します。よって私の予想はC69です。
守備はNPB2年間で一塁手として通算守備率.992。D58ぐらい適正があれば特守でCが狙えて使いやすいです。
ウィリー・アップショー/ダイエー
キャリアハイ成績
1989年シーズン
- 打率:.255
- 本塁打:33
- 打点:80
- 盗塁:5
- 出塁率:.357
- 長打率:.539
- OPS:.896
- 豆知識:
- 「乱闘」といえばこの選手
予想能力
弾道パワーヒッター、ミートC(67)、パワーA(82)、走力B(73)
弾道はMLBでも2年連続で20本塁打を放った実績がある為、パワーヒッター。ミートは打率.263のバティスタ選手がミートC68だった為、打率.255のアップショー選手はC67。パワーは本塁打を33本も放っているのでA82。
走力はMLB時代二桁盗塁を5回も記録しており、元々走れる選手であることは確か。ダイエー1年目にも5盗塁を決めておりB73ぐらいはあっても問題ありません。
守備は一塁手としてNPB通算守備率.997とかなり安定した数値。2019年度に守備率10割でゴールデングラブ賞に輝いた内川聖一選手の通算一塁守備率が.996なのでこの数字の凄さが分かると思います。内川選手の一塁守備適正最大が2020Series1のB75なので、これに近しい数字になれば最高です。
マイク・ラガ/ダイエー
キャリアハイ成績
1991年シーズン
- 打率:.236
- 本塁打:32
- 打点:81
- 盗塁:1
- 出塁率:.288
- 長打率:.492
- OPS:.781
- 豆知識:
- 三振後ヘルメットをバットで破壊
予想能力
弾道高弾道、ミートC(65)、パワーA(81)、走力D(58)
弾道はシーズン本塁打10発以上のシーズンがMLB時代も含めて1991年だけだったので高弾道。ミートはアップショー選手(打率.255)よりも打率が低いのでC65。パワーは32本塁打も放っているのでA82。
走力はMLB通算1盗塁、NPB通算1盗塁とほぼほぼ走っておらず、足のスピード&走塁に関して自信の無さが窺えます。山川穂高選手の走力がD58、松中信彦選手がD53なのでD53~58の間じゃないかなと思います。
ラガ選手の1991年度の一塁守備率は.998。安定感が窺えます。守備適正B以上あっても驚きません。適正が高くなかったとしたら、捕球はA以上欲しいです。
ブーマー・ウェルズ/ダイエー
キャリアハイ成績
1992年シーズン
- 打率:.271
- 本塁打:26
- 打点:97
- 盗塁:4
- 出塁率:.319
- 長打率:.466
- OPS:.786
- 豆知識:
- ブーマーは本名ではない
- ダイエーに来たのは晩年なのにもかかわらずこの成績、全盛期は半端ない
予想能力
弾道アーチスト、ミートB(75)、パワーB(78)、走力C(56)
阪急時代よりも全体的な能力が下がるのは当然のこと。それでも称号でパワーAもしくはミートパワーの同値が狙える能力にはなりそうです。


ダイエーでプレーした1992年は一塁手として守備率.992を記録。全盛期から守備適正が下がることを考えれば、D55ぐらいでしょうか。
ルイス・ロペス/ダイエー
キャリアハイ成績
1998年シーズン
- 打率:.294
- 本塁打:17
- 打点:68
- 盗塁:1
- 出塁率:.346
- 長打率:.473
- OPS:.819
- 豆知識:
- 広島東洋カープのイメージが強い選手
予想能力
弾道高弾道、ミートB(79)、パワーB(75)、走力D(58)
カープOBとして1997年度のキャリアハイ成績で登場した際の能力がこちら。


そこからたったの1年しか経っていないので走力や守備適正等基本的な能力は変わらないだろうと思います。走力D58、弾道高弾道(特殊能力でパワーヒッター可)、守備適正C66。
ミート&パワーに関しては、成績を基にミートB79、パワーB75に変更しました。
二塁手
トニー・バナザード/南海&ダイエー
キャリアハイ成績
1989年シーズン
- 打率:.271
- 本塁打:34
- 打点:93
