【福岡ソフトバンクホークス】世界一のチームになるためには

ホークス考察
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福岡ソフトバンクホークスは日本一を目指している球団ではありません。

「目指せ世界一」を掲げている球団です。

ということで、今回はホークスが世界一になるためには何が必要なのかということを本気で深掘りしていきます。

選手全員が替えの利かない人材になる

世界一のチームになるためには当然「強さ」が最も必要です。

そしてその強さは強烈な「個」が合わさって生まれます。

2024年度のワールドシリーズチャンピオンはロサンゼルス・ドジャース

そこに所属している選手は錚々たるメンバーです。

説明不要の世界一の二刀流、大谷翔平選手

175cmというプロの中では小柄な体格ながら、スピードとパワーを兼ね備え2018年はシーズンMVPも獲得したムーキー・ベッツ選手

MLB通算343本塁打の強打者で2020年シーズンMVPに輝いたフレディ・フリーマン選手

MLB通算111本塁打&MLB通算OPS.822の打てる捕手、ウィル・スミス選手

MLB通算192本塁打、2024年度は自己最多の33本塁打を記録した右の強打者、テオスカー・ヘルナンデス選手

日本球界では3年連続投手4冠&沢村賞に輝いた日本のエース、山本由伸投手

2024年度は開幕投手を務めたドジャースのエース、タイラー・グラスノー投手

2025年から新たに加わる最速165キロの令和の怪物、佐々木朗希投手

軽く名前を挙げてこれだけいます。

絶対的な選手がいるチームは強いです。

ホークスは2016年に大谷翔平選手がいたファイターズ、2021~2023年は山本由伸投手がいたバファローズに優勝を持っていかれました。※ホークスの2021年順位は4位、2023年順位は3位

このように1人強烈な個がいるだけで、チーム順位はガラッと変わるんです。

そんな選手達が集合しているのがドジャースというチームなので、強いのは当然です。

ホークスがこのワールドチャンピオンと互角以上に戦うためには、選手全員が替えの利かない人材になる必要があります。

そして、現時点で私が世界的に見て「替えの利かない人材」だと思うホークス選手が以下の3選手。

近藤健介

近藤選手の打撃技術は世界でもトップクラスです。

元々バットに当てる技術は素晴らしいものがありましたが、ホークスに加入した2023年度から長打力に磨きがかかった印象です。

2024年度は自身初の首位打者&シーズンMVPに輝くなど、その実力を存分に発揮しました。

もし1~9番までが近藤選手だったら、試合が終わらないでしょう。

モイネロ

モイネロ投手の球種は全てが一級品です。

カーブ、チェンジアップ、スライダー。

どの球種も面白いように曲がり、ストレートは150キロ越え。

日本球界では敵無しの存在なので、間違いなくメジャーリーグでも通用します。

2024年度は先発転向1年目で最優秀防御率のタイトルを獲得。

先発転向2年目の2025年度はどのような数字を残してくれるでしょうか。

周東佑京

周東選手の走力は世界トップクラスです。

単純な足の速さはもちろん、盗塁技術&走塁技術に長けています。

2024年度はシーズンオフに手術するくらい足の状態が悪かったにもかかわらず、盗塁王のタイトルを獲得。

レギュラーとして出続ける限り、盗塁王は彼のものです。

フロントは多少の批判を気にしない

強烈な「個」を集めるためにはフロントの力も必要です。

例えばFAでの獲得競争になった場合に、マネーゲームで勝たなければなりません。

また、補強ばかりになっても駄目で、選手育成にも力を入れる必要があります。

あらゆる方法でチームを強くしようと思えば当然「お金」はかかります。

練習設備、選手寮、その寮で働く人、選手、コーチ陣、日本人スカウト、外国人スカウト…。

全ての質を高水準にすることで、チームのレベルを押し上げることができます。

そのお金をケチっていては世界一になれません。

そして、補強&育成に力を入れすぎると外野からいろんな声が挙がります。

当然、批判もあるでしょう。

山川穂高選手の時、上沢直之投手の時。

いろんな批判がありました。

それでも動くべき時はその動きを止めてはなりません。

ホスピタリティも世界一

世界一のチームはただ強いだけでも駄目です。

世界一のホスピタリティを持っていなければなりません。

ホークスはチームとして以下のような社会貢献活動(CSR)を行ってます。

CSR | 福岡ソフトバンクホークス
福岡ソフトバンクホークスのオフィシャルサイトです

選手個人としても様々な活動を行っています。

これをやってるから凄いとか、世界一とか、そういうことではありませんが、社会の為になることをしようという気持ち自体が素晴らしいと感じます。

プロ野球はファンを含めた全てのステークホルダーがいないと成り立ちません

そのことを王会長、小久保監督、城島CBO、周東選手会長は分かっています。

それは常日頃の振る舞いを見ていたら分かります。

全ての球団関係者がこのことを理解し、これからもずっとホークスが愛される球団になってくれることを願います。

コメント

最近のコメント

うえでぃー
うえでぃー
2025.01.28
コメントありがとうございます。もちろん支配下あると思いますよ。彼の課題は彼自身が語っていましたが1年間戦い抜く体力ではないでしょうか。私が調べた限り、2024年度は7月以降三軍四軍戦で長打は1本(二塁...
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2025.01.27
盛島がキャンプA組入りましたがキャンプ次第では開幕前には支配下もありますかね。盛島がまだ正捕手としては足りないと思うところはどこですか?
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うえでぃー
うえでぃー
2024.12.19
私は動くと思います。全ては嶺井選手の評価次第でしょうね。
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ポテト
2024.12.19
記事内であと3日は考えたいと述べられていましたが、やはり小林選手がプロテクト外であれば獲得に動くと思いますか?
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うえでぃー
うえでぃー
2024.12.18
確かにその考えもアリですね。私の考えとしてはプロテクトリスト次第です。補強ポイントに合致する選手がいれば迷わず取りに行き、微妙な選手ばかりであればスルーです。曖昧な答えになってしまいすみません。
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