2024/5/19、福岡ソフトバンクホークス対広島東洋カープの二軍公式戦が行われました。
結果は4-2でカープが勝ちました。
今回はこの試合で登板したホークス投手に注目していきます。
野手は、ホークスの5月二軍打撃成績一覧と、注目選手を取り上げて紹介します。
現時点で一軍に上がりそうな選手は果たして誰でしょうか。
投手
前田悠伍
前田悠伍投手は4回無失点の投球でした。
全65球の内、ストライク45ボール20。
印象としては「順調そのもの」です。
前回登板となった5/8ベンチャーズ戦では、51球を投げ4.2回1失点。
そして今回は65球。
順調に球数を増やしている段階です。
次回は80球が目処になるのでしょうか。
また、ただ球数が増えているだけでなく内容も良いです。
ストレートの球速は130キロ台から140キロ前半でしたが、空振りを奪う場面もありました。
球速以上に速く感じるような球質です。
ストレートを意識させることができれば、当然チェンジアップも効いてきます。
一軍の実績十分の堂林翔太選手からは、そのチェンジアップで空振り三振を奪いました。
四球はゼロでバラつきは少なく、とても高卒1年目とは思えません。
中村亮太
中村亮太投手は2回4失点の投球でした。
全37球の内、ストライク24ボール13。
印象としては「真ん中に集まる」です。
左投手の前田投手からのスイッチだったので、目先を変えれるという意味では中村投手にとって良い効果をもたらすと思っていました。
ただそんなこともありませんでした。
中村投手がこれでもかという程、甘い所へ投げ続けたからです。
今回は回跨ぎをするということで、ストレートの球速は140キロ前後に抑えて投球していました。
その球威で真ん中に投げたら打たれるのは当然です。
6回は修正してゼロに抑えることができたので良かったですが、中村投手は7月までに支配下登録を掴み取らなければならない投手。
このままだと非常に厳しいです。
フェリックス
フェリックス投手は1回無失点の投球でした。
全14球の内、ストライク9ボール5。
印象としては「ストレートを打たれた」です。
フェリックス投手といえば、最速160キロの速球が持ち味の投手。
ただ今回は制球を意識して150キロに届かないストレートを投げました。
そしてそのストレートをいとも簡単に捉えられました。
三軍戦ではそれでも抑えられますが、二軍だと厳しいということが今回の投球を通じて分かります。
ただ、四球を出さなかったことは成長です。
今後は制球を意識しつつも、いかに出力を高く保てるかを突き詰めていく必要があります。
大城真乃
大城真乃投手は1回無失点の投球でした。
全10球の内、ストライク6ボール4。
印象としては「第2の長谷川威展」です。
投球内容については特に触れる必要が無いほどに、常に安定した投球を披露しています。
長谷川威展投手がいなかったら、今頃支配下登録されて一軍で投げていたでしょう。
左の中継ぎは現在、長谷川投手とヘルナンデス投手の2名で回している状況ですが、正直何名いても困りません。
田浦文丸投手の状態も気になるところですが、それでもたった3名。
左の中継ぎの層を厚くするための支配下登録は十分考えられます。
ホークスは右の中継ぎが非常に強力なので、そこに勝っていかなければならない難しさもあります。
7月までに抜群の成績を残し続け、支配下登録を掴み取ってほしいです。
大城投手は今年で22歳の若い投手なので、一軍のブルペン陣が安定していれば、来シーズン以降に満を持しての支配下登録も十分考えられます。
野手
ウエスタンリーグのホークス選手5月打撃成績がこちら。(2024/5/19時点)
井上朋也選手が4打数2安打。
ウォーカー選手が4打数2安打。
吉田賢吾選手が4打数1安打1本塁打2打点。
今試合では、3選手がバットでアピールしました。
特にウォーカー選手は5月10日以来のヒット、吉田選手は5月11日以来のヒットでホッとした気持ちは大きかったでしょう。
現状だと内野手は井上朋也選手と廣瀨隆太選手。
外野手は佐藤直樹選手が頭一つ飛びぬけています。
野手を一括りで考えると佐藤直樹選手です。
次に一軍昇格するのは誰になるでしょうか。
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