- 盗塁:2
- 出塁率:.383
- 長打率:.543
- OPS:.925
- 豆知識:
- 乱闘、暴言、何でもあり
予想能力
弾道ラインドライブ、ミートB(74)、パワーA(83)、走力B(75)
走力に関してはMLB通算113盗塁を誇り、走塁技術&意識の高さが窺えます。NPBではそこまで走らなかったものの最低Bはあっていいと思います。
弾道は30本塁打を放ったの年がNPB&MLB合わせてこの1989年シーズンだけだったので、パワーヒッターというよりもラインドライブの方が近いのかなと思います。
ミートはB(74~76)、パワーは34本塁打放っているので文句なしのA83。
守備は1989年度のセカンド守備率が.967とやや低め。範囲は確保できても捕球やスローイングの部分で査定に響きそうです。
三塁手
バディ・ピート/南海
キャリアハイ成績
1962年シーズン
- 打率:.290
- 本塁打:22
- 打点:75
- 盗塁:5
- 出塁率:.355
- 長打率:.489
- OPS:.844
- 豆知識:
- 「人生はいつもハッスルしていなければならない」が口癖
予想能力
弾道高弾道、ミートB(79)、パワーB(77)、走力C(69)
弾道はNPBで20本塁打を二度記録していることから高弾道。ミートは惜しくも打率3割に届いていないのでB79。パワーは本塁打22本ということで称号ではAが狙えるB77。
走力はNPB3年間で11個の盗塁を決めており、遅くもなく速くもなくといった印象。なんとなくC69にしときます。
守備は三塁手としてNPB通算守備率.959。2024年度に三塁手としてゴールデングラブ賞を獲得した栗原陵矢選手の守備率が.975だったので、三塁手としてはまずまず安定している方です。守備適正Bは貰えないにしてもC68は欲しいところです。C68あれば特守でBです。
左翼手
カルロス・メイ/南海
キャリアハイ成績
1980年シーズン
- 打率:.326
- 本塁打:27
- 打点:75
- 盗塁:6
- 出塁率:.404
- 長打率:.574
- OPS:.978
- 豆知識:
- 兵役に従事した際の事故で、右手親指の第一関節から先を欠損しているのにもかかわらず、MLB&NPBで活躍
予想能力
弾道ラインドライブ、ミートA(82)、パワーB(78)、走力B(75)
弾道はMLBで1回、NPBで2回20本塁打を達成した中距離ヒッターということでラインドライブ。ミートは打率.326で文句なしのA82。パワーも称号でAが狙えるB78。
走力はMLBで二桁盗塁を4度記録した実績があるので、1980年度の盗塁数こそ6ですがBぐらいは全然あって問題ないです。私はB75と予想します。
守備は外野手としてNPB通算守備率.966とそこまで高くない印象。守備適正がCあればよいですが、DやEでも仕方ないと思います。
ペドロ・バルデス/ダイエー
キャリアハイ成績
2003年シーズン
- 打率:.311
- 本塁打:26
- 打点:104
- 盗塁:1
- 出塁率:.397
- 長打率:.545
- OPS:.942
- 豆知識:
- 3番井口資仁(109打点)、4番松中信彦(123打点)、5番城島健司(119打点)と共に100打点カルテットを形成した
予想能力
弾道高弾道、ミートA(81)、パワーB(78)、走力C(60)
弾道は一度もシーズン30本塁打を放っていないことから高弾道(特殊能力でパワーヒッター可)。ミートは文句無しでA81、パワーも称号込みでAが狙えるB78。
走力はダイエー時代必ず1年に1回は盗塁を決めていたということでDではなくC60。
守備は外野手としてNPB通算守備率.987と高め。守備範囲こそ広くないですが、自分のところへ飛んできた球は確実に処理できます。よって守備適正Cは十分期待できます。
ホセ・オーティズ/ソフトバンク
キャリアハイ成績
2009年シーズン
- 打率:.282
- 本塁打:20
- 打点:74
- 盗塁:2
- 出塁率:.338
- 長打率:.496
- OPS:.835
- 豆知識:
