2024/7/16、福岡ソフトバンクホークスvs千葉ロッテマリーンズの一軍公式戦が行われました。
結果は4-1でホークスが勝ちました。
今回はこの試合の全体的な感想をホークス目線で振り返ります。
ホークス投手&野手も個別に取り上げます。
野手に関しては7月の一軍打撃成績も載せてます。
全体的な感想
今試合全体を振り返った時に有原投手でしか勝てない試合だったなと思います。
大津投手、モイネロ投手、大関投手で3連敗中のチーム。
今試合では1回2死一三塁、2回無死一二塁、3回2死一二塁という絶好のチャンスを作りながら活かせない。
非常にタフな投球を要求されました。
そんな中でチームを勝利に導いた有原投手は、やはりホークスのエースです。
もしこの試合を落としていたら、考えたくもないですが「長期連敗」という可能性もありました。
こういうチーム状況が悪い時こそ、エースの存在感が際立ちます。
7/17の先発はホークスが大山投手、マリーンズが高野投手。
今カードでの3連敗は無くなったので、大山投手には伸び伸びと投げてもらいたいです。
投手
有原航平
有原航平投手は7回1失点の投球でした。
全109球の内、ストライク70ボール39。
印象としては「エース」です。
有原投手は「流れを感じさせない」投球をしてくれます。
味方が点を取っても取らなくても、流れが良くても悪くても、投球は全く変わりません。
淡々と投げ、抑えても感情が少ないので、有原投手だけ別空間にいるように錯覚します。
こういった落ち着きがチームに安心感を与えるのでしょう。
ヘルナンデス
ヘルナンデス投手は1回無失点の投球でした。
全13球の内、ストライク10ボール3。
印象としては「三者連続三振」です。
ヘルナンデス投手は三振以外での打ち取り方を知らないのでしょうか。
今試合終了時点で奪三振率は驚異の16.20。
しかもほぼほぼストレートしか投げないでこの数字です。
相手打者は当然ストレートを張って打席に入っているにもかかわらず、それを凌駕するストレート。
チートレベルです。
松本裕樹
松本裕樹投手は1回無失点の投球でした。
全7球の内、ストライク7ボール0。
印象としては「3点差が心の安定剤」です。
松本投手は今試合が始まるまで2試合連続セーブ失敗中で気分としてはあまり良くなかったと思います。
投げてる球は決して悪くない、寧ろ150キロ台後半の球を連発して最高に素晴らしい球を投げていたのに失投を捉えられて失点。
このパターンです。
守護神だから守護神らしい投球をしなければと思って力が入りすぎていたのではないでしょうか。
今回は守護神だからと変に力を入れすぎるのではなく、自然体でいつも通りの投球を心掛けているように感じました。
それができたのも3点という点差が大きいです。
このような投球を次回は1点差の展開で披露してもらいたいです。
野手
ホークス選手の7月一軍打撃成績がこちら。(2024/7/16時点)
<スタメン>
<スタメン外>
今試合で存在感を発揮したのは山川穂高選手と吉田賢吾選手。
山川選手は4打数3安打2打点。
タイミングが合っており、常に打ちそうな雰囲気を醸し出していました。
このような打撃が増えてくると、必然的に本塁打量産体制に入ってきます。
やはりエースが投げて4番が打つのが鉄板です。
吉田選手は3打数2安打1打点。
初めて2番打者としてスタメン起用された試合でいきなり結果を残しました。
1打席目にあったインコースの厳しい球を曲芸打ちで逆方向に運ぶ吉田選手ならではのヒットは二軍ではお馴染みです。
私が2024年度春季キャンプが始まる前に考えていた「2024年度ホークス打線の軸」の中に吉田選手の名前がありました。
彼の持っているポテンシャルは相当高いです。
首位打者、打点王等、将来的に何かしらのタイトルを狙える存在だと思ってます。
もちろん山川選手と吉田選手以外も、2回の正木智也選手の粘っての四球や3回の今宮健太選手のファインプレー等見所はたくさんありました。
今宮選手と正木選手はチーム初得点を記録した5回にヒットを放っていたので影のヒーローでもあります。
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