2010~2023年の大卒ドラ3右腕

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2010~2023年にドラフト3位で指名された大卒右腕をまとめてみました。

2022年 田中千晴

2022年ドラフトで巨人から3位指名を受けた田中千晴投手

国学院大学時代は189cmの長身から投げ下ろす最速153キロのストレートとフォークボールに注目が集まりました。

プロ入り後は1年目から一軍戦30試合に登板。

ただ2年目(2024年シーズン)は3試合登板に留まりました。

制球力の向上に努め、3年目は大きく飛躍したいところです。

2022年 渡辺翔太

2022年ドラフトで楽天から3位指名を受けた渡辺翔太投手

九州産業大学時代は最速151キロのストレートに加え「パーム」という珍しい球種を操る投手として注目を集めました。

プロ入り後は1年目から51試合に登板し防御率2.40という好成績を記録。

2年目(2024年シーズン)も49試合に登板し防御率3.04を記録。

今やチームに欠かせない中継ぎ右腕です。

2021年 赤星優志

2021年ドラフトで巨人から3位指名を受けた赤星優志投手

日本大学時代は東都二部で活躍し、21年春に2部MVP、最優秀投手、最優秀防御率のタイトルを獲得。

プロ入り後は先発中継ぎどちらも器用にこなす便利屋として活躍。

プロ3年間で64登板,34先発を記録するなど、今やチームに欠かせない存在です。(2024年シーズン終了時点)

2020年 佐藤蓮

2020年ドラフトで阪神から3位指名を受けた佐藤蓮投手

上武大学時代は怪我の影響で20年秋しかリーグ戦での登板が無かったものの、188㎝の長身から繰り出される最速155キロの直球に注目が集まりました。

プロ入り後も右肘痛や腰痛に悩まされ2022年オフに育成選手として再契約。

ただ、2024年シーズンでは二軍での投球が評価され再び支配下選手に返り咲きました。

これからの巻き返しに期待です。

2020年 大道温貴

2020年ドラフトで広島から3位指名を受けた大道温貴投手

八戸学院大学時代は先発として実績を残し、大学リーグでは20年秋に最優秀防御率のタイトルを獲得。

プロ入り後は先発中継ぎどちらもやっていましたが、2023年シーズンから中継ぎ一本に。

2023年は一軍戦48試合登板で防御率2.72という好成績を残しましたが、2024年は奮わずたったの4試合登板。

5年目となる2025年シーズンは勝負の年です。

2019年 伊勢大夢

2019年ドラフトでDeNAから3位指名を受けた伊勢大夢投手

明治大学時代は最速151キロの速球を武器に先発中継ぎどちらでも活躍。

プロ入り後は1年目から中継ぎとして戦力に。

2022年は71試合登板で防御率1.72というとんでもない成績を残しました。

プロ通算238登板1先発のリリーバーが2025年シーズンからは先発に挑戦するそうです。

果たしてどうなるでしょうか。

2019年 杉山晃基

2019年ドラフトでヤクルトから3位指名を受けた杉山晃基投手

創価大学時代は最速154キロのストレートを武器に先発として活躍し、リーグ戦では17年秋18年春にMVP、17年秋に最優秀投手、17年秋18年春に最多勝、17年秋18年春にベストナインのタイトルを獲得。

プロ入り後は一軍でも二軍でも結果を残せず、2023年オフに現役を引退しました。

2019年 津森宥紀

2019年ドラフトでソフトバンクから3位指名を受けた津森宥紀投手

東北福祉大学時代はサイドから最速149キロのストレートを投じるパワーピッチャーとして注目を集め、リーグ戦では18年秋に最優秀投手賞のタイトルを獲得。

プロ入り後は1年目から中継ぎとして一軍戦14試合に登板。

そして2年目以降は一軍に定着し1シーズン40試合以上をコンスタントに投げ続けています。(2024年シーズンまで4年連続)

