2024/7/26、福岡ソフトバンクホークス対くふうハヤテベンチャーズ静岡の二軍公式戦が行われました。
結果は5-1でホークスが勝ちました。
今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手は、ホークスの7月二軍打撃成績一覧と、注目選手を取り上げて紹介します。
現時点で一軍に上がりそうな選手は果たして誰でしょうか。
投手
大山凌
大山凌投手は2回無失点の投球でした。
全32球の内、ストライク22ボール10。
印象としては「来週が非常に心配」です。
大山投手は8/1楽天戦の一軍先発登板が濃厚。
ただ、そこに向けて不安を残す登板になってしまいました。
いきなり初回は先頭の増田選手に1ボール2ストライクと追い込んでから甘く入ったスプリットを捉えられ、センターオーバーの二塁打。
2番B.バスケス選手の犠打で打球を処理した際は、一塁への送球が少し逸れ、ファースト井上選手とバスケス選手が交錯する危険なプレーに。
1死三塁となって3番倉本選手の打球はイヒネイツア選手の見事な反応でショートゴロ。
4番西川選手には初球の真ん中ストレートで空振りを奪うも、その後ストライクが入らず四球。
5番福田選手は外のストレートでセカンドゴロ。
結果的に無失点で終えれたのは良かったですが、決して良い内容とは言えません。
2回も1死一二塁から結果的に無失点に抑えることが出来ましたが、全体的にボールが真ん中から高めに集まり、安定感は感じませんでした。
ここからどう修正してくれるのかは楽しみで、当然不安もあります。
石川柊太
石川柊太投手は6回無失点の投球でした。
全76球の内、ストライク50ボール26。
印象としては「石川柊太投手らしさ全開」です。
6回を投げて打たれたヒットは、仲村選手が高めに浮いたカーブを捉えた1本だけ。
そこだけ見ると、素晴らしいです。
ただ与えた四球は3つ。
そしてその内、2つは先頭打者に与えたもの。
結果的に無失点で抑えることができたので良かったですが、こういう投球を見せられると首脳陣の評価は難しいです。
次回登板では粘って四球をもぎ取ろうとしてくる打者に対しても、ストライクゾーンで勝負できるかに注目です。
鍬原拓也
鍬原拓也投手は1回1失点の投球でした。
全11球の内、ストライク7ボール4。
印象としては「中継ぎにしては失投が多い」です。
先頭打者の福田選手に対する初球のストレートと、次の平湯選手に対する初球のストレート。
どちらもど真ん中のストレートでした。
結果的に福田選手にヒットを打たれましたが、こういう球は極力減らしていきたいです。
仲村選手にタイムリーを打たれた球は外角高めのストレート。
これは2ボール1ストライクの打者有利カウントで、ストレートを張ってストレートが来たからうまく捉えられたという風に捉えるべきだと思います。
この球を反省するというよりも、それまでにカウントを整えられなかったことを考えるべきです。
次回登板では好投を期待です。
野手
ウエスタンリーグのホークス選手7月打撃成績がこちら。(2024/7/26時点)
<スタメン>
<スタメン外>
今試合で一番存在感を放ったのは佐藤直樹選手
打撃では5打数3安打3打点の大活躍。
守備では9回にライトゴロを狙い肩で魅せました。
外野手の層は非常に厚く、現在は正木智也選手がレギュラーの一角を掴もうとしているところなので余計に出場機会は狭くなっています。
代打でも代走でも守備固めでも、どこでもハイパフォーマンスが出せる準備をすることが求められます。
桑原秀侍選手は今季二軍戦初ヒット。
おめでたいことですが、7月の三軍戦での無双ぶりを考えるとまだまだこんなものじゃありません。
彼は来年の支配下登録に向けてかなり燃えていると思うので、その気持ちをプレーに乗せて今季を完走してほしいです。
最後まで二軍戦に出場し続けたら、来年の春季キャンプではA組に呼ばれているはずです。
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