2024/8/18、福岡ソフトバンクホークス四軍対香川オリーブガイナーズの交流試合が行われました。
結果は3-2でガイナーズが勝ちました。(6イニング制)
今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手については8月の四軍打撃成績を載せています。
アピールできた若手選手はいたでしょうか。
投手
ハモンド
ハモンド投手は3回無失点の投球でした。
全60球の内、ストライク32ボール28。
印象としては「ある意味凄い」です。
2回までになんと5四球。
これで無失点に抑えるのはある意味凄いです。
1回2回はコースを意識しすぎて四球連発の投球になっていたので、3回はコントロールをアバウトにストライク先行の投球を心掛けていました。
結局、3回はオールストレートで真ん中に集まりつつも三者凡退。
理想は1回2回のようにコースを意識しながらも、3回のようにストライク先行の投球をすること。
二軍までの道のりはまだまだ長いです。
サルディ
サルディ投手は1回無失点の投球でした。
全12球の内、ストライク9ボール3。
印象としては「理想的な投球」です。
ハモンド投手が理想とする「コースを意識しながらストライク先行の投球」がサルディ投手は既にできています。
しかもストレートだけでなくカーブでもストライクが取れていました。
まだまだ出力や変化球の精度に課題はあるのかもしれませんが、今のままでも十分二軍では通用するのではないかと私は思います。
同い年の前田悠伍投手と匹敵するポテンシャルを持った将来のエース候補の今後に期待です。
水口創太
水口創太投手は1回無失点の投球でした。
全14球の内、ストライク7ボール7。
印象としては「空振りが欲しい」です。
水口投手のような長身から投げ下ろすタイプの右投手に求められるのは絶望感。
この投手が出てきたら無理だと相手に思わせなければなりません。
その絶望感を分かりやすく表現するなら空振り。
空振りを奪えば奪う程、絶望感に繋がります。
そういった意味では、まだ水口投手は絶望するレベルには達していません。
今回投げた14球の内、空振りはゼロ。
高めで空振りを取りにいったストレートでもバットに当てられました。
空振りを取れない分、コースを意識して投げていたのは良かったですが、その分四球を1つ出しました。
次回は水口投手に求められる投球を期待します。
星野恒太朗
星野恒太朗投手は0.2回3失点の投球でした。
全24球の内、ストライク10ボール14。
印象としては「かなり深刻」です。
今シーズンの三軍四軍投手の投球を追い続けているなかで、最も変化が少ないのが星野投手。
メンタルの弱さから来るのか、技術が足りないからなのか、ストライク先行の投球が難しい投手です。
今回も先頭打者に四球、そして二塁打で無死二三塁。
そこから暴投、四球、三ゴロ、暴投、右犠飛でサヨナラです。
二塁打を打たれたのは0ボール2ストライクからの3球目。
この一打でさらにストライクを投げ辛くなったような気はします。
野手
ホークス選手の8月四軍打撃成績がこちら。(2024/8/18時点)
<スタメン>
<スタメン外>
この試合で存在感を発揮したのは佐倉俠史朗選手。
1打数1安打2四球1本塁打1打点。
左中間の一番深くに飛び込む素晴らしい一発でした。
高卒1年目で、木製バットで、あそこに放り込めるのは限られた選手だけです。
将来的に非常に楽しみです。
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