2024/8/11、福岡ソフトバンクホークス対広島東洋カープの二軍公式戦が行われました。
結果は4-1でカープが勝ちました。
今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手は、ホークスの8月二軍打撃成績一覧と、注目選手を取り上げて紹介します。
現時点で一軍に上がりそうな選手は果たして誰でしょうか。
投手
板東湧梧
板東湧梧投手は5回3失点の投球でした。
全66球の内、ストライク52ボール14。
印象としては「球威が足りない」です。
今季始めからずっと言われていることですが今回も球威が出ていなかったです。
5回までに2本塁打。
しかも打たれたのは若手のホープ佐藤啓介選手と、まだ一軍で本塁打を打ったことが無い内野ユーティリティーの曽根海成選手。
曽根選手に高めのストレートを打たれるというのがまさに状態の悪さを表してます。
ただ状態が悪い中でも大崩れしないように、常にストライク先行の投球を出来ていたことはいつも通り素晴らしいです。
岩井俊介
岩井俊介投手は1回無失点の投球でした。
全12球の内、ストライク8ボール4。
印象としては「そろそろ一軍かも」です。
今回の岩井投手はいつもに比べると荒れてました。
球威はそこそこあったものの、細かい制球力はイマイチです。
ただ、そんな中でも無失点に抑えることが出来たのは良かったです。
現在、一軍では中継ぎ投手に少し疲れが見えます。
そろそろ岩井投手の力が必要になる時が来るのではないでしょうか。
田浦文丸
田浦文丸投手は1回無失点の投球でした。
全6球の内、ストライク5ボール1。
印象としては「準備万端」です。
前回登板の三軍戦を見ていても思っていましたが、田浦投手はもう準備万端です。
いつでもいけます。
今回はカープ二軍の下位打線と対戦したということもあり、6球という少ない球数で投球を終えることが出来ました。
ストレートの勢い、スライダーのキレが素晴らしく、チェンジアップを投げずに投球を終えました。
彼が後半戦のキーマンになりそうな気がします。
尾形崇斗
尾形崇斗投手は0.2回1失点の投球でした。
全22球の内、ストライク10ボール12。
印象としては「まだ不調から抜け出せてない」です。
尾形投手は素晴らしい球威を持っているのにボール球先行の投球になってしまっています。
前回登板の8/7マリーンズ戦を思い出しました。
打者との勝負ではなく、自分との勝負になっているので結果が残るはずがありません。
そういう時は試しに真ん中にストレートを3球投げ込んでみて欲しいです。
尾形投手のストレートであれば真ん中でも空振りが取れますし、それによって楽に投球することができるようになります。
真ん中に投げようと思っても真ん中に投げられないというのであれば、もうあとは尾形投手自身の技術面をどうにかするしかありません。
ここを乗り越えて大きな投手へと成長を遂げて欲しいです。
齊藤大将
齊藤大将投手は0.1回無失点の投球でした。
全7球の内、ストライク4ボール3。
印象としては「緊急登板」です。
8回は尾形投手が投げ切るものだと思われていた中での登板。
ただ、こういう回の途中での登板はよくあることなので、一切言い訳にはなりません。
今回は、2死一二塁で左打者の佐藤選手にスライダーをうまく打たれてタイムリーにされました。
ピンチの場面で左打者を確実に抑えるのが齊藤投手に最も期待されている役割なので、今回それが出来なかったのはかなり悔しかったはずです。
次回登板では好投を期待です。
野手
ウエスタンリーグのホークス選手8月打撃成績がこちら。(2024/8/11時点)
<スタメン>
<スタメン外>
この試合は特に野手で目立った選手はいませんでした。
その中で誰か1人を選ぶとするなら、井上朋也選手は存在感を放っていました。
途中出場で1打数1安打1四球。
8月の二軍打撃成績は11打席と打席数は少ないものの、打率.500,出塁率.727,長打率.667,OPS.1.394と素晴らしい数字が続きます。
この調子でアピールを続けていけば、また必ず一軍のチャンスは訪れます。
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