2024/6/29、福岡ソフトバンクホークス四軍対愛媛マンダリンパイレーツの交流試合が行われました。
結果は10-4でパイレーツが勝ちました。
今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手については6月の四軍打撃成績を載せています。
アピールできた若手選手はいたでしょうか。
投手
松本晴
松本晴投手は1回無失点の投球でした。
全20球の内、ストライク14ボール6。
印象としては「復帰登板」です。
久し振りの実戦登板を何事もなく投げ終えることができたのがまず良かったです。
パッと見た感じだと、投球フォームが少し変わっているような気がしました。
今までは真っすぐ立って投げていたのが、今回は少し前傾しながら投げているようなイメージです。
色々試している最中なんだろうなと思います。
全体的に球は高めに集まってはいましたが、ファールや空振りが取れて球の強さはありました。
次回登板に期待です。
岡植純平
岡植純平投手は3回8失点の投球でした。
全71球の内、ストライク44ボール27。
印象としては「球威が足りない」です。
コースが甘いとかいろいろな要因があるとは思いますが、投げた回全てで失点していることを考えると、単純に「実力不足」ではないかと思います。
低めのストレートを流して本塁打にされたり、タイミングを外したいカーブを簡単に捉えられたりと投げる球が無かったです。
アウトになる打球も力強い当たりばかりでした。
まずは真ん中のストレートでファールが取れるぐらいの球威を身につけたいところです。
水口創太
水口創太投手は2回2失点の投球でした。
全35球の内、ストライク19ボール16。
印象としては「球威が足りない」です。
水口投手も岡植投手と同様、捉えられる場面が多かったです。
特に回跨ぎした6回は外のストレートをセンターへの本塁打にされました。
ストレートで空振りを1球も奪えなかったところも気になります。
水口投手は今年大卒2年目ながら年齢的には大卒3年目のシーズン。
勝負をかける年です。
村上舜
村上舜投手は2回無失点の投球でした。
全19球の内、ストライク9ボール10。
印象としては「相手に助けられた」です。
村上投手の投球を常日頃から見ている方からすれば、攻略法は分かっているはずです。
「バットを振らない」
これが得点できる最善の方法です。
勝手に四死球で崩れます。
ただ今回の対戦相手は村上投手が助かることをたくさんしてくれました。
バントをしたり、ファーストストライクを打ってアウトになったり、三塁走者が藤田捕手の牽制でアウトになったり。
NPB投手から結果を残したいという気持ちが空回りしたのかなと思います。
村上投手の球は強いので、ストライクゾーンに投げれば抑えることができます。
今後もそういった気持ちで投げてもらいたいところですが、村上投手の制球力は気持ちでなんとかできるレベルの問題ではありません。
毎回同じような投球内容なので技術を上げていく必要があります。
村上投手は高卒5年目で大卒1年目と同じ年。
そろそろ結果を残さないと来季の契約が危ないです。
野手
ホークス選手の6月四軍打撃成績がこちら。(2024/6/29時点)
<スタメン>
<スタメン外>
打撃で最もアピールしたのは山下恭吾選手。
3打数2安打1四球1本塁打2打点の活躍でした。
特にレフトへの本塁打は完璧でした。
ホークスは遊撃手のバックアップが足りていません。
もし今宮健太選手や川瀬晃選手が戦線離脱したら、他球団とのトレードを含めていろいろと考えることになるだろうと思います。
もしそのような事態が起きた時に、名前が挙がる存在になっていれば、支配下登録という可能性も十分考えられます。
攻守で高いレベルを見せ続けなければならないので、一瞬も気は抜けません。
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