6/23ホークス対マリーンズの一軍公式戦を見て思ったこと

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ホークス考察
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2024/6/23、福岡ソフトバンクホークスvs千葉ロッテマリーンズの一軍公式戦が行われました。

結果は6-6の引き分けでした。

今回はこの試合の全体的な感想をホークス目線で振り返ります。

ホークス投手&野手も個別に取り上げます。

野手に関しては6月の一軍打撃成績も載せてます。

全体的な感想

今回の試合は本当にいろいろありました。

このプレーがなければ、このプレーがあったから。

いろいろありすぎて語り切れないぐらいです。

ただその話は一旦置いといて、ホークスがなぜ引き分けに持ち込めたかという部分に焦点を当てます。

つまり、今試合のヒーローについてです。

私の中での答えは1つ。

6/22大津亮介投手の投球です。

8回1失点の投球で勝利を呼び込んだだけでなく、津森投手、ヘルナンデス投手、松本投手といった勝ちパターンを温存することが出来ました。

6/21の試合では津森投手、ヘルナンデス投手、松本投手、杉山投手が登板していたため、もし6/22にも登板していたら、6/23は3連投になるので物理的に投げさせることはできませんでした

津森投手、ヘルナンデス投手、松本投手が投げなくても引き分けに持ち込めたかもしれませんが確率の問題です。

大津投手の力でもぎ取った引き分けといっても過言ではありません。

ホークスは1日休みを挟んで火曜日からはオリックス3連戦

まずは初戦のエース有原投手に勢いを作ってもらいましょう。

投手

モイネロ

モイネロ投手は6回3失点(自責点1)の投球でした。

全114球の内、ストライク78ボール36

印象としては「先頭打者に対して慎重」です。

今回のモイネロ投手は良い時と悪い時がはっきりしていた印象です。

良い時は3回4回。

悪い回は1回2回5回6回。

そして悪い回の特徴としては先頭打者に対して慎重に投げすぎる傾向がありました。

普段のモイネロ投手だったらどんどんストライクゾーンに投げ込んで投手有利のカウントから勝負していたのが、制球が定まらずにボール先行になってしまう場面が見られました。