今やホークスに欠かせないリリーバーの1人です。

2019年 津留崎大成

2019年ドラフトで楽天から3位指名を受けた津留崎大成投手

慶応義塾大学時代は小さいテイクバックから投げ込まれる最速153キロのストレートを武器に主に中継ぎとして活躍。

プロ入り後は1年目から自慢のマッスルカーブを武器に一軍戦33試合に登板。

ただその後は奮わず、2024年には先発にも挑戦してみましたがうまくいきませんでした。

2025年シーズンは今後のプロ野球人生を懸けた勝負の年になります。

2019年 村西良太

2019年ドラフトでオリックスから3位指名を受けた村西良太投手

近畿大学時代はサイド気味から繰り出される最速152キロのストレートを武器に先発中継ぎどちらでも活躍。

プロ入り後は2022年に22登板するシーズンもありながらなかなか一軍に定着できず、2023年からアンダースローに挑戦。

ただそのアンダースローもうまくいかず、2024年オフに戦力外通告を受け育成選手として再契約。

2025年シーズンからは再びサイドスローで勝負するそうです。

2017年 ケムナ誠

2017年ドラフトで広島から3位指名を受けたケムナ誠投手

日本文理大学時代は192㎝の長身から投げ下ろす最速152キロの直球に注目が集まりました。

プロ入り後は2020~2022にかけての3年間で1シーズン40試合登板を記録。

ただここ2年は一軍登板数を減らしてます。

2025年シーズンは復活のシーズン進化のシーズンにしていきたいところです。

2017年 蔵本治孝

2017年ドラフトでヤクルトから3位指名を受けた蔵本治孝投手

岡山商科大学時代は最速151キロの力強いストレートで注目を集め、大学リーグでは17年秋に敢闘賞のタイトルを獲得。

プロ入り後は2年目となる2019年シーズンにプロ初登板を果たすなど8試合に登板しましたが、それ以降一軍登板はゼロ。

2021年オフに戦力外通告を受け、現役を引退しました。

2016年 高良一輝

2016年ドラフトで日本ハムから3位指名を受けた高良一輝投手

九州産業大学時代は最速147キロの力強いストレートを武器に先発として活躍し、大学リーグでは15年春にMVP、15年春秋にベストナインのタイトルを獲得。

プロ入り後は二軍で全く結果を残せず、2年目オフにまさかの戦力外通告

その後、社会人野球や独立リーグを経験し2020年オフに現役を引退しました。

2015年 井口和朋

2015年ドラフトで日本ハムから3位指名を受けた井口和朋投手

東京農業大学北海道オホーツクキャンパス時代は最速149キロのストレートと落差の大きな変化球で注目を集め、大学リーグでは15年春にMVP、15年秋に優秀投手、13年春にベストナイン、12年春に新人賞のタイトルを獲得。

プロ入り後は1年目から一軍戦37試合に登板し、その後も日本ハムのブルペン陣を支えました。

ただプロ7年目8年目(2022年2023年シーズン)は一軍で結果を残せず戦力外通告

その後オリックスに育成選手として拾ってもらい、2024年シーズンは結果的に一軍戦32試合に登板。

復活を果たしました。

2012年 鍵谷陽平

2012年ドラフトで日本ハムから3位指名を受けた鍵谷陽平投手

中央大学時代は最速152キロのストレートと精密なコントロールを武器に先発中継ぎ両方で活躍。

プロ入り後は中継ぎとして活躍し、日本ハムと巨人のブルペン陣を支えました。

キャリアハイは2017年の60登板,防御率2.53。

2024年オフに現役を引退し、12年という充実したプロ野球生活に幕を下ろしました。

コメント

最近のコメント

うえでぃー
うえでぃー
2024.12.18
確かにその考えもアリですね。私の考えとしてはプロテクトリスト次第です。補強ポイントに合致する選手がいれば迷わず取りに行き、微妙な選手ばかりであればスルーです。曖昧な答えになってしまいすみません。
ホークス甲斐拓也選手の巨人移籍について
エラル
2024.12.17
ホークスは人的補償が必要だと思いますか?僕個人の意見としては必要ないと思います。人的補償で誰かを取ったりするより育成選手用に枠を空けておくべきだと思いますが、どうでしょうか?
ホークス甲斐拓也選手の巨人移籍について
うえでぃー
うえでぃー
2024.11.26
全然大丈夫ですよ!個人的に田中投手の獲得は無いと思います。11/26時点で支配下枠残り5,育成選手55名なので枠が足りません。どうしても即戦力先発投手を獲得したいなら上沢投手ではないでしょうか。
11/25アジアウインターリーグNPB RED対NPB WHITEの感想
ポテト
2024.11.26
記事の内容と関係ないコメントですみません。先日楽天退団を表明した田中将大投手の獲得はあるでしょうか?うえでぃーさんの考えを聞きたいです。
11/25アジアウインターリーグNPB RED対NPB WHITEの感想
うえでぃー
うえでぃー
2024.11.04
ありがとうございます!
SMBC日本シリーズ2024ホークス対ベイスターズ第6戦の感想
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