福岡ソフトバンクホークスの生海選手、齊藤大将投手、小林珠維投手が来季の戦力構想から外れていることが明らかになりました。
今回はこの3名の構想外報道について私が率直に思うことを述べていきます。
生海
2022年ドラフト3位でホークスに入団した生海選手。
プロ1年目の昨季は一軍の打席に立つなど将来の主砲候補として注目を集めました。
ただ、1年目オフの自主トレ期間中に打球が頭部に直撃し、左側頭葉脳挫傷という大怪我を負うと、今季は1試合も出場することができませんでした。
アピールが全くできなかったので、構想外&育成再契約になってしまうのも致し方ありません。
競技復帰見込みは打球が当たってから1年~1年半とは言われていますが、生海選手のYouTubeチャンネルを見る限り、リハビリは想像を絶するほどに大変なことが窺えます。
焦ることなく、じっくりと治してほしいなと思います。
フルパワーのスイングが見れる日をホークスファン&生海選手ファン全員が待ってます。
齊藤大将
2024年度シーズン途中に野村大樹選手とのトレードでホークスに入団した齊藤大将投手。
このトレードは下記事でも述べていますが、ホークスの支配下枠を空ける為のトレードです。
年齢的にも来季で30歳になる齊藤投手が、選手層の厚いホークスに入団するメリットなんてほとんどありません。
強いて挙げるとするなら環境の変化ぐらいでした。
若手投手を圧倒するだけの数字を残せていれば来季に繋がったのかなとも思いますが、2024年度の二軍成績は以下の通り。
11登板,防御率3.86,被打率.278,WHIP1.50。
正直、構想外になって仕方ない成績です。
小林珠維
2019年ドラフト4位でホークスに入団した小林珠維投手。
支配下野手として入団したものの、結果を残せず3年目オフに戦力外通告。
育成選手として再契約し、4年目の昨季は野手&投手の二刀流に挑戦、そして5年目の今季は投手一本。
今季の前半戦では三軍四軍で先発を務めるほど期待されていただけに、構想外は個人的にかなり意外でした。
時間を巻き戻せるのなら、もう一度投手として1年目からスタートしてほしいです。
野手、二刀流、投手。
こんなにもブレブレの育成方針じゃかわいそうです。
昨季は投手をやっていた高校時代を取り戻すための1年。
そして今季が投手として実質プロ1年目。
できればあと2年は様子を見てほしかったです。
小林投手が欲しい球団はあるはず。
今後の成長に大いに期待です。
コメント
今回の記事の内容と少しズレてしまいますが、三森選手が現役ドラフトまたはトレードになる可能性ってあるのでしょうか…
若くてポテンシャルのある選手なので、普通はあり得ないと思うのですが、最近の起用と日本シリーズのメンバーに選ばれなかったことから少し不安に感じてます。
P.S.初コメントですがいつもブログ楽しみにしてます。
初コメントありがとうございます。嬉しいお言葉もありがとうございます。質問の答えとしては、ベルトンさんの考えに全く同意見です。ホークスの25歳以下の野手で最も一軍実績のある選手が一年怪我に苦しんだくらいで手放すことは到底考えられません。30代以上のレギュラー選手が多いホークスにおいて、彼の存在は貴重です。日本シリーズのメンバーに選ばれなかったことについては、現在の打撃の状態と使い勝手を総合的に判断されたのではないでしょうか。外野守備にも積極的に挑戦しながら、来季に向けた調整を進めているので、個人的には彼に対して楽しみな気持ちが大きいです。仮にトレードをするなら、来季も怪我に苦しみその間に三森選手を上回る若手選手が出てきた場合に限ると思います。ただ、昨季に若手超有望株の水谷瞬選手を現役ドラフトで放出したことから、全てにおいて絶対はありません。