それで結局ストライクを取りにいった球を打たれたり、ストライクを取りにいけずに四球を出したりしました。

1回の先制された場面は不運な当たりが連発した中での失点だったのであまり気にする必要は無いと思います。

6回の2失点もエラー絡みの失点だったので気にする必要は無いと思います。

それよりも5回先頭の友杉選手に四球を与えたことの方が問題です。

岡選手の肘出し死球で走者を溜めたものの、最後は廣瀨選手のファインプレーで無失点

結果的にゼロで抑えたので良かったですが、あの打球がもしセンター前に抜けていたら、あの「四球」が敗因になってました。

悪いなりにも6回3失点でまとめるあたりは流石なので、次回登板でも期待です。

津森宥紀

津森宥紀投手は1回無失点の投球でした。

全11球の内、ストライク7ボール4

印象としては「足が心配」です。

いつも通りテンポの良い投球で抑えたので、投球内容としては問題ありません。

ただ、ソト選手の打球が津森投手の足に直撃したのが心配です。

その後も投げられたので良かったですが、もしかするとアドレナリンが出て痛みを感じなかった可能性もあります。

次回登板でも元気に登板してくれることを願います。

松本裕樹

松本裕樹投手は1回無失点の投球でした。

全20球の内、ストライク14ボール6

印象としては「真っすぐゴリ押し」です。

松本投手といえば、多彩な球種があってその上で極上のストレートがある素晴らしい投手ですが、今回は変化球をあまり使いませんでした。

どんどん自慢のストレートで押していきました。

そのストレート中心の配球で2つも三振を奪うから流石です。

おそらくロッテの打者もストレートを投げられすぎて、そろそろ変化球が来るという読みをしていたでしょう。

その逆を突いた形です。

オスナ

オスナ投手は1回3失点の投球でした。

全19球の内、ストライク12ボール7

印象としては「打った方を褒めるしかない」です。

最後ソト選手に打たれた外角のストレートは決して悪い球ではありません。

当てただけのような打球がぐんぐん伸びてライトホームランテラスに吸い込まれていきました。

この本塁打は仕方ないとして、問題なのは藤岡選手に対する四球です。

2球で簡単に追い込んでから4球連続ボール

ソト選手やポランコ選手に比べて本塁打の確率が低い打者なのでもっとゾーン内で勝負してほしかったです。

オスナ投手の状態としてはここ最近良いので、次回登板では素晴らしい投球を期待してます。

ヘルナンデス

ヘルナンデス投手は1回無失点の投球でした。

全18球の内、ストライク11ボール7

印象としては「粘り勝ち」です。

髙部選手には10球投げさせられ、中村選手にも3ボール1ストライクのカウントまでいきました。

このタフな状況で四球を出さなかったというのが素晴らしいです。

完全に打者としては四球狙いの打席でした。

球の質はいつも通り最高です。

ストレートだけで勝負できます。

藤井皓哉

藤井皓哉投手は1回無失点の投球でした。

全22球の内、ストライク14ボール8

印象としては「ストライクゾーンのフォーク」です。

岡選手には外のストレートをうまく打たれ1死二塁。

このピンチを何とか抑えました。

今回は岡選手にも小川選手にもポランコ選手にも、低めのボールゾーンのフォークボールを見切られていました

良い所に投げ切っても振ってくれなかったのでおかしいなとは感じていました。

低めのゾーンは捨てているのか、それともフォークという球種を捨てているのか。

ただ、低めのゾーンを捨てているなら岡選手や小川選手が低めのストレートに手を出さなかったと思うのでその可能性は低くなります。

そこで意図的に海野捕手は、ポランコ選手に対してカウント球でストライクゾーンのフォークボールを要求しました。

ストライクからストライクのフォークです。

結構勇気がいる配球でしたが、藤井投手もしっかり低めに投げ切り追い込むことが出来ました。

追い込んだ後は自慢のフォークボールで空振り三振。

完璧です。

長谷川威展

長谷川威展投手は1回無失点の投球でした。

全11球の内、ストライク8ボール3

印象としては「低めの意識」です。

あの変則な投げ方でコースにきっちり投げ切られると左打者は厳しいです。

右打者の愛斗選手にはカウント球をうまく打たれましたが、その他の左打者には自分の打撃をさせませんでした。

最低限低めの意識は忘れずに、長打を打たれないことは意識していたと思います。

12回に長谷川投手がまだ残っていることがホークスの強みです。

野手

ホークス選手の6月一軍打撃成績がこちら。(2024/6/23時点)

<スタメン>

<スタメン外>

<投手打撃成績>

初回には先制を許した直後に1番周東佑京選手2番今宮健太選手2人でたった3球で同点。

すぐに追いつけたのは大きかったです。

今宮選手は逆方向に打球を飛ばして最低限走者を進める意識を持ちながらのタイムリーでした。

4回の一時勝ち越しとなる5番近藤健介選手の本塁打は素晴らしいです。

ただ、NPB最強打者に対する配球では無かったなと感じます。

近藤選手に対しては、基本的に四球を念頭に置きながら勝負すべきです。

廣瀨隆太選手は5回にセンターに抜けそうな打球をダイビングキャッチからの素早い送球でモイネロ投手を救いました。

今試合のベストプレーです。

6回には今宮選手のフィルダースチョイスと共に悪送球をしてしまいましたが、あれはなかなか難しい所です。

今宮選手が確実に一塁でアウトを取っていたら、廣瀨選手焦って手で取り送球することも無かったのではないかなと思います。

あのタイミングで投げても間に合わないということで、「投げない」という選択をするのもアリだとは思いますが、一瞬でその判断をするのは難しいです。

7回の9番佐藤直樹選手の2点タイムリーはお見事でした。

6番正木智也選手がバントを失敗し、重い空気が流れる中で7番甲斐拓也選手がヒットで繋ぎ、8番廣瀨隆太選手が2ボールから大好きな高めのコースを捉えきれずに回ってきた打席。

ここで打つか打たないかは試合の流れからしても非常に大きな場面でした。

その後にバント失敗や牽制死があったので反省点はあるものの、あの一本が無ければ負けていたと思うと素晴らしい働きをしました。

コメント

  1. より:

    リクエストです。
    ホークスのキャッチャー勢についてのまとめが見たいです。
    特に2〜3軍にいるキャッチャー(渡邉とか石塚とか牧原とか)はキャッチャー以外も守ってるようですし、それぞれの個性や序列(?)がいまいち分からないです。
    よろしければお願いします🤲

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