2024/9/10、福岡ソフトバンクホークス対オリックスバファローズの二軍公式戦が行われました。
結果は4-3でバファローズが勝ちました。
今回はこの試合のホークス投手&野手を個別に取り上げます。
野手に関しては、9月二軍打撃成績一覧も載せてます。
現時点で一軍に上がりそうな選手は果たして誰でしょうか。
投手
東浜巨
東浜巨投手は5.0回3失点(自責点2)の投球でした。
全86球の内、ストライク64ボール22。
印象としては「物足りない」です。
6回途中,被安打7,奪三振3,四球0,失点3(自責点2)。
これがまだ一軍なら許されます。
ただ、二軍でこの投球だと、東浜投手に求められるレベルにはまだ達していないのかなという気はします。
今回良かったのはシンカーのキレ。
東浜投手の生命線となる球です。
あとはストレートの力強さが今季の序盤の頃に戻ってくれば、一軍でも抑えられると思います。
渡邊佑樹
渡邊佑樹投手は1回無失点の投球でした。
全12球の内、ストライク7ボール5。
印象としては「内外の投げ分け」です。
無死一三塁のピンチで登板し、いきなり暴投。
ただそこから慌てなかったのが良かったです。
高さというよりも、コースを間違えないように投球している姿が印象的でした。
内も外も両方使い、打者に的を絞らせませんでした。
渡邊投手の生きる道は、ピンチの場面でいかに左打者を打ち取れるかです。
今回のような痺れる場面での登板はまた必ずあります。
鍬原拓也
鍬原拓也投手は1回1失点(自責点0)の投球でした。
全18球の内、ストライク12ボール6。
印象としては「サイン違い」です。
1死から三塁打を打たれたものの、2者連続三振。
これだけを見ると無失点で抑えたと思うかもしれませんが、そこに捕逸が挟まって失点があります。
非常にもったいないです。
ストライクの球を後逸するなんてサイン違いでしかありえません。
谷川原選手か鍬原投手のどちらのミスなのかは分かりませんが、危ないので次は無いようにしてもらいたいです。
鍬原投手の球の質自体はここ最近ずっと良いです。
球の質が良いので三振が取れます。
古川侑利
古川侑利投手は1回無失点の投球でした。
全7球の内、ストライク7ボール0。
印象としては「完璧」です。
オールストライクで無駄球一切無しの完璧な投球を披露しました。
ボール球の変化球を全て振ってもらったので、かなり投げやすかったと思います。
それだけ変化球にキレがあったということです。
層の厚いホークス投手陣の中で、来年30歳を迎える古川投手が来季も契約してもらうためには、相当なインパクトが必要です。
支配下登録を掴むためではなく、まずは来季の契約を掴むために1試合1試合が大事な登板です。
野手
ウエスタンリーグのホークス選手9月打撃成績がこちら。(2024/9/10時点)
<スタメン>
<スタメン外>
この試合で複数安打を放ったのは仲田慶介選手。
3打数2安打1四球2打点(単打1、本塁打1)の活躍でした。
正直、今は仲田選手にとってかなりチャンスです。
一軍では今宮選手、栗原選手、山川選手、近藤選手以外でなかなか点を取れませんし、二軍の選手は軒並み調子を落としている状況。
同じくセカンドを守る廣瀨隆太選手は打撃の状態が良いものの、先日守備でボーンヘッドがあった影響で2試合連続スタメンを外されてます。
つまり内外野どちらも守れる仲田選手がこれから猛アピールすれば、一軍の舞台でスタメン起用される可能性が高まるということです。
レギュラーを掴む選手はこういうチャンスを必ずものにします。
仲田選手はどうでしょうか。
コメント