8/31ホークス対マリーンズの一軍公式戦を見て思ったこと

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ホークス考察
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2024/8/31、福岡ソフトバンクホークスvs千葉ロッテマリーンズの一軍公式戦が行われました。

結果は4-1ホークスが勝ちました。

今回はこの試合の全体的な感想をホークス目線で振り返ります。

ホークス投手&野手も個別に取り上げます。

野手に関しては8月の一軍打撃成績も載せてます。

全体的な感想

スチュワート投手の好投に打線が応え、完璧な試合運びでホークスは勝利を収めました。

今季のホークスの強さはここにあります。

仮に有原投手で負けてもスチュワート投手がいる。

仮にモイネロ投手で負けても大関投手がいる。

大津投手がいる。

このように、先発陣の層が厚くなったことで大きな連敗をしなくなりました

今のチームの状態は良くもなく悪くもなくといった感じですが、このような連敗をしない形が常に作れると、ゲーム差もあるので優勝はまず固いです。

9月最初の先発はホークスが石川投手、マリーンズが種市投手。

ホークスとしては救援陣に無理をさせない起用が続いているので、勝ちパターンのヘルナンデス投手を連投させることは極力しないでしょう。

抑えの松本投手の登板はあるかもしれません。

つまり、この試合でホークスが勝つためには、石川投手が投手戦で投げ勝つ、もしくは大量得点差で勝つということが求められます。

ただ、現在種市投手の状態がすごく良いので、大量得点差で勝つというのは現実的ではありません。

カード勝ち越しは石川投手の投球にかかってます。

投手

スチュワート

スチュワート投手は7回1失点の投球でした。

全106球の内、ストライク69ボール37

印象としては初回を最少失点で乗り切れたのが大きい」です。

今回のスチュワート投手は、いきなり初回に1番藤原選手と2番藤岡選手の連続二塁打で先制を許す不安定な立ち上がりを見せました。

さらに1死から4番角中選手にもヒットを打たれ1死一三塁

ここでポランコ選手を一ゴロ併殺に打ち取れたのが非常に大きかったです。

その後はヒットを打たれる場面がありつつも、粘って抑えていきました。

スチュワート投手が今回良かった点は無駄な四球を出さなかったこと

ソト選手には6回に1つ出しましたが、結果的に四球はその1つだけです。

マリーンズ打線が粘って四球をもぎ取るということを把握していたからか、フルパワーで投げるというよりも出力は抑えめに制球重視で投げていました。

もしファイターズのようにブンブン振り回す打者が多いチームであれば、出力を上げて球威重視で投げていたでしょう。

出力が抑えめとはいっても150キロは出ていますし、他の投手と比べると当然球威はあります。

だから甘く入っても力で押し込みアウトが取れました。

最終回の7回は2死一二塁のピンチを作るものの、最後は小川選手を低めのカーブで空振り三振。

ここで踏ん張れるのが勝てる投手です。

ホークス入団後4年間は下積み

そして5年目の2023年にプチブレイク

さらに6年目の今季に本格的なブレイク

スチュワート投手のこの先が非常に楽しみです。

ヘルナンデス

ヘルナンデス投手は1回無失点の投球でした。

全14球の内、ストライク9ボール5

印象としてはスライダーを使っている時は良い状態ではない」です。

球のスピードは出ていました。

ただそのストレートで空振りが奪えませんでした

ストレートで空振りが取れないとなると、当然スライダーでタイミングを外しにかかります。

それで何とか三者凡退に抑えることが出来ました。

私の中でヘルナンデス投手の調子のバロメーターは「ストレートで空振りが取れるかどうか」

ほぼストレートしか投げないヘルナンデス投手のストレートで空振りが取れるということは、打者が差し込まれているということです。

そう考えると今回は調子があまり良くなかったです。

その分を制球力スライダーでカバーしました。

状態が良い時に抑えるのは当然で、大事なのはいかに悪い時に抑えることができるか

それができるのが一流投手です。

松本裕樹

松本裕樹投手は1回無失点の投球でした。

全27球の内、ストライク19ボール8

印象としては「抜けた変化球連発」です。

ポランコ選手には低めのフォークにうまく合わされましたが、これは気にする必要のないヒットです。

問題なのは2死一塁から中村選手に与えた四球

一打同点の形にしてしまいました。

1ボール2ストライクと追い込んでから高めに抜けた変化球を連発し投球になっていませんでした。

次の佐藤選手には4球連続ストレートでなんとか抑えることが出来ましたが、一歩間違えれば大事です。

野手

ホークス選手の8月一軍打撃成績がこちら。(2024/8/31時点)

<スタメン>

<スタメン外>

点を取られた直後の2回表に近藤健介選手が本塁打。

6回表には石塚綜一郎選手が勝ち越し2点タイムリー。

7回表には今宮健太選手が追加点となる本塁打。

非常に良い点の取り方です。

今回は初のヒーローインタビューとなった石塚選手に注目。

石塚選手は打席での姿勢が良いです。

ファーストストライクには積極的にスイングをかけてタイミングを合わそうと心掛けていました。

その姿勢が、3打席目のタイムリーに繋がったのかなと思います。

代打よりもスタメンで3~4打席見たいと思わせてくれます。

また、スタメンで一塁の守備に就いた際は、終盤に守備固めを使われることも多い石塚選手ですが、ファーストの守備はそんなに気にするほど悪くないです。

寧ろ見ていて安心感があります。

初回のポランコ選手の一ゴロの捌きもスムーズでした。

将来的には「捕手一本」で勝負する姿が見てみたいですが、内外野どこでも器用にこなすので「ユーティリティプレイヤー」として起用し続けたくもなります。

その決断はいつになるのでしょうか。

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