- ユーティリティープレーヤーかつ中長距離ヒッターで非常に使い勝手の良い選手
予想能力
弾道パワーヒッター、ミートB(77)、パワーB(77)、走力B(70)
ミート&パワー共にAを狙えるものの、両方Aは厳しいということでこのような能力値になりました。弾道に関しては、オリックス時代に一度33本塁打を達成しており、20本塁打はホークス時代とオリックス時代を合わせて三度も達成しているのでパワーヒッターで問題ないでしょう。
走力に関しては、NPB在籍9年で通算盗塁数こそ14とそこまで走っていませんが、足が遅い印象は無いのでB70。
守備はいろんなところを守りますが、ホークス時代は主にレフトで通算守備率.950と平均的な外野手と比べると低いです。守備適正Dが妥当ではないでしょうか。そのDが一塁三塁二塁にも付いてくるイメージです。
ウィリー・モー・ペーニャ/ソフトバンク
キャリアハイ成績
2012年シーズン
- 打率:.280
- 本塁打:21
- 打点:76
- 盗塁:2
- 出塁率:.339
- 長打率:.490
- OPS:.829
- 豆知識:
- 低い弾道で伸びる打球が特徴。外野手が目測を誤る場面もしばしば。
予想能力
弾道低弾道、ミートC(69)、パワーA(87)、走力D(59)
ペーニャ選手だけはプロスピAに寄せないで考えました。
弾道は低弾道。その弾道でスタンドへ運ぶにはとんでもないパワーが必要なのでパワーA87。正直パワーだけならSでもいいくらいです。
ミートは打率.280もあればB77ぐらいあってもいいのですが、それだと三冠王クラスの凄い選手が出来上がってしまうのでカーソルを小さくするべくC69に抑えました。
走力はD59。まぁこれぐらいでしょう。
守備はホークス時代に少しだけレフトの守備に就き、NPB通算守備率.909。はっきり言って守れないレベルです。守備適正Eが妥当です。
アルフレド・デスパイネ/ソフトバンク
キャリアハイ成績
2019年シーズン
- 打率:.259
- 本塁打:36
- 打点:88
- 盗塁:0
- 出塁率:.355
- 長打率:.520
- OPS:.875
- 豆知識:
- とにかくかわいい
予想能力
弾道パワーヒッター、ミートC(66)、パワーA(83)、走力C(61)
デスパイネ選手は通常バージョンが登場済みなので、特に能力変更はなく登場するだろうと思います。本塁打王&打点王の二冠に輝いた2017年度の成績を基に登場するのであれば、2018Series1に近しい能力になります。


ジュリスベル・グラシアル/ソフトバンク
キャリアハイ成績
2019年シーズン
- 打率:.319
- 本塁打:28
- 打点:68
- 盗塁:4
- 出塁率:.365
- 長打率:.595
- OPS:.960
- 豆知識:
- 髙谷裕亮選手とのボクシングパフォーマンスが大人気
- インコースの捌きが天才的
- 端正なルックスと鍛え上げられた肉体美で女性ファン多数
- 元軍人
予想能力
弾道パワーヒッター、ミートA(80)、パワーA(80)、走力C(69)
グラシアル選手もデスパイネ選手同様通常シリーズでは登場しており、そのままの能力で登場することが予想されます。


右翼手
ケビン・ライマー/ダイエー
キャリアハイ成績
1994年シーズン
- 打率:.298
- 本塁打:26
- 打点:97
- 盗塁:4
- 出塁率:.368
- 長打率:.543
- OPS:.910
- 豆知識:
- 乱闘しがち
- この年にベストナインを獲得
予想能力
弾道高弾道、ミートA(80)、パワーB(78)、走力C(65)
MLBからNPBにかけて5年連続で二桁本塁打を記録。本塁打の角度を持っている選手です。弾道は高弾道ですが特殊能力でパワーヒッターに変わると予想します。
ミートはほぼほぼ打率3割なのでA80。パワーも称号でAが狙えるB78。
走力はトータルで見ると走っていませんが、1994シーズンに4つ盗塁を決めているのでC65にしてみました。
守備は外野手としてNPB通算守備率.955。守備適正はDが妥当です。
